2012年07月30日

スクライド オルタレイション

こちらの…
ゆりんゆりん
…ゆりんゆりんなるメーカーさまから10月に『その花びらにくちづけを』の新作が出ることになっておりますけれども、こちらのサークル【ふぐり屋】さまの活動がなくなるというわけではなくって、8月11日…ですので夏のイベントとなるのでございましょうか、CDが2作品出るご様子でございます。
まずは『その花びらにくちづけを 純真な花うらない』ということで以前新装版をしております作品の玲緒さんの中のかたが歌う音楽CDとなるご様子…そしてもう1つは『その花びらにくちづけを 楓ちゃんの新妻クッキング』ということで以前新装版をしております楓さんと紗良さんのお二人のドラマCDとなるご様子でございます。
これらももちろん購入確定でございましょう…楽しみなものでございます。


では、先日観ましたアニメの感想です。
劇場版です?
□スクライド オルタレイション TAO/QUAN(写真はQUANのみ)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○音楽評価:★★★★☆(4.2)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:☆☆☆☆☆(-1.5)
 ○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(1.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日後編となるものが色々なものとともに届きましたもので、以前しております『ヒーローズファンタジア』に作品が登場してまいりましたり、とっても大好きなあのかたもご覧になられておられたりと色々気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
同人誌とともに購入をしておりますけれどもこちらは別に同人なDVDというわけではございません(何)

内容としましては、特殊な能力を持った(持ってしまった?)男たちの生き様を描いた作品、となるでしょうか。
こちらは元々10年ほど前に放送されたTVアニメの様子で、今回のDVDは10周年プロジェクト作品ということで制作された劇場版…以前購入をしております前編となる『TAO』と今回の『QUAN』の前後編にて構成されております。
劇場版、といいましてもこちらはいわゆる総集編…つまり以前に無印や以前に『2』を観ております『トップをねらえ!』や以前無印のものを観ており今現在第2期のものが公開されているはずな『なのは』といったものと同じ、ということになるわけでございます。
ですのでそれら同様にやっぱりストーリーはかなり省略をされていると思われます…私はもちろんTVアニメ版は観ておりませんものの上の『ヒーローズファンタジア』で多少のストーリーは把握しておりまして、明らかに省略されている箇所が1ヶ所ございましてそこがとてもさみしゅうございました…(ジグマール隊長…)

物語は21世紀初頭の日本…神奈川県の大地が突如隆起し本土と分離され単独の島となってしまい、ロスト・グラウンドと呼ばれる様になったその島にはいつしかアルターという特殊能力を持つ人や動物が約5%の確率で誕生する様になってしまいました。
その能力者、アルター使いたちはその能力を用いて犯罪行為などを行うこともあり、政府はロスト・グラウンドを隔離、島の治安を護る組織としてホールド、そしてホーリーを設立いたします。
一方、島に元から住んでおり好き勝手に生きているアルター使いはネイティブアルターと呼ばれ、そのホーリーに取り締まられる存在…物語はそのネイティブアルターとホーリー隊員という相対する立場にいる、でも内面はかなり似ているという二人の男性が主人公でございます。
…っと、この作品の設定を書くとかなり長々となりそうですのでこのあたりまでで…ちなみに隆起現象はその後世界的に起こっている様子で、アルター使いも世界中に出ている模様…本編最後では新生ホーリーが治安を維持しておりましたけれど、その先はどうなったでしょうか…。

主人公、まずはネイティブアルターのカズマさん…名字はございません。
彼は粗暴で、でも根はまっすぐな性格をしていると思われる、16歳くらいのかたとなるでしょうか…あるときホーリーと相対することになることがあり、そこで戦った相手を終生のライバルと心に刻みます(その際はなすすべもなく敗北しておりますけれど…)
その相手がホーリー隊員の劉鳳さんでございまして、一見クールな雰囲気(ヒイロ声でございますし…/何)ながら内面は熱い人…かなりの実力者で当初はカズマさんなど全く相手にしない雰囲気でございましたけれど、次第にライバルと認めていく様になります。

物語の前半、つまり『TAO』に相当する部分ではそのお二人の対立、そして対決が中心となっておりますけれど、後半、つまり『QUAN』になりますと大いなる野望を持つ相手にお二人が共闘されるに至ります。
ライバルの共闘、というのはなかなか熱くてよい展開…もちろん最後はその相手を撃滅するのでございました。
…その相手は無常矜侍という狂った男なのでございますけれど、『ヒーローズファンタジア』で見たよりも思った以上に小物でございました…(何)

