□東方小町 集 〜東方絵物語 東方小町 総集編〜
■藤枝雅さま
○イラスト評価:★★★★★(5.0)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★★☆(4.4)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは先日色々な同人誌とともに購入をしましたもので、好きなサークルさまの作品ということで購入をいたしましたものとなります。
同人誌とともに購入をしておりますことから解ります様に、こちらはコミック扱いにしましたながら以前読みましたもの(not『魔女とほうきと黒縁メガネ』)同様に同人誌となっております(ただ、コミック扱いにはしましたものの装丁はコミックとも普通の同人誌とも全く違い、画集の様な趣でございますけれども)
サークル【あとりえ雅】さまの作品ということで、作者のかたは以前読みました『飴色紅茶館歓談』などを描かれました藤枝雅さまとなります。
内容としましては、藤枝雅さまが過去に出されました『東方Project』の二次創作作品を収録した総集編となっております。
収録作品は以前最新刊となる第6巻まで購入をしております『東方小町』でございます。
こちらの内容としましては、通常の幻想郷とは少し違った世界が紫さんにより発見され、そこの幻想郷の皆さんと交流をしていくお話でございます。
通常の幻想郷というのはもちろん説明するまでもないものでございますけれど、そことは少し違った世界というのは住んでいる人物は同じながら皆さんずいぶんちみっこになっておりましてしかも獣耳やしっぽがあったりするという、ずいぶん微笑ましい世界でございました。
そうした外見や微笑ましさ以外は同じでございますから、物珍しさなどから互いの交流が色々行われていくのでございました。
こちらは上でも触れました様に6巻まで出ておりまして、はじめのお話は霊夢さんと紫さんのものでしたながら、それ以降は『紅魔郷』から『風神録』までの終盤のボスに当たる皆さんがそれぞれのお話の主人公になっている場合が多いです(っと、『花映塚』はなぜか抜けておりましたけれど…四季映姫さまはさすがにお仕事を抜けて別の世界へ行くことなどできないから扱えなかった、ということなのでございましょうか)
基本的に全て微笑ましいお話でございまして、それぞれのお話の最後にはその後のお話も描かれております。
また、最後には描きおろしとしましてさらに先のことが描かれておりまして、いちいち隙間を開くのが面倒になってきた紫さんがある方法を使ってめでたしめでたし、というもの…これからもお互いの交流は続いていく、というわけでございます。
ちなみにこちらの作品、上でも触れました様に同人誌ながら装丁が画集の様に立派なものになっておりまして、中身もきちんとフルカラーのまま、さらに紙質もよい感じの紙になっております…全体の雰囲気もコミックというよりは絵本、という趣でございましょうか。
…最後の描きおろしに出てきたチルノちゃんが以前読みましたサークル【ダイオキシン】さまの作品の雰囲気になっておりました?(何)
イラストはとてもよろしゅうございます。
百合的にもそれぞれの皆さんがよろしゅうございます。
ということでこちらは改めて読みましても微笑ましくよろしいもの…ただ上で触れました様になかなか豪華な装丁となっておりますので、その分普通の同人誌よりはお高くなっておりますかも?(2,100円でしたはず…)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□ミナモトウホウ。
■源久也さま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたもので、好きなサークルさまの作品ということで購入をいたしましたものとなります。
ということでこちらもやはりコミックサイズながら同人誌となっております(といってもカバーがついておりませんので普通の同人誌扱いにしてもよかったのですけれど、なかなか分厚いものでございましたのでこちらへ…/何)
サークル【超あるまじろくらぶ】さまの作品ということで、作者のかたは以前読んでおります『ふ〜ふ』を描かれました源久也さまとなります。
内容としましては、源久也さまが過去に出されました『東方Project』の二次創作作品を収録した総集編となっております。
収録作品は巻末の紹介順…つまり同人誌として出た順番が古いと思われる順番に、まずは『まりあり!』『はっちゃけアリスさん』でございましてこちらはともにかなり短い内容でございますけれど(前者は1ページです?)、タイトルどおりのものでございまして百合的にもまずまずよろしゅうございました。
『よいどれすいかちゃん』はまた1ページの4コマですので特筆すべきことは…タイトルどおりのものでございます(何)
『花咲く少女よ穴を掘れ』は以前購入をしておりますもので、『地霊殿』に関するアリスさんと魔理沙さんのお話になります…こちらもお二人が百合的になかなかよろしゅうございます。
『にとりにっき』は以前購入しておりますもので、小さなにとりさんが色々なかたのところを回っていくお話…こちらはかなり微笑ましいお話となっております。
『地底の法則が乱れる!』は以前購入しておりますもので、『地霊殿』の皆さんやカップリングに関する4コマとなっております…こちらはフルカラーでございましてきちんとそのまま収録されております。
『酔ってるからしょうがない』は以前購入をしておりますもので、霊夢さんと魔理沙さんと萃香さんの3人がお酒を飲んでいる4コマ…酔っておりますので仕方のない作品でございます(何)
『地上からの風の吹く橋で』は以前購入をしておりますもので、『地霊殿』から勇儀さんとパルスィさんのお話…こちらは百合的にかなり高いお話になっていてよろしいものでございました。
