2012年06月26日

ようこそ、鴨川へ!

先日読みましたコミックの感想です。
アニメのコミカライズ版?
□輪廻のラグランジェ(1)
■Production I.Gさま(原作)/Isllさま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたもので、以前読みました『夏色キセキ』のコミカライズ版の巻末にございました作品紹介を見る限りよさげな作品に感じられまたとっても大好きなあのかたもブログでこの作品のお名前を触れておりましたこともあり気になりましたので購入をいたしましたものとなります。
コミックスといたしましては『シスターハニービスケット』や『咲日和』と同じものとなります。
こちらはアニメのコミカライズ版となるご様子で、またそのアニメのほうは第2期の制作も決定している様子でございます?
…漫画担当のかたのお名前表記はちょっと自信ございません…もしかいたしますと「IsII」かもしれませんし「lsll」かもしれません(何)

内容としましては、ひょんなことからロボットに乗って戦うことになった女の子のお話、となるでしょうか。
物語の舞台は現代日本の鴨川…鴨川というと、千葉県の鴨川市、という認識でよろしいのでございますよね?(何/いえ、こういうロボットものでそこまで絞られた実在の地名、しかもそう大きくない(失礼!)都市が舞台になるなんてかなり珍しい様な印象があって…)
主人公の京乃まどかさんはその鴨川の海を心から愛する女子高生とのことで、元気いっぱいのまっすぐな女の子といった印象でございましょうか。
彼女は学校で「困っていることがあったら、100%助っ人しちゃう」を信条としております鴨女ジャージ部という部を結成しておりまして、でも部員は彼女一人だけという状態…日々その様な活動をされているのでございました。
そのまどかさんはかなり運動神経が抜群の様子で、そのジャージ部の活動として色々な部活の助っ人要員ともなっているご様子です?
…ということで、主人公さんはなかなかよろしい雰囲気の子でございます…まどか、といわれるとのアニメの主人公を思い浮かべてしまいますけれど、キャラクターとしてはこちらのほうがよろしいかと思います(っと、あちらの主人公、というより主役はほむらさんでございましたっけ/何)

その様なまどかさんなのでございますけれど、ある日不思議な少女と出会います。
そのかたがフィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティという長いお名前で通称はランさんという、かなり不思議な雰囲気をかもし出した子…クールな雰囲気なのでございますけれど、妙にノリがいいかもしれません?(宇宙人だと名乗った際、まどかさんが「ワレワレハ…」と言い出したときに「それだ!」とびしっと指を差したりされましたし/何)
そして、その子に誘われるままにまどかさんは巨大ロボットに搭乗して宇宙から飛来する敵と戦うことになってしまいました。
…っと、話がずいぶん飛躍してしまいましたけれど、実際読んでおりますとその通りなのでございますから仕方ございません…でも、『ガンダム』シリーズの多数の作品(無印に『UC』『F91』『V』『X』『∀』あたり?)もはじめは偶然乗り込むといった展開でございましたし、ロボットものの王道です?)

そのロボットはウォクス・アクラと呼ばれるものなのでございますけれど、どうもまどかさんが生体認証されているっぽくって彼女にしか操縦できない様子がございます…これには過去が関係している様子でございますけれど、まだ断片的にしか見えません。
また、そのロボットを狙っている節のある、それに地球侵略も狙っている節のある宇宙人も襲来いたしまして、それと戦うことに…第1回戦は仲間からの抜け駆けを図って襲来した敵を撃退に成功しておりました。
ちなみに、ランさんも上でも触れました様に宇宙人の様子で、その機体とまどかさんを守る様に命じられているみたいでございます。
あと、そのロボットを運用する組織やまどかさんのお姉さんなども登場いたしますけれども、この巻だけでは解らないことがかなり多いでしょうか…そこはまだまだおいおい、といったところでございましょうか。
お話のほうは敵を一度は退けましたもののもう1機が来襲、といったところでこの巻は終わりとなっております。
…ちなみに、各話のタイトルには全て「鴨川」がついております…最近のアニメにありがちないわゆるご当地を推奨する作品なのでございましょうか(ロボットものでどこまでご当地を推奨できるかちょっと未知数な気がいたしますけれど…/何)