メインはそのカズマさんと劉鳳さんで、お二人ともとても熱い人物でよろしゅうございますけれど、その周囲の皆さんもまたそれぞれによろしゅうございます。
カズマさん側でございますと一緒に暮らしているかなみちゃんという女の子はいい子でございますし、親友の君島さんはとてもいい人でございました…後者のかたが亡くなられたのは悲しい…。
劉鳳さん側ですとシェリスさんと水守さんという彼に想いを寄せる女のかたがた…個人的にはシェリスさん派でございましょうか(特に彼女の最期が切なすぎて…『ヒーローズファンタジア』ですとアメリアさんとメリッサさんが劉鳳さんを回復してくださいましたのでシェリスさんが亡くなることはなかったのでございますけれど、でも盛り上がりを考えるとある意味台無しです?/何)

ホーリーという組織に所属する人々も、完全な敵でした人々はどうしようもない人が多かったものの(常夏3姉妹のマスターとか…)、そうでなかったかたがたはそれぞれよいかたでございました。
隊長のマーティン・ジグマールは『ヒーローズファンタジア』では確か劉鳳さんと戦った末に満足して亡くなられましたのに、こちらではその戦いがなくて非常にさみしゅうございました…原作ではもちろんある、のでございますよね?(なかなか立派な人物でしたので、この扱いは残念…)
速さにこだわるクーガーさんは色々と個性的で、でも愉快でとてもよい人物…この作品の登場人物で一番好きな人物かもしれません?
あとは橘あすかさんとかスイカの人とか…橘あすかさんは『ヒーローズファンタジア』では不遇な役回りでございましたもののこちらではなかなかのご活躍で、一方のスイカの人はかなりいい人でございますよね。

ということで、この作品はいわゆるバトルアニメになるのでございましょうか…私にはかなり縁遠いジャンルとなりますけれども、でも熱い男たちの戦いというのは観ていてよろしいものでございますし、この作品はなかなか楽しめました。
でも、無常氏と決着がついた後、カズマさんと劉鳳さんが拳を交えあったのはまだお気持ちは解りましたけれど、力を使い果たしても殴りあうのはさすがに水守さんの思う様にやりすぎにも感じられてしまいましたかも…?

イラスト…作画のほうは10年前の作品ということもありさすがによいとはいえないかもしれません(水守さんの顔とか…/何)
内容のほうは普段私が手にする作品とはかけ離れてはいるのでございますけれども、よろしいものでしたかと…たまにはこういう作品もよろしゅうございますよね?
音楽のほうはなかなかよろしかったかと思います。
声優さんのほうも特に問題ございません…メインのお二人などよく合っていらしたかと思います。
百合的には語るところは何もございません…百合度をマイナス側にしてしまった作品といえば以前読みましたもの(not『ヒャッコ』)以来っぽいですけれど、どちらも熱い作品という共通点がございますかも?
付加要素も特にはないのでございますけれど、でも2本とも特典映像がある程度収録されております。
ということで、百合要素とは無縁の熱い男たちのお話でございましたけれども、よろしいものでございました…『ヒーローズファンタジア』をやって一番興味が出たのがこの作品、というのも自分でもちょっと意外なところでございましたけれども、面白いものでございましたからよろしゅうございますよね。
…『ヒーローズファンタジア』については、登場作品のうち曲がりなりにもストーリーが完結しましたのはこの『スクライド』とあとは『舞-HiME』くらいでしたこともちょっと影響しているのかもしれません(特に『リウイ』『スレイヤーズ』『オーフェン』といったファンタジー側の作品はストーリーとは関わりのない状態での参加でございましたし…)


上でも触れましたあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』は新たに現れましたダンジョンをのんびりお散歩…したのでございますけれども、やはりこの作品は敵から得られる経験値や履修度がちょっと高すぎる気がしてしまいます。
昨日も普通にお散歩しただけでございますのに、レベルは25になってしまいましたし、学科のほうも2つめのものがすでに履修度50%越え…このペースでいきますと、ストーリー半ばにはレベル99に達してしまいそうな気がしてしまいますかも?(最大レベルが99でない、というのでございましたら全く問題ございませんけれど、きっとその様なことはございません、よね…?)
そういえば、今作には以前しております『Final』など過去作にはございました、能力値を上げてレベル1へ戻す、といったシステムはあるのでございましょうか…説明書に記載はございませんでしたけれど…(あとは全てを引き継いで2周めへ以降できるのか、というのもちょっと不安…今作はダンジョンRPGではございませんし…)

そういえば、今の学科につきまして、エステルさんは白魔術師にしているのでございますけれど、この白魔術師という学科、過去作に較べてずいぶん使い勝手がよくなってきております。
いえ、過去の作品は光魔法以外は攻撃魔法を覚えなかった気がするのでございますけれど、今作では水と木(?)属性の攻撃魔法を覚えてくださいますから。
あと、これは黒と白の両魔術師にいえますけれど、はじめに覚えている魔法にMP消費が2の無属性魔法が追加されておりますので、はじめのはじめがかなり楽になっているかもしれません。
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