□たたかうおんなのこたち(1)
■かつまたかずきさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.6)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★☆☆(3.1)
こちらは過日『ヒーローズファンタジア』などとともに購入をしましたもので、とっても大好きなあのかたがご購入されておりましたことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『ねこみみ学園よろずや』と同じものとなる様子でございます。
内容としましては、タイトルどおり戦う女の子たちを描いた4コマとなりますでしょうか。
といいましても皆さんが相争うわけではなくって、何かと戦う職業(?)をしていらっしゃる女の子たちを集めた、というもの…ちなみに作者さまの趣味か(何)皆さん10歳くらいらしいちみっこの女の子になっております。
主人公はるるはさんという神社の娘さんで巫女な女の子…日々妖怪や悪霊をお祓いしていらっしゃいます(その様なものは都市伝説だとか妄想の産物だとか皆さんに言われてしまっておりますけれど、漫画ですからよろしゅうございますよね/何)
ちょっとのんびりした雰囲気のあるいい子なのでございますけれども、いい子すぎるがゆえにいじられ役に回されることが多いです…でも怒らせたりすると一番怖い存在になりかねないご様子です?(母親の雰囲気を受け継いでいる模様…)
他の皆さんについて、まずは魔物などと戦う魔法少女のミントさん…本名は違うそうなのでございますけれども、まだ名乗っていらっしゃらない気がいたします?
火力重視の魔法を使う子で、またツンデレの気配が見えるだけでなく、ちょっと変態気味なところのある子かも…良くも悪くも、この作品で一番目立つ存在かもしれません?(騒動の発端はこのかた、ということも多いですし)
宇宙人と戦う宇宙刑事のフィナさんはちょっと大人っぽい雰囲気を感じさせる、こちらは地球のかたではないご様子でしょうか。
皆さんの中では一番胸も大きなかたなのでございますけれど、同時に一番目立たない存在となってしまっていて、以前アニメ版を観ております『ゆるゆり』のあかりさんの如く作中ではよくそのことがネタにされてしまっております。
るるはさんと同じく悪霊などと戦うシスターのアリエッタさんは無口で無表情なタイプの女の子ですけれど、口を開くと結構毒舌でございます。
戦う対象物がるるはさんとかぶることもあり、そのあたりが結構ネタにされ…ちなみにるるはさんのお家でホームステイされております。
その様な皆さんのライバルキャラとして登場したわけではなさそうな(何)魔王のリングリーテさんは世界征服のために魔界からやってきた子でございます。
でも、正直にいって登場人物で一番弱いちょっと不憫な子…でも、るるはさんと並んで作中ではいい子なのかなと思います(世界征服をしにきた魔族がいい子とか、以前読みました『こあくまメレンゲ』もそうでございましたっけ…ちなみにリーテさんもまたるるはさんのお家に居候しており、アリエッタさんとるるはさんの争奪戦をしております)
最後は世界の調和を見守る存在として現れた竜姫のエルトリゼさん…こちらは一種の龍神となる様子で、本気を出せば以前しております『七竜2020』のドラゴンの様な存在になりかねません?
ちょっとプライドの高めなかたではございますけれど、るるはさんに対してはちょっと特別な感情を抱いていらっしゃるご様子がございます…?
…あと、ほんのわずかな登場ながら、ミントさんのライバルとなる魔法少女も登場してまいりましたけれど、普段はミントさんのクラスメイトのご様子…この子は根はとてもいい子でもっと出番を作ってあげていただきたいものでございますけれど、でもそうしますとますますフィナさんあたりの影が薄くなってしまいます?
お話のほうは、その様な特殊な力を持った女の子たちの日常を描いたコメディ作品となっております。
一応何かと戦う皆さん、という体裁にはなっておりますけれども、その様な描写があったのは序盤だけで、その後は皆さんが集っての賑々しい日常を描いております。
新年のお話が複数回ございましたりと、このお話はループ次元を採用しております…確かにちみっこさんは成長しないほうがよろしゅうございますよね?
ちょっと微妙なネタもないことはございませんけれども、基本的にはかわいらしい女の子たちを見て微笑ましい気持ちになる、そういう作品ではないでしょうか。
…巻末に別の作品の4コマが収録されておりましたけれど、こちらはよく解りませんかも?