イラストは悪くございません。
百合的にはこの巻では未知数…まどかさんとランさんの関係などに注目でございましょうか。
ということで、第1巻ということで導入部ということになるでしょうからまだまだ解らないことだらけでございますのでまだ何ともいえないところがあるのではございますけれど、なかなか悪くない作品かと思います…第2巻は9月に発売予定とのことでございますし、そちらを待ってみることにいたしましょう。
ロボットものといえばあのかたにお勧めをしていただけまして以前『A』をクリアいたしました『スパロボ』シリーズの影響で結構興味があったりいたしますけれど、コミックでそうした作品って結構出会わなかったりいたしますよね…って、私は百合な作品を狙って買っておりますのでそれも当然でございます?(何)
…と、これでこの作品や上でも触れました『夏色キセキ』、それに以前読みました『戦姫絶唱シンフォギア』に以前読みました『咲 阿知賀編』と最近放送があった(と思われる?)アニメ作品のコミカライズ版を一通り読めた気がいたしますけれど(『咲』はコミックが原作かと思いますけれど)、いずれもなかなかよろしいものでしたかと思います…ただ、今のところはそれらのコミックを購入するだけで十分と感じられてDVDを購入とまではいかないでしょうか。


上でも触れましたあのかたもご購入をされておられます『あまつみそらに!』のほうは昨日ものんびり進行…穂乃里さんの父親である狸さんが彼女を連れ戻しにやってまいりました。
そこで穂乃里さんが主人公さんのことを大好きだと父親の前で告白して向こうはショックを受けていらしたのでございますけれど、主人公さんは無反応なのがすごい…そういえば以前しておりまして原作を同じメーカーさまが制作された『スズノネ』の主人公さんも鈍いという以上に結構スルーする人(相手や自分の気持ちに気づいていないわけではない…)でございましたけれど、こちらもそうでございます?
このルートはここまで、そして昨日進めたあたりまでも恋愛要素はないといってよく(穂乃里さんの気持ちは主人公さんがとりあえずスルーされましたし/何)、でも他の要素が結構しっかりとしておりますのでそれで十分楽しくよいお話に感じられたりも…少なくとも特に不満などはないでしょうか。
それはともかく、この場では父親には帰っていただけたのでございました。

そして、期末試験を頑張った神奈さんは一大決心をされまして、島内放送にて自分が神さまとして立つことを放送されました。
この放送がやはり神奈さんらしいというか、笑いを誘うものだったのでございますけれども、ともあれこれで神奈さんご自身の問題には一段落がついた、といったところになるでしょうか。

このルートは穂乃里さんルートでございますので、もちろん穂乃里さんの問題についてのお話も…やはり父親ときちんと話し合ったほうがよいのでは、ということになります。
父親に狸と人間も共存できる、という姿を見せるために、今まで主人公さんと神奈さん(と銀王さまと姫さん)くらいしか知らなかった穂乃里さんの正体を、他の人たち…まずは主人公さんの身近な人に明かすことになりました。
まずは穂乃里さんがご厄介になっている民宿の娘さんな千紗さんに穂乃里さんが一人で告白されますけれど、思いのほか普通の態度…いえ、彼女にははじめてお風呂に入った時点で耳を見られていたのでございました。
そして翌日には父親に会いに行くことになったのでございますけれど、人間代表として主人公さんと夏帆さんと満広さんが向かうことに…こういう場合は千紗さんが一番よかった気がするのでございますけれど、ご用事があるご様子なのでございました…。
出発前にそのお二人、それに妹さんにも穂乃里さんの正体を明かしましたけれど、やはりそう驚かれず…もともとそばに神奈さんなんていう存在がおりますのでこの島の人は特殊なのかもしれません?
ともあれ、夏帆さんと満広さん、それに主人公さんと穂乃里さんと神奈さんで狸の里へ…昨日はとりあえず父親にお会いできて穂乃里さんとの関係の修復ができたというところまでで、人間と狸との融和などについては今日以降の展開次第となるでしょうか。
ちなみに穂乃里さんの父親は隠神刑部といいまして有名な存在で松山からやってきたというところも伝承に通じますけれど、その伝承にある隠神刑部は穂乃里さんの祖父にあたる存在とのことなのでございました(ちなみになかなか愉快でよい狸さんでございます/何)
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