□ご注文はうさぎですか?(1)
■Koiさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日『けいおん!!』のDVDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうに感じられましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としましては、喫茶店で働く女の子たちを描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台は一応日本ではありそうながら、ずいぶん欧州な雰囲気の町並みなところ…主人公のココアさんこと保登心愛さんはその町にある高校に通うためにそこへやってきた女の子でございます(作中で皆さん愛称で呼び合っておりますのでこちらでもその表記で…)
その素敵な雰囲気の町を散策中、ふと気になり立ち寄ったのがラビットハウスという喫茶店…偶然にもそこが、高校生活を送る際に下宿をすることになっていた場所でもございました。
その高校の方針としまして、下宿をさせてもらう代わりにお家のお仕事を手伝う、ということがございまして、ココアさんはその喫茶店で働くことにもなりました。
そのココアさんは雰囲気としましてはかなり天然そうな雰囲気で下宿先の女の子やもふもふしたものへの抱きつき癖のございます、この作品と同時に最終巻を購入いたしまして以前アニメ版を観ております『けいおん!』の唯さんの様な雰囲気かもしれません?(でも理系はものすごく得意とされているという意外な面があり…反面文系は壊滅的でございます)
その喫茶店では夜にそこでバーをしているという渋い父親の13歳になる娘さんが店番をしていらっしゃいまして、その子がチノさんこと香風智乃さんでござます。
年齢相応の身長をされたかわいらしい、でもちょっと無表情な気もいたします、しっかり者の女の子…ココアさんに懐かれてしまわれましたりと、上で触れました『けいおん!』の梓さんの様な雰囲気もございます子かも?(言葉遣いが「〜です」ですし…でも個人的には梓さんよりも、このアサミーナさんとかなさまの物語のかなさまが思い浮かびましたかも…)
チノさんの頭には毛玉の様なうさぎ、ティッピーが勤務中にはずっと乗っているのでございますけれど、どうやらこのうさぎには彼女の祖父が乗り移っている様子で普通にしゃべれたりもしてしまいます…でも今のところはチノさん(と父親)以外には誰にも気づかれていらっしゃらなそうです?
ラビットハウスにはチノさんの他、ココアさんがやってくる前からアルバイトをしていらっしゃる子として、ココアさんより1つ年上のリゼさんこと天々座理世さんがいらっしゃいました。
このかたは髪をツインテールにしておりますけれどツンデレというわけではなく一見クールでかっこいい雰囲気をされたかたでございますけれど、発言の節々に一般の常識とは少し違うところが見受けられます。
どうもご実家のほうが危ない職業か何かをしていらっしゃるのでしょうか…妙に軍隊の中で育ったかの様な雰囲気がございます?(ご実家で匍匐前進の訓練をされたりしていらしたそうでございますし…)
その喫茶店で働く子はその3人なのでございますけれども、その他、まずはココアさんのクラスメイトで同じ町にある甘味処である甘兎庵というお店の看板娘さんの宇治松千夜さんという子がいらっしゃいます。
この子は和服のよく似合うほんわかとしたよき雰囲気を出した子なのでございますけれども、ちょっと天然さんといいますか、他のかたとはずれていらっしゃるところがあるご様子…?
もうお一人は、やはり同じ街にある喫茶店のフルール・ド・ラパンで働いていらっしゃるシャロさんこと桐間紗路さん…リゼさんと同じ学校に通う後輩さんでもございまして、そのリゼさんに憧れていらっしゃる様子でございます。
成績優秀でちょっとツンデレなところのある、そしてどうやらカフェインを摂取するとお酒を飲んだかの様に酔ってしまわれその際にはココアさんの様になってしまうという子でございます。
その雰囲気や通っている学校から真実を知る千夜さん以外の皆さんからはお嬢さまだと思われておりますけれど、実はとても貧乏だという子で、お嬢さま学校に通っているのは成績優秀なため学費が免除されているというこの彩菜さんの物語の彩菜さんと同じことだといいます。
…何だか妙に私の物語に通じるキャラクターがいらっしゃいます…と、かなさまはとっても大好きでご無事を願っておりますあのかたの持ちキャラさんでございますけれども。
お話はその様な女の子たちの、喫茶店の風景を交えた微笑ましい日常を描いていらっしゃいます。
喫茶店のお話といえばまず真っ先に以前読みました『飴色紅茶館歓談』が思い浮かびますけれど、作品全体から流れる落ち着いた、それに登場人物たちの微笑ましい雰囲気はそちらにも通じるものがあるかと思います。
でも『飴色』は登場人物がどちらかというと大人な雰囲気でございますけれども、こちらは子供っぽいかわいらしさが先行しておりまして、それはそれでももちろんよろしいものでございます…個人的にはチノさんが大好きでございましょうか。
喫茶店のお仕事に関する描写も案外(何)しっかり描かれているかと思われますよ?
…ちなみに、目次はカバー下の裏表紙…メニュー表風にして書かれております。
イラストは悪くございません。
百合的にはチノさんを愛でるココアさんやリゼさんを慕うシャロさんなど、そこはかとなくは感じられますかと思われます。
ともあれ、こちらはなかなかよい雰囲気のお話…チノさんの祖父がどうしてあの様なお姿をしているのかは少し不思議になりますけれど、それ以外は日常のお話となります…?
…やはりここ数ヶ月のきらら系な第1巻な作品は良作多く、とても嬉しいことでございます(その全てがきちんと続刊を出してくだされば…)
ゲームのほうは、上でも触れましたあのかたのご無事を願って、かつてあのかたにお勧めをしていただけました良作の一つで以前しております『マイソロ3』のほうを、ほんわかほわほわしたかたなアサミーナさんを主人公にしてのんびり…なのですけれど、ちょっと強化アイテムが不足していることもあり、4周め移行前にそれを集めておきたくって、ひとまずアサミーナさんへ移行できるのを楽しみにしながら、エリノアさまで剣士系職業のレベルを144(上位版レディアント装備の装備できるレベル)まで上げつつそのアイテム、針を集めることにいたしました。
その敵の現れるところで経験値+200%upの効果の得られる称号などをつけておきますと結構はやくレベルが上がり、また他の皆さんもそれなりに上がりますので(称号の効果が得られるのは主人公のみ…)、アサミーナさんへ移行する前に皆さんを少しだけ強くしておく、という意味もあるでしょうか。
はやくアサミーナさんにしたい、という気持ちはありますけれど、でもこの作品をするのに急ぐ理由は全くございませんので、のんびりとまいりましょう。
…何だかヒスイさんが使い勝手もキャラクターとしても、むしろコハクさんよりいいのではと思えてしまったりするのはおかしいです…?(何)
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