イラストは普通でございます。
百合的にはいかがでございましょう、中盤以降妙に変態になってきたミントさんはともかくといたしまして、そこはかとなく感じられる気がいたします…るるはさんへ対するエルトリゼさん、あるいはリングリーテさんなど…。
ともあれ、小さな女の子たち、しかもバラエティ豊かな皆さんが賑々しくしているものということで、なかなか楽しい作品でしたかと思います…以前読みました『れとろげ。』もよろしゅうございましたし、やはりあのかたのご購入されました作品ということで外れはなかった感じで、ありがとうございます。
上で触れましたあのかたもお気にされておられます『ヒーローズファンタジア』のほうは、ようやくやってまいりましたアドロアス界にて思いのほかあっさりと皆さん(一部のかたを除く…/何)と合流できましたので、称号などを入手するために全員を使ったりとのんびりいたしました。
それで、まだ『オーフェン』の皆さんとカズマさんが行方不明な状態ではございますけれども、おおむねの作品の皆さんがようやく一堂に会しましたので、ここで各作品ごとのパーティをまとめてみようかと思います(順番は多分はじめにキャラが仲間になった順…/何)
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○『スレイヤーズREVOLUTION』
・前衛:ガウリイさん/ゼルガディスさん
・後衛:リナさん/アメリアさん(回復)
前衛後衛2人ずつの4人パーティ、さらに回復役もいらっしゃいますのでかなりバランスの取れたとても使いやすいパーティ編成でございます。
面白い性格をされたリナさんが個人的にお気に入りでございますので彼女をメインで使用しておりますけれど、でも他の皆さんもとてもよいかたがたでございます…リナさんとガウリイさんの勝利メッセージがなぜかお気に入りでございます(何)
○『魔法戦士リウイ』
・前衛:リウイさん/ジーニさん
・後衛:ミレルさん/メリッサさん(回復)
『スレイヤーズ』同様にかなりバランスの取れたとても使いやすいパーティ編成でございます。
個人的には上のガウリイさんにも通じる、でも何となくカズマさんと気が合いそうな気もしますリウイさんの好感度が高めでございますけれども、やはり皆さんよろしゅうございますし、編成は臨機応変で…。
○『ケロロ軍曹』
・万能:ケロロ軍曹
・前衛:ドロロ兵長/タママ二等兵
・後衛:ギロロ伍長/クルル曹長(補助)
キャラクターが戦闘参加可能人数の4人を上回る5人もいる唯一の作品で、パーティ編成の際には誰か一人を待機状態にしなければなりませんけれど、ちょっと攻撃が特殊なクルル曹長を待機にしてしまいがちでしょうか(何)…ともあれ万能なケロロ軍曹をはじめ前衛後衛バランスよく、パーティ編成は使いやすいです。
個人的には渋いギロロ伍長がよろしゅうございますけれども、皆さん愉快なかたがたでそれぞれによろしゅうございます…この皆さんがいらっしゃることで物語にコメディ成分が混じっているかなと思います(何/それはよいことだと個人的には思っております)
○『R.O.D -READ OR DIE-』
・前衛:読子さん
・後衛:ドレイクさん/ナンシーさん
前衛がお一人しかおりませんけれども、それでもどちらの配置にもきちんとキャラはおりますのでパーティ編成は問題ないかなと思います。
渋い軍人の雰囲気をかもし出したドレイクさんや大人な女性のナンシーさんもそれぞれによろしいかたがたなのではございますけれども、やはりほんわかした読子さんの素敵な雰囲気には及びません…このゲームに登場する全キャラの中でも彼女は一、二を争うほど大好きなかたかもしれません?
○『舞-HiME』
・前衛:碧さん/命さん
・後衛:なつきさん/舞衣さん
回復キャラこそおりませんけれども、前衛後衛2人ずつの4人パーティと、ちょっと癖のあるパーティの多い地球側の作品において一番バランスが取れていて使いやすいパーティ編成になっております。
どのかたもそれぞれに素敵なかたなのでございますけれども、個人的には年齢に見合わず(?)正義に燃える碧さんとクールでかっこいいなつきさん(ときどき『スト魔女』の坂本少佐が思い浮かびますかも…いえ、声が…/何)が特にお気に入り…なつきさんは読子さんと並んでこのゲームに登場する全キャラの中で一、二を争うほど大好きなかたになるかもしれません。
○『スクライド』
・前衛:クーガーさん/(現在行方不明…カズマさん)
カズマさんが行方不明の今、使えるのはクーガーさんの一人のみでパーティ編成も何もございません…でもカズマさんがいたとしても二人とも前衛と、ちょっと使いづらいパーティ編成をしているでしょうか。
クーガーさん自体はとても味のあるかたでかなりよろしいかたでございます…カズマさんのほうも荒々しい雰囲気ながら熱い雰囲気を持ったよきかたでございます。
…この作品、仲間になるのってクーガーさんとカズマさんのお二人だけなのでございましょうか…ホーリー全てが悪の組織でないということですから、劉鳳さんやあすかさんが仲間になる目もございます…?(ジグマール隊長は…さすがにないでしょうか)
○『BLOOD+』
・前衛:小夜さん/ハジさん
お二人とも前衛という、『スクライド』同様にちょっと使いづらいパーティ編成をしております(でも主人公さんとパーティを組める様になりましたので使いやすさは上がりましたかも…?)
