□ごきチャ(1)
■るい・たまちさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としましては、人間と仲良くなろうと頑張る虫を擬人化した4コマとなるでしょうか。
そう、こちらは1匹の虫を擬人化した作品なのでございますけれども、その虫というのがゴキブリなのでございました。
ゴキブリという虫は人間にとても嫌われておりますけれども、この作品のごきチャさんはその人間と何とかお友達になりたいと考えていらっしゃいました。
擬人化ということで、そのごきチャさんはかなりかわいい女の子でございます…またかなり健気でとてもいい子でございまして、見ていてとても微笑ましい子でございます。
彼女はゴミが散らかっているのを見るとつい片付けたくなる性格をされたりしていたりいたします。
その様なかわいらしいごきチャさんなのでございますけれども、人間にはあくまであの虫にしか見えませんのでやはり嫌われてしまいます。
はじめ関東圏にいらした彼女でございますけれど、北海道にはゴキブリがいない、という話を耳にいたしまして、ゴキブリを知らない人々なら嫌ったりしないのでは、と思い北海道へ渡られました。
でも、世の中はやっぱりそう甘くはなくって…。
お話のほうは、そのごきチャさんが色々頑張ったりされる日常を描いたお話でございます。
人間に殺虫剤を撒かれたり、猫やカラスに襲われても頑張る彼女はやはりとても微笑ましいものでございます。
その他の登場人物…なぜか色々なところで遭遇する色々なアルバイトをしていらっしゃる、そして性格がちょっと荒々しいお姉さんが目立ったりいたしますけれども、基本的には彼女がお一人で頑張るお話でございます。
でも、この巻の最後のお話でお仲間と遭遇…ちょっとツンデレな気のございますちゃばちゃんという女のかたなのでございますけれど、彼女との出会いでこれからどうなっていくのか、続きを見守りましょう。
イラストは悪くございません。
百合的には特には…基本的にごきチャさんお一人の物語でございますし(でも最後の出会いがどうなるか…?)
ともあれ、こちらはあの虫を題材にしたものながらとても微笑ましくよろしい作品でしたかと思います。
とっても大好きな、この日誌を書いているブログシステムのせいなのかご迷惑をおかけしてしまっておりますあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』のほうは図書委員さんのクエストの続き…廃墟の探索で昨日は全てを費やしました。
廃墟は以前にすでに全て探索していたのでございますけれど、急ぐ理由もございませんし、またこの作品は一度通った場所でも稀にまた青い宝箱や探索ポイントが現れている場合がございますので、余裕があれば全フロアを隅々まで回っておきたいものなのでございます(ただ、本当に稀なのでございますけれど…蒼い宝箱なんてゲーム開始から数えても3つくらいしか出ていない気がいたします)
あと、エステルさんの学科に指定しました魔法少女でございますけれど、履修度のたまりがかなり遅いです…アサミーナさんの学科に指定しております格闘娘の履修度がすでに86%なのに対しまして、エステルさんはまだ44%ほどでしたりいたします(皆さん同時に学科を変更しております)
これはやはりある条件を満たせば得られる学科、というのは履修度がたまりづらくなっている、と考えるのが自然なのかもしれません…となりますと、メイドさんや侍も遅くなるのかも?
と、ふとセーブ画面を見て気づいたのでございますけれども、クエスト達成率が今の段階ですでに41%になっておりました…まだ全然クエストなんて数をこなしていないイメージがあるのでございますけれども、もうこんなに…?
このペースでございますと、この作品って季節が一巡したところで終わりそうな…ともかくこの段階でもう半分近くクエストが終わっているなんて明らかなボリューム不足に感じられますし、それに他のお二人の転入生もまだ姿が見えていなかったりと、これで大丈夫なのか色々不安になってしまいます…。
…ちなみにセーブ画面にはクリア回数の表示もございました…これは周回ができる、ということでございますよね?
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
まさか☆まさか(←えぇ紅玉は“まど☆マギ脳”デスヨ〜だ!!)、この漫画が、単行本が出るまで続くとはねぇえ〜、ってな紅玉デスdeath。
世の中では、「ごきぶり」と云う言葉を口にするのもオゾマシイと言われ、
「G」とか、「黒い奴」とか、隠語で呼ばれ、
「まんがタイムきらら☆マギカ」の隠れ人気?連載「巴マミの平凡な日常」(←31歳になってしまったのに独身のまま、と云う17年後のマミさんが演じる悲喜劇……)では、確かモザイクまで掛けられていた(猥褻物かアノ昆蟲は〜?!)りする、
例の「蜚蠊目(ひれんもく)」の節足動物をば、
よりにもよって“可愛い女の子に擬人化”したのでありますから。
作者と編集者、チャレンヂャー過ぎるってーの……。
ぃゃしかぁし、紅玉は騙されないぞ……。
見付け次第、熱湯を掛けるか殺蟲剤を噴射するか、それも無ければ丸めた新聞紙かスリッパーで一撃を加えるべく、条件反射学習させられて来た紅玉には、え、絵が可愛いからと言って、ゴッキーに同情なんかしなぃんだからねッッ!!現実と漫画の区別位、付いているんだからねッッ!!
因みに、
「北海道にはごきぶり類が元来居なかった」
と云うのは確かに事実ですが、昭和30年代頃から道南(渡島半島)に在来種(東北地方まで屋外分布する)の[ヤマトゴキブリ]が侵入、ほぼ時を同じくして、道央〜道東の都市部に、屋内性の[クロゴキブリ]や[チャバネゴキブリ]が定着し始めました(冬でも暖房の効いた住宅や高層ビルヂングでなければ生き残れない)。
現在では、温室や温泉地のホテルに、熱帯性の移入種までが発見される様になっていると言われます。ぁな、ぉそろし。
追記 ごきぶり、と言っても実は住居害蟲となる種は「ほんの一握り」で、大半は森林中に棲み、朽木や枯葉の分解者として暮らす、平和な自然界の一員となっております。
石川県以南の照葉樹林に生息する、[モリチャバネゴキブリ]なぞは、見た目は料理店や列車内をウロチョロする茶羽チャンと「そっくり」ですが、
枯葉の上を「かさかさ」と走り回り、勿論、病原体の媒介なぞもする事は無く、清潔で人畜無害な存在です(掌に載せても大丈夫!!)。
芳文社まんがタイムきららコミックスから来る24年8月27日刊行予定の
「桜Trick」@巻 作者:タチ
(まんがタイムきららミラク連載中)
は、絶対にお奨めな良質百合漫画デス。是非、御一読されたく。
(初めは「……“つぼみ”行けばぁ?……」と思わないでも無かったが、最近では同誌で一番好きな作品の一つデスdeath……)
こちらは確かに意外性のある作品でございますけれど、微笑ましくてよろしゅうございました…♪
…と、マミさんのその様な作品が公式に連載されているなんて…同人誌では見かけたことがございますけれど、個人的にはちょっとふざけすぎていて許せないレベルかもしれません…。
ともあれ、私もこの虫についてはさすがに好きとはいえないながら、そう実害はないのですから極度に毛嫌いする必要もない気がいたします…。
…なんて、家に出たことがないのでその様な気楽なことを言っているだけかもしれませんけれど…。
あと、お勧めの作品紹介、ありがとうございます…♪
その作品は購入リストに入っておりますので元々購入予定ではございましたけれども、百合的にとても期待できるとのことで、楽しみにしておきます…♪