2012年07月13日

魔法少女ファル☆フラワー

先日読みましたコミックの感想です。
薙刀を巡る…
□赫焉のヒナギク(1)
■砂原真琴さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『GIRL FRIENDS』や『悪戯ちょうちょ』『にじぷり』『つぶらら』あたりと同じものとなります。

内容としましては、ひょんなことから天狗と戦うことになってしまった少女を描いたお話となるでしょうか。
物語の舞台は普通に現代日本でございまして、主人公の大森いつきさんは高校生の女の子…ちょっとかっこいい雰囲気があったり、過去の挫折から何かに関わったりすることを避けていらしたりと、色々と以前しております『百合霊さん』の主人公な結奈さんに重なるところのあるかたでございます。
その彼女、昔から祖母に習って薙刀をしていらしたのでございますけれど、物語開始当初に通っていた道場の人からはその腕を認められず、また昔一度だけ出てみた試合でも初心者の様な人に負けてしまったりと、なかなか散々でございまして、過去の挫折というのはこのことでございます。
そうした彼女の前に、不意に初雪という少女が現れ、いつきさんが伝説の退魔の薙刀である「散華の緋薙」というものの継承者だと言ってきて、その継承を行うことになりました…ちなみにその継承方法は初雪さんと口づけをする、というものでしたりいたします。
その薙刀を継承した者は天狗と戦うことを宿命づけられまして、いつきさんもその戦いに巻き込まれていくのでございました。

いつきさんの前に現れた初雪という少女はかわいらしい女の子でございますけれど、実は狐だといいます。
基本的にはとってもいい子でございまして、物語が進むといつきさんと同じ学校に通ったりいたします。
ただ、いつきさんを継承者だとしたのは実は勘違い…「散華の緋薙」を継承できるのは心嶺流という流派の人だけらしいながら、いつきさんが祖母から習っていたのは神嶺流というものだったのでございました…。
それでも火急のことゆえについ継承させてしまいまして、そのために初雪さんは本山から生命を断つ様に命令されたりいたしますけれど、さすがにそれはひどいといつきさんが阻止して、彼女が何とか戦っていくことにしたのでございました。
ちなみに神嶺流は元々異形の者に相対するための流派だった模様で、いつきさんは天狗相手でしたら互角以上に戦えます…ただ人間相手の流派ではないために上の様な評価を受けており、この巻の最後で人間と戦った際も惨敗してしまい、それでまた取り戻しかけた自信を失ってしまわれた模様でした…。
…と、帯にはいつきさんは「勝気な少女」、初雪さんは「天然娘」と紹介されておりました…それはそれで間違っておりませんかも?

メインはそのお二人でございますけれど、その他の重要人物としまして、まずは初雪さんの双子である銀雲さんというかたがいらっしゃいます…双子なのでございますけれどきつねさんは魔力が強いほど歳を取るのが遅いらしく、初雪さんのほうが強いということで彼女はまだかわいらしい少女ながら銀雲さんは大人の女性でございます。
銀雲さんは天狗に全て始末されたかと思われた心嶺流の人物を発見してきて、偽りの継承者に継承させた初雪さんに介錯をする人として初登場いたしましたけれど、実は裏面では本山を裏切り天狗に通じておりました…その理由は自然を破壊する人間側につくのが嫌になったから、ということの様子でございます。
銀雲さんの連れてきた心嶺流の使い手は永嶺真之介という青年でございますけれど、彼はその銀雲さんの裏面はご存じない雰囲気…ちなみに薙刀の実力は確かなもので、この巻の最後ではいつきさんを簡単に倒してしまいました(でもいつきさんには上で触れた事情がございますので…)
あと、いつきさんが継承した薙刀には高僧の魂が宿っており、それを継承した彼女にだけ声が聞こえたりいたします。
…っと、ちなみに天狗というのはかつては人間でしたものの今では人間に仇なす妖怪でございます。

お話のほうはそうして本当に不意のことから薙刀を継承してしまったいつきさんと、その薙刀の守護者である初雪さんの交流を中心に描いたものとなるでしょうか。
いつきさんと初雪さんはお互いになかなかよい関係に発展していくのでございますけれど、上で触れました様にこの巻の最後にいつきさんがまた挫折を味わうことになり心を閉ざされてしまった雰囲気がございます…これがどうなっていくのかは第2巻以降を待つしかございませんけれど、似ていると感じました結奈さん同様にいつきさんもきっとそれを乗り越えてくださるでしょう。
…その他、カバー下には今日の日誌のタイトルにいたしました『魔法少女ファル☆フラワー』なるおまけのパロディ4コマがあったり、巻末にもおまけ4コマが収録されております。