小夜さんは必殺技発動シーンは怖いものの素の状態ですとなかなかよい雰囲気をした女の子でございますので、基本は彼女がメインでございましょうか。
○『DARKER THAN BLACK -黒の契約者/流星の双子-』
・万能:黒さん
・後衛:蘇芳さん
これまた2人のみのパーティとなっておりますけれど、こちらは万能のかたと後衛の組み合わせでございますので上2作品よりはパーティ編成をしやすいです。
黒さんもクールすぎる黒キャラでタママ二等兵が憧れるのも解るかたなのでございますけれど(ハジさんにも通じるところがある気もいたしますが…)、ここはやはりクールなボクっ子の蘇芳さんがよろしゅうございます…何となく『スト魔女』のエイラさんの雰囲気も感じるのですが…(何)
○オリジナル
・万能:彩菜さん(主人公)
オリジナルは主人公さんお一人ながら万能でございますので前衛のみな作品よりは使い勝手は悪くなく(でも後衛にするより前衛のほうが使いやすいですが…)、また最近は『BLOOD+』のかたと一緒にパーティ編成ができる様になりましたので、これから先さらに色々なかたがたとパーティ編成ができる様になっていくかもしれず、そうしますとかなり使いやすくなってくるかと思います。
私は女のかたな主人公の彩菜さん(名前は自由に変更可能…デフォルト名は忍さんでしたはず?)を使用しておりますけれど、なかなかかっこよくて素敵な女性でございます。
○『魔術師オーフェン(現在全員行方不明…/何)』
・前衛:クリーオウさん
・後衛:マリクさん
(オーフェンさんはどちらでしたか記憶がないです…/何)
今のところ仲間にいない作品でございますけれど、一度は仲間になっておりますので触れないのもかわいそうですので最後に触れてみますことに…(何)
仲間になった期間が短くうろ覚えのところがあって、オーフェンさんの配置がどうも思い出せません…ともあれ3人パーティでございますけれどバランスは悪くございません。
個人的には剣で戦うお嬢さまなクリーオウさんが大好きでございまして、このゲームの登場キャラの中で一、二を争う…までとは言わないながら五指には入るかなと思います(ただ通常攻撃はおそらく圧倒的に最弱ですが…必殺技は強いですよ?)
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…『スレイヤーズ』『リウイ』と立て続けに仲間になりましたので回復キャラがいるのが普通なのかな、と思っておりましたけれども、最終的にはそのはじめの2作品にしか回復キャラは存在いたしませんでした…その回復キャラのアメリアさんとメリッサさん及び補助攻撃キャラのクルル曹長は通常攻撃では敵にダメージを与えることはできません(必殺技は普通にダメージを与えられます)
傾向としましては異世界や宇宙人な作品のパーティはバランスがよろしく地球側のパーティはちょっと癖のあるものが多いかもしれません…『R.O.D』『舞-HiME』はバランスが取れておりますけれども。
キャラクターのほうはどの作品も男女問わずよろしいかたがたがいらっしゃり、どの作品を使っても問題ないかなと思います。
ちなみに、これはあくまで現時点でのパーティ編成でございまして、もしかしますとこの後さらに新キャラさんが出てきたりして仲間になる可能性もないこともございませんかも…?(ここまできましたらその可能性は低い気がいたしますけれど…)
どの作品でパーティを組んでもいい、ということは、逆にいえばどれもよくってどの作品、キャラでパーティを組めばいいのか迷ってしまう、ということでもございます。
こういう素敵なキャラが多いがゆえの悩みは以前しております『マイソロ3』、それに古くは『サモンナイト』シリーズといった頃からある悩みなわけでございますけれど、でもこの作品につきましてはレベルが全員共通で一つのレベルとなっておりますので、キャラの間にレベルの格差が生じない、というのは安心なところでございます。
現在のところは前衛を主人公の彩菜さんと『R.O.D』の読子さん、後衛を『舞-HiME』のなつきさんと『スレイヤーズ』のリナさんというメインパーティを組んでおります…彩菜さんと読子さんとなつきさんの3人は最後まで使うことをほぼ確定していて、最後のリナさんについてもクリーオウさんに代えるかも、といったくらいのところでございまして、基本的にはこれで進んでいきそうでございますかも?(もちろん、ときどき他のかたに代えて気分転換を行うこともございますけれど)
…蘇芳、というと以前読みました『紅蓮紀』という作品を思い出しますけれど、これや以前読んでおります『此花亭奇譚』や以前読んでおります『flower*flower』といった百合姫コミックスな、でも『百合姫/百合姫S』での連載枠のなくなった作品たちの続刊は果たして無事に出るのでございましょうか…以前読みました『EPITAPH』や以前読みました『オトメキカングレーテル』に以前読みました『Sweet Peach!』といった悲しい前例があるので不安でございますけれど、大丈夫でございますよね?(でも「なかったこと」にするのが得意な一迅社でございますから半ば諦めモード…/何)
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