2012年02月23日

苺カーディガン

先日読みましたコミックの感想です。
羽のある子と…
□トラにツバサ(1)
■モロやんさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日『けいおん!!』のDVDなどとともに購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスではございますけれども、こちらは「つぼみシリーズ」という独立したレーベルとなっております。

内容としましては、ある特別な事情を持った女の子が高校生活を送られるお話、となるでしょうか。
主人公の山下さんは背の高い(カバー下の身長表によると178cm…)、そしてかなり穏やかでいい子で天然な性格をされていらっしゃると思われる女の子…ちなみに名前はまだ確認できません(基本的に登場人物は全員お名前を確認できません…/何)
この山下さんは孤児院出身なのでございますけれども、どうやら中学生時代までは学校に通っていらっしゃらなかった模様…それは彼女の身体にある秘密がございまして、それを隠すためなのでございました。
その秘密というのは、彼女の背中には小さな羽が左側にだけ生えている、ということ…物語冒頭の説明によれば人にはそれぞれ「ギフト」と呼ばれる特別なものを一つ持っていて彼女の羽もそれだというのでございますけれど、この説明って孤児院のシスターさんが彼女を特別視しないためにされた説明な様な気もいたしますし、本当のところはよく解りません。
その様な山下さんでございますけれど学校に通って友達を作りたい、という気持ちがあった様子で、羽を誰にも見られない様にするとの条件で高校へ入ることができることになりました…ちなみに一人暮らしでございます。
…設定だけ見ますと暗めに感じられますけれど、彼女の性格などもありお話は全体的に明るい雰囲気でした様に感じられましたかも?

高校へ通える様になった山下さんでございますけれど、ちょっと小心者で驚きやすい性格も災いしてかなかなかお友達を作ることができません。
その様なある日、ひょんなことから自分の背中…つまり羽を写真に収められてしまう、という大変なことになってしまいました。
その写真を撮ったのは新聞部所属の虎嶋さんというクラスメイトでもあるらしい子…無口で無表情の、やや鋭い目をされた、でも背は低め(らしいのですが153cmあれば十分では…?)の女の子でございます。
その日以来虎嶋さんは山下さんを付け回してきまして、その真意の解らない山下さんは怯えるばかり…。
さらにはその新聞部の部長さんが山下さんを脅迫してきたりもするのですけれども、虎嶋さんの真意はけっして脅迫などではなくって、ただ純粋に山下さんとお友達になりたい、ただそれだけでございました。
虎嶋さんも虎嶋さんで表情などから勘違いされやすいもののいい子なわけで、お二人がお友達になってみよう、というところでこの巻は終わりでございました。

羽の秘密を知っているのはその虎嶋さんの他に、彼女の撮った写真を見て知ってしまった部長さんなのでございますけれど、こちらは美人さんではございますけれどなかなか性格の悪いかたのご様子…。
その他登場人物は結構いらっしゃるのですけれど、個人的に気になりますのはほわほわ穏やかな雰囲気を出した、皆さんからオジョーさんと呼ばれている子でございましょうか…その雰囲気ももちろんとても大好きなわけでございますけれど、さらに百合な妄想が大好きなのですからよろしいものでございます。

ちなみに今日の日誌のタイトルは、このコミックに収録されております、でも上のお話とは全く関係のない読み切りのお話からでございます。
こちらは引っ込み思案な女の子と先生とのお話でございまして、百合的には淡いものが感じられるくらいではございますけれどもよいお話でございます。

イラストは悪くございません…独特のかわいらしさがございます。
百合的にはいかがでございましょう、メインのお二人はまだお友達になったばかりでございますけれども、上で書きました様に百合な妄想をされるかたがいらっしゃったり、また部長さんは色々な女の子を手にかけてしまっておられます(何)
ともあれ、メインお二人の子がかわいらしくなかなかよいお話…まだお友達になられたばかりでございますけれど、今後どうなっていくでしょうか(部長さんの魔の手からは逃れられるのか…/何)


とっても大好きな、でも最近はお会いできない日々が続いてさみしゅうございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたもしていらっしゃいます『セブンスドラゴン2020』のほうは昨日も台場へ続く地下道でのんびりレベル上げ…ということでやはり特筆すべきことは何もなかったりいたします(何)
でも、あのかたの動静も解らない今、そう急ぐ理由は何もございません、よね…オーヴァ。
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