イラストは普通でございましょうか。
百合的にはいつきさんと初雪さんの関係がよろしい感じ…これからどうなるかは見守っていくしかないでしょう。
ともあれ、お話の雰囲気や設定もなかなかよろしゅうございますし、何よりいつきさんと初雪さんのお二人の関係もよろしゅうございますので、続きも見守ってまいりましょう。


とっても大好きなあのかたもご購入されておられます『あまつみそらに!』は引き続き千紗さんルート…お付き合いをはじめてラブラブモード全開、といった趣でございます。
過去のトラウマのあった夏祭りもあっさり過ぎ…でもその夏祭りでもう大丈夫かな、と思う主人公さんに銀王さまが本当にそう思うのか、と心の中で声をかけてくるあたり、波乱はこれからやってくるご様子が見えました。
海で遊ぶ際、千紗さんのことを考えて彼女たちを避けていた姫さんにもあっさり会ってしまい、そのときは何事もなかったものの翌日は千紗さんが風邪を引かれ…これは姫さんに会ったから、でしたりいたします?(その後姫さんは登場いたしませんし、深読みのしすぎかもですが…/何)
その千紗さんなのでございますけれど、夏祭りを過ぎたあたりからこれまでにも増して頑張りすぎで危うささえ感じられる傾向が見られる様になってまいりまして、そしてそれがやはり亡くなられた妹さんのことのせいの模様で、その過去を振り切らなければかなり危険なことになる、と銀王さまから忠告されてしまいます。
千紗さんは幽霊でも妹さんと一緒にいられることを望んでいるのでございますけれど、そこは心を鬼にして…と、ここで、千紗さんと妹さんが直接会話できる機会を作れれば、ということになります。
神奈さんのお力を借りて、そして島の蛙たちの中から死者を迎える怪を探し出すことができれば…ということになり、まずはお二人で授業をサボってたくさんの蛙の中から探し出そうとされますけれど、まず神奈さん、それに深景さんが、2日めには(主人公さんの)妹さんに芹夏さん、そして夏帆さんと満広さんも加わってまいります。
このあたりの友情のお話はやっぱりよろしゅうございまして、少し泣きそうに…といったところで昨日はそこまででございましたけれど、この様子でございますと千紗さんルートはもうすぐ終わりそうかもしれません?

一方の『リ・セラピー』のほうはさゆりさんルート…さゆりさんが無事に手術も終えて退院し、そして看護学校卒業後は百合ヶ浜総合病院へ就職するのを条件に職員寮、しかもかおりさんの隣室にさせてもらい、そしてこちらも上の千紗さん同様にかおりさんとかなりラブラブになられました。
以前しておりますオリジナル版ではそのあたりまでだったのでございますけれど、今回は追加シナリオが存在するというとでお話はさらに続きます。
かおりさんが看護師になってはやいものでもう3年、さゆりさんが新人の看護師として内科へ配属されることになりました…かおりさんがプリセプターとしてさゆりさんを指導する、という展開となってまいります。
小児科志望のさゆりさんは子供部屋の担当となるのでございますけれど、あれから3年ということでさすがにもう子供部屋にはあみさんもつくしちゃんもおられません…彼女たちがどうなったのかは不明でございます(いえ、他の患者さんも不明でございますけれど)
その代わり、そこにはクラリスちゃんというあれを思い浮かべる様なお名前をしたハーフの子供がおりまして、その子がかつてのさゆりさんに似ている、ということもあってかつてのさゆりさんへ対するかおりさんの様にさゆりさんがその子の心を開くために頑張る、というお話になっていきました。
昨日はさゆりさんが心を開こうと燃えはじめたところでございますけれど、追加シナリオはどのくらいの長さになっていくのでございましょう…ここはオリジナル版をしておりましても未知の領域でございますし、のんびり進めましょう。
ちなみに3年後とはいえかおりさんや主任さんになぎさ先輩と山之内さんの立ち絵は変化なしでございますけれど、さすがにほぼパジャマ姿でございましたさゆりさんはそのパジャマ姿を含め新規に立ち絵が用意されておりました。
それにいたしましても、クラリスちゃんの点滴の滴下速度がはやまってしまった原因は何だったのでございましょうか…内科にはさゆりさんを陥れようとする人などいないと思いますし、まさかクラリスちゃん自身が…?(何)
…比較的どうでもよいことではございますけれども、「動揺」が「同様」になっている文章があって少し悲しかったです…そういえば以前には主任さんの台詞が文章と声とでかなり(1つの文章で2ヶ所も)違うところがあったりいたしましたし…。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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