□ラッキー・ブレイク(2)
■平つくねさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としましては、デザイン会社で働く皆さんを描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明が以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、やはり詳細な説明などは省略をしておきます。
この巻でもやはり皆さんのお仕事風景が描かれておりますけれど、まずは派遣社員のかたが色々社内を引っ掻き回した上に退社して別の会社に乗り換える、といったお話が…このかたが退社時に会社のサーバのデータを全て消したのは悪意ではない、と思いたいですけれど…(何)
あとは皆さんが一緒に社員旅行でハワイへ行かれてその風景なども描かれますけれど、智恵子さんだけは(目の手術のこともあり)ついていかず…でも、それはそれで猫さんのお世話をしたりというかわいらしい一面が見られて微笑ましいものでございましたけれども。
中盤のメインはハワイ旅行でございましたけれど、この巻そのもののメインのお話といえばやはりまずはその智恵子さんに関することでございましたでしょうか。
陸さんに対してなかなかツンデレな様子を見せておりまして、特に旅行から帰ってきた彼女へ見せる様子などよろしゅうございましたけれど、事はそう簡単なことではございません。
智恵子さんはお仕事のことについてちょっと壁にぶつかっておりまして、それに後輩の陸さんがなかなか成長してきておりまして、それも焦りに感じるのでございました。
そして、最終的に彼女が下した結論がこの巻の最後となるわけでございますけれど、これが何を意味しているのかは第3巻を待つしかないでしょうか…ちょっとした、いえ結構な波乱の予感でございます?
…その智恵子さんが入社した理由、というのも回想編で語られておりましたり…皆さん、赤井さんの言葉通り社長にナンパされた、というのが正しいのかも?
その他、その終盤でそういえばまだ名もなき新入社員さんが入ってきておりましたっけ…。
ほんわかした雰囲気のよいかたでございますけれど、腕力はかなりある様子でございます?
あと、巻頭は社長さんと赤井さんのお話…百合的にはこのお二人もなかなかよろしい感じを受けますかも…?
イラストはなかなかよいものでございます。
百合的には第1巻で触れましたかたがたとか、上で触れました様に社長さんと赤井さんなどがほのかに感じられますかも…。
ということで、きらら系では珍しいお仕事風景を描いた作品(あとは以前読みました『R18!』や教師な以前読みました『教艦ASTRO』くらい?)でございますけれど、その点から見てもなかなか面白いお話…ただ今回の終わりかたは以前読みました『棺担ぎのクロ。』第3巻の終わりかたと同じくらい様々な不安や波乱要素を思わせるものでございましたし、続刊を待つといたしましょう。
とっても大好きなあのかたもご購入をされておられます『あまつみそらに!』のほうは昨日も神奈さんルートをのんびり進行…ようやく主人公さんが銀王さまのことを知ったりいたしましたけれど、昨日のお話のメインは主人公さんと神奈さんが一緒に夏祭りの準備のお手伝いをされたことでございましょうか。
これは先のことを悩む神奈さんに、お祭りに深く関わることを通じて自分のありかたを考えたり島の皆さんと色々接してみたりと様々な狙いがあってのことでございましたけれども、島の皆さんは基本的にどなたもいいかたばかりでございましたり、よろしいものでしたかと思います。
それに、このお手伝いを通じて神奈さんの心境も少しずつ前進してきているご様子…主人公さんもともに歩むとおっしゃられましたし、何とかなりそうな雰囲気でございましょうか。
と、神奈さんはこのゲームの一番根本の部分にいらっしゃるかたかと思いますのでお話は結構重くなりがち…かといえばそうでもなくって、やっぱり基本的に神奈さんは楽しいかたでございますので、このルートもそうした雰囲気のほうが強かったりいたします。
あとは、周囲の賑やかし担当のかたがた…つまり以前廉価版をしております『アオイシロ』でしたら百子さんや下で触れます『白恋』でしたら山之内先輩といったポジションに当たると思われます芹夏さんや夏帆さんに満広さんがかなり愉快でそれでさらに賑々しさが増している、という部分も大きいかもしれません?
特に満広さんは以前しておりまして原作を同じメーカーさまが制作されておられます『スズノネ』の真さんにも通じる愛すべきおバカなかたでございましょう(でも満広さんは成績自体は結構…少なくとも主人公さんよりはいいご様子でございます?)
一方の『リ・セラピー』のほうはまだまだ以前しておりますオリジナル版と同じストーリーを辿っておりますけれど、昨日はようやくさゆりさんが出てくださいました。
この『白恋』で私が大好きなのは圧倒的にさゆりさんなのでございますけれど、やはりはじめて出会った頃は相当恐いです…これはほぼ究極のツンデレなかたになるのではないでしょうか。
そのさゆりさん、入院当日からかおりさんの噂を聞いていた、と言ってきますけれど、そのときの発言をよく聞いてみますとかおりさんをはじめて見たのはこの病院ではない、ということになっていたのでございますね…これはちょっと失念しておりましたけれど、ではやはり看護学校でということになるのでございましたっけ…?
そのあたりを思い出す意味も込めて、やはりさゆりさんルートだけはオリジナル版で見たシーンも飛ばさずにいこうと思います。
…でも、さゆりさんは恐い恐いといいますけれど、彼女が怒る理由ってやっぱり基本的にはかおりさんがミスをしたりするせいで、かなり正統な理由ばかりなのでございますよね…ですのでむしろさゆりさんがよく言ってくれた、と感心してしまうのでございました。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】