2012年10月16日

少女+たたかい=秘密の逢瀬

先日読みましたコミックの感想です。
もう20巻…
□つぼみ(20)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.7)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.9)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスではございますけれども、こちらはGLシリーズという独立したレーベルとなります。

内容としましては、以前読んでおります第19巻までの既刊同様に百合onlyなアンソロジーコミックとなっていて、相変わらず雑誌並みの分厚さと参加作家さまを誇っております。
アンソロジーといいながら連載作品があるいは雑誌の『百合姫』より多くってもはや雑誌みたいになっているというのも特徴でございますけれど、そのこのアンソロジーの主力となっております連載作品たちを見ておりますと、ちょっとだけ行く末に不安が…っと、いえ、これはこれまでにも感じておりました連載作品が多すぎるあまり新規に手を出すかたが逡巡してしまうのでは、ということに加えまして、これまで連載の中核でした作品たちが最近次々と最終回を迎えたりあるいは一大転換点を迎えつつあったりしておりましたりと、そのさみしさのあまりよりその様に感じてしまったりして…(何)

参加されていらっしゃる作家さまで私がコミックを持っていらっしゃるかたといたしましては、作品の掲載順に以前読んでおります『星川銀座四丁目』などの玄鉄絢さま、以前読んでおります『総合タワーリシチ』のあらた伊里さま、以前読んでおります『花と星』の鈴菌カリオさま、以前読んでおります『ベツキス』の百合原明さま、以前読んでおります『くちびるためいきさくらいろ』新装版などの森永みるくさま、以前読んでおります『green.』などの大朋めがねさま、以前読んでおります『神さまばかり恋をする』の一花ハナさま、以前読んでおります『エデンの東戸塚』『さろめりっく』などの袴田めらさま、以前読んでおります『しまいずむ』などの吉富昭仁さまがいらっしゃいました。
…っと、ほとんどこの『つぼみ』にて掲載されていた作品が単行本になったつぼみシリーズのコミックなかたがたばかりでございますね…今回掲載作品も基本的にはこれらの作品そのもの、となりますし。

ということでもちろん今回も百合なアンソロジー…やはり連載作品が多々ございましたけれど、今回個人的に一番印象に残りましたのは読み切り作品な芥文絵さまの『たゆみなく生きよ』でしたかなと思います。
こちらはイラストもよろしゅうございましたし、それに内容のほうもいわゆる倦怠期(に近しいもの)に入ってしまわれた、でももちろんお互いのことがお好きなお二人を描いたものとなっており、多少胸は痛みますものの最後はハッピーエンドとなっておりよろしゅうございました。
他にも読み切り作品(と思われるもの…いえ、その後連載に移行する可能性もございますから)がいくつかございまして、野茂さまの『ココロツナゲ手』は王道な作品で個人的な好みに合致したなかなかよろしいものでございました。
…この2作品がなければ、内容評価を幾分下げてしまっておりましたかも…(何)

一方の連載作品…今回で上でも触れました『星川銀座四丁目』と『花と星』が最終回を迎えてしまいました。
といいましても『星川銀座』のほうは、今回は『マイ ファースト 星川』という番外編的なお話…こちら、過去のお話に一部作画が未完成な部分がございましたし、コミックが出るのはもう少し先になりそうです?
一方の『花と星』はハッピーエンドを迎えましたけれど、少し急ぎすぎな展開でして個人的に結構好きでした作品なだけに少し残念でしたかも…後日談と過去編を読みたくなってしまいますし、これもまたコミックの第2巻のほうに期待をいたしましょう。

その他の連載作品たち、まず森永みるくさまの『ひみつのレシピ』が久々に登場してまずは一安心(これでしばらく見かけない連載作品は以前読んでおります東山翔さまの『prism』くらいになりましたでしょうか…と、今回は以前読んでおります小川麻衣子さまの『魚の見る夢』もございませんでしたっけ)でございましたけれど、これはもうクライマックス一歩手前と思える展開で、それが最終回になるのかはともかく、気持ちが繋がるのは時間の問題の気もいたします…?
上で触れました作品たちのうち『ベツキス』は何ともいえない新キャラの登場でかなり急展開で少なからず不安かもで、『神さまばかり恋をする』もどうなるでしょうか…『総合タワーリシチ』もある意味では急展開といえなくもないかもしれません?(何)
『エデンの東戸塚』と『しまいずむ』は相変わらず、といったところ…?
今回この『つぼみ』と同時にコミックが出ました須河篤志さまの『前略、百合の園より』はお相手さん側からの視点の、ある意味では番外編といえるお話でございましたけれど、これはこれで面白いものでしたかと思います。
あと、12月にはみさまの『少女サテライト』がコミックになるご様子…こちらは星の擬人化作品なのでございますけれど、結構初期の頃からございました様な…?(のんさまの『じょしけん。』も同時にコミックとなるご様子ながら、こちらはあまり印象がないかも…)

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、全体的になかなかよろしかったかと思います。
百合的には百合なアンソロジーでございますので問題ございません。
ということで、次々に個人的によいと感じておりました連載作品が終わりを迎え、さみしさを覚えてまいりましたけれど、そこは連載作品を無理に増やさなくっても今回の『たゆみなく生きよ』や『ココロツナゲ手』みたいによい読み切り作品を載せてくだされば問題ないのかな、と思います…ともあれ、貴重な百合アンソロジーの、しかも長く続けてくださっているありがたい作品なのは確実でございますので、引き続き購入して見守っていきましょう(『百合姫』ともども本棚を圧迫しつつありますが…/何)
ちなみに今日の日誌のタイトルはやはり帯からでございまして、ああ書きまして「ぷりーず ぎぶみー もあ たいむ。」と読みます。


とっても大好きな、お会いできない日々が続いてさみしゅうございますけれどもご無事を願っておりますあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』のほうはクエストで孤高へ向かいましたけれど、まずはそこでアイテム収集…龍と幻獣の血を集めます。
昨日も必要個数を得ることはできませんでしたけれど、それでも特に龍の血のほうを結構な個数入手できまして、これはもう少し粘れば目標個数を集めることができそうな気がいたします…幻獣の血のほうはやはりちょっと出づらいですけれどそれでも1つ得られましたし、こちらは運次第となるでしょうか。
昨日はその他、これまで得ていなかったアクセサリも得られましたので、運がいいほうでしたのかもしれません?

今回は皆さんの学科が極まるまで粘ってもよろしいかも…と、かなさまに引き続いてアサミーナさんもレベル99となりましたけれど、すみれさんはまだ97と、今作ではセレスティアとバハムーンで結構レベル上昇に差が見られるみたいです?(以前しております『Final』など過去作では同じでしたはずでございますので…)
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