2012年06月25日

かのじょなメイド

先日読みましたコミックの感想です。
1巻完結…
□かのじょなメイド
■かねだなつみさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっております百合姫コミックスとなります。

内容としましては、貧乏な女の子とお嬢さまとの恋を描いたお話となるでしょうか。
物語の主人公は友永結子さんといいまして、なかなかかわいくていい子かと思われる、そしてかなり成績優秀な少女…もう亡くなられた母親と同じ学校に通わせたいという父親の想いから、高校はそのお嬢さま学校に通うことになりました。
ただ、結子さんのお家は貧乏、とはあまり思わないものの少なくともその様な学校へ通えるだけのお金は本来なく、父親も学費は出せるもののそれ以外のお金、例えば電車の定期代などは出せないので自分で出してもらいたい、と懇願してくる有様なのでございました。
けれど入学したその学校はアルバイトなど禁止であり、途方に暮れた結子さんの前に現れた女の子が、自分の小間使いとして働いてはどうかと提案をしてくるのでございました。

その女の子は二宮のばらさんという同じクラスになった女の子で、ほわほわほんわかした雰囲気の、とってもいい子ながらちょっと天然な雰囲気も感じる女の子でございます。
そののばらさんはちょっとしたことから結子さんに一目惚れに近い状態になっておりまして、お近づきになりたいということから上の様な提案をされたのでございました。
ただ、のばらさんの家はものすごいお金持ちでございまして、ほんわかした雰囲気からだけではなくってそういう関係でコネクションを作っておきたいという生徒たちに日々囲まれており、ただでさえ外部入学生な上に学年で主席の成績を取ってしまった結子さんがのばらさんと親密な関係になっていくのを周囲のかたがたはあまり快くは思わないのでございました。
…と、そうした描写は色々な作品、特に以前読みました『野ばらの森の乙女たち』の様な少女マンガの系統でよく見られるかと思いますけれど、この作品もそれに限らず全体的に少女マンガの雰囲気を感じます…作者さまは普段女性向けなティーンズラブ方面の作品を描いている、ということでございますし。

お話のほうは、その様なお二人が惹かれあって恋人同士になって、そして一緒に過ごしていくご様子を描いております。
途中、結子さんはさすがに恋人さんからお金を貰うのはよくない、ということで親類のカフェでこっそりアルバイトをすることにいたしまして(アルバイト禁止でございますのに大丈夫です?/何)、のばらさんも一緒に働くことにするのでございますけれど、そこでのばらさんの幼馴染でかつて結婚の約束までされた女の子が現れたりいたします。
その子は今でものばらさんのことが好きでございましたのでもちろん一波乱起きるのでございますけれど、結子さんの気持ちが本物であるということを解ってもらえてひとまずは解決…最後はちょっとしたすれ違いが起こりそうになりますもののそれも勘違いということが解って、最後はかなりのハッピーエンドで終わってくださいました。
タイトルに「メイド」とついておりますけれど、実際にはのばらさんのメイドさんになったというわけではございませんし、後半のカフェもメイド喫茶というわけではございませんので、そこは比喩的な表現ということであまり気にしないでおきましょう(表紙裏のあらすじには「なんでも言うことを聞くメイドになって」なんて書かれておりますけれど、作中にはメイドなんて表現は一切出てまいりませんし…)
この作品はこの1冊で完結でございまして、もう少しお二人のやり取りを読んでみたい、と感じてしまう身にはそこはさみしゅうございましたけれど、でも内容自体はかなり好きなものでございました…ごくごく個人的な理由で恐縮ながら、のばらさんの雰囲気が最近の私の好みにかなり合致している、というのも非常に大きかったでしょうか(最近はほんわかほわほわした髪の長いやさしげな雰囲気の女の子が大好き…アサミーナさんもお嬢さまでございますし/何)
…っと、こちらの作品、あとがきはカバー下に収録されております。

イラストは悪くございませんけれど、後半は少し雰囲気が違う様にも感じられましたかも?
百合的には最終的にはいうことのないほどの終わりかたをしてくださいましたし、個人的には文句のつけどころがございません。
ということで、こちらは登場人物の雰囲気が私の個人的な好みにも合った、ということもあってよきものでございました…ちなみにこちらは百合姫コミックスではございますけれど、『百合姫』で連載されたりweb版で公開されたりということもなく、全て描きおろしというものとなっております。


とっても大好きなあのかたもご購入をされました『あまつみそらに!』のほうは昨日ものんびり進行…先日は先生に謎の影が襲い掛かったところで終わったのでございますけれど、昨日はその解決編でございました。
その謎の影はやはり怪でございまして、その力を受けてしまった先生は周囲の人々から姿が見えず、声も届かず、存在を感じられない存在になってしまわれたのでございます…つまりアッカリ〜ンでございます(何)
怪の気配に気づける主人公さんがようやく何かがおかしいことに気づいて皆さんで先生救出作戦を決行…ここにいたる数日の間、アッカリ〜ンとなったことに全く気づいてもらえなかった先生がかなりかわいそうでございます。
でも、この先生救出作戦の顛末はかなりよろしいものでしたかと思います…神奈さんが少し神さまとしての自覚を持てた雰囲気もございますし。

そこから先は、神奈さんと銀王さまの共闘が見られたりしたのでございますけれど、先の先生救出作戦の顛末といい、ちょっと描写が急ぎすぎというか、もう少ししっかり見せてくださってもいいのでは、と思えたりもしてしまいます。
このお話の場合、神奈さんと銀王さまが神社で待っている主人公さんと姫さんのところへ無事に戻る姿を見せてくださってもよろしかったのでは、と…その様なことを言っても仕方ございませんけれど、やはり少しさみしいです。

ともあれ、ここまでは穂乃里さんルートのはずなのでございますけれど妙に神奈さんが目立つお話…穂乃里さんと接することで神奈さんも成長していく、という姿を描いていらっしゃるからかもしれません。
その神奈さんと穂乃里さんが一緒に砂浜をお散歩されたり、また皆さんが一緒に勉強会を行って夕食を食べたりする光景の陰で、その様な皆さんを見る狸の姿が…というところで昨日は終わったのでございました。
どうやらついに穂乃里さんの父親が向こうから会いにきた模様でございましょうか…引き続きのんびり見守ってまいりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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