『こんなに可愛い勇儀姐さんが3面ボスのはずがない』は以前購入をしておりますもので、上でも出てまいりました勇儀さんを中心としました『地霊殿』の皆さんが酒盛りをする様子を描いたもの…こちらもフルカラーでございましてそのまま収録されております。
『ちいぱる』は小さなパルスィさんの4コマ…こちらも微笑ましいものでございました。
最後に『おまけのはなし』としまして、描きおろしとして今回収録されました主だったかたがたが霊夢さんたちのお誘いで宴会へ赴くご様子が描かれておりました。
ということで、あとがきにもございました様に源さまは『風神録』と『地霊殿』あたりのキャラがお好きとのことでございまして、こうして改めて総集編を見てみましてもそうなるご様子…魔理沙さんとアリスさんのお二人についても、どうやら『地霊殿』に出ているご様子でございますし。
過去に出ました同人誌は購入しておりましたけれど、でもそれらに収録されていないお話もございましたし、描きおろしもございましたので購入をして損をした、ということはないかなと思います。
イラストはよきものでございます。
百合的にはお話にもよるのでございますけれど、あるものはなかなかございましてよろしゅうございます。
ということで、藤枝さまもそうでございますけれど、やはり源さまもよろしいものでございます。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□東方三月精 〜Oriental Sacred Place(3)
■ZUNさま(原作)/比良坂真琴さま(漫画)
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なコミックと共に購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』や『放課後アトリエといろ』『ぶらっくろっくちゃん』『JA』などと同じものとなります。
こちらの作品も上の作品たち同様に『東方Project』を題材とした作品でございまして上の作品たちを読みました際にそういえばまだこのジャンルの作品で読んでいないものがございましたっけ、と思い出しましたので読んでみましたものながら、こちらは同人誌ではなくて公式のコミックとなります…さらにいえばこの作品を題材としました『妖精大戦争』というゲームが出ているはずでございます。
内容としましては、幻想郷を舞台に三人の妖精さんたちの愉快な日常を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたので詳細な説明は省略をいたします。
こちらの巻でも三月精さんたちが神社の霊夢さんや魔理沙さんの会話を盗み聞きしたりして色々なことに首を突っ込むのでございますけれど、いずれのことも大事にはならず微笑ましい一件ですみますので安心して読むことができます。
でも、博麗神社の御神体のことなど、何気に気になることがお話にされておりましたりと、なかなかに興味深い面もございますかもしれません?
…仙人さんが出てまいりましたけれど、私の全く知らないキャラでございました…『東方Project』から引退してもう結構たちますし、解らないキャラがずいぶん増えていそうでございます(『紅魔郷』から『風神録』までのキャラでしたら解るのでございますけれど…)
最後のお話では、妖怪退治を生業としていながらもかつて戦った妖怪たちと仲良くしている霊夢さんの態度が気になった三月精さんたちが、戦えば霊夢さんに認めてもらえるのでは、と思い戦いを挑んだりもしてしまいます。
これはもちろん返り討ちだったのでございますけれど、これがきっかけで三月精さんたちと霊夢さんによい関係が築かれていってめでたしめでたし…はい、これでこちらの作品は最終巻でございました。
『東方三月精』といえば以前購入しております漫画担当とタイトルが違う作品から結構続いた感がございますけれど、これで本当に完結となるのでございましょうか。
…ちなみに、ZUNさまが原作の作品によくある様に、こちらにも音楽CDがついてまいりました。
イラストのほうはよきものかと思います。
百合的には特にないといえばないのでございますけれど、登場人物は基本的に皆さん女の子ばかりでございますし、過去の評価は微妙に低い気がしてしまいます…このくらいでよろしいかと思います。
ということでこちらの作品も完結し、他にも『東方』関連のコミックなどは新しいものが出ている様子ながらそれらに手を出すつもりはございませんので、かつてこの様な同盟を運営しておりました私もついに『東方』から完全に手を引くことになりそうでございます…とはいいましても、上の作品たちの様にお気に入りサークルさまが同人誌を出された場合には購入を検討するかとは思いますけれども。
とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スパロボA』のほうは、昨日は上のコミックたちを読んでおりましたこともありあまり時間が取れず、特に進展はございませんでした。
ただ、1機を完全改造できる程度のお金は貯まりましたので、今日あたり先へ進もうと思います…?
と、今更ながら「インファイト」の効果についてようやく気づきまして、「ガンファイト」がレベルごとに射程が延びるのに対し、こちらは移動力が増すのでございますね…どうりで、アシュセイヴァーやダイモスの移動力が不思議と増えているはずでございます(主人公のサリサディアさんと一矢さんのインファイトレベルはいずれも9…)
…こう見ますと、鍛えて一番強くなるキャラって一矢さんな気がいたしますかも…レベルを上げるとインファイトレベルもその様なことになりますし、それにエースパイロットになりますと切り払い発生確率が100%になったりいたしますから。
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