□ひらり、別冊 部活女子アンソロジー ほうかご!
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★★(4.7)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(4.2)
こちらは昨日購入をいたしましたもので、色々と気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては特に明記されておりませんけれど、流れからいたしますと『ひらり、』と同じものになる、かもしれません?
…本来でしたらコミックは購入した当日には読まないのですけれども、昨日はこの1冊しか購入せずあまりにさみしかったのでこうしてすぐに読んでしまったのでございました(何)
内容としましては、タイトルどおり「部活」をテーマとしたアンソロジーコミックとなります。
また、タイトルからも解ります様に、こちらは以前最新巻を読んでおります百合アンソロジー『ひらり、』の別冊扱いとなるご様子でございます。
そのこともあり本の厚さは『ひらり、』並…いえ、もっと分厚いくらいかもしれず、かなりのボリュームでございます。
ただ、いくら『ひらり、』の別冊とはいえ百合と明記されていないので百合的に大丈夫なのかな、と少し心配をしておりましたけれども、読んでみればその心配は無用のものでしたみたいで一安心でございました。
今回参加をしていらっしゃる作家さまのうち私がコミックなどを持っていらっしゃるかたとしましては、作品の掲載順に以前読んでおります『あさがおと加瀬さん。』の高嶋ひろみさま、以前読んでおります『くちびるためいきさくらいろ』などの森永みるくさま、以前読んでおります『放課後カノン』などの三国ハヂメさま、下で触れます『○本の住人』のkashimirさま、以前読んでおります『エデンの東戸塚』『さろめりっく』などの袴田めらさま、以前読んでおります『まんがの作り方』の平尾アウリさまがいらっしゃいました。
また、藤沢誠さまというお名前をどこかで聞いたことがあるかと思いましたら、以前購入をしております『海のうた』など何冊か同人誌を購入しているかたでございました。
ということでお話のほうは、部活をテーマにした、そしていずれも多かれ少なかれ百合要素の感じられる作品を収録したアンソロジーとなっておりました。
そもそも『ひらり、』というアンソロジーは初期の頃には巻ごとに小テーマを定めておりまして、以前読んでおります第2巻の小テーマがまさに「部活」だったりもしたのでございますけれど、ともかくこういうあるテーマに特化した、そして百合である作品たちというものはよろしいものでございます。
特に、部活ものというのは学園ものの王道でもございますので、いずれのお話も安定してよきもの…さらにボリュームも非常にあり、個人的にはかなり満足できました。
ちなみに収録されている作品たちの部活もバラエティ豊かで、美術部や陸上部などオーソドックスなものから馬術部や天文部などもあり、さらにはねこ部やフィギュア部に下着部なる怪しげな部活たちまで存在いたします(でも、この『ほうかご!』というタイトルから連想してしまう作品…つまり以前後日談を読んでおります『けいおん!』の舞台な軽音部、あるいはブラスバンド部などや合唱部など音楽系の部活はございませんでしたっけ…)
あと、『ひらり、』の別冊ということもあり、その『ひらり、』で連載されている作品の、主人公さん以外のかたの視点な物語も少しだけ収録されておりました。
それはまず上でも触れました『加瀬さん。』の加瀬さん視点で彼女にとっての山田さんとの出会いを描いた『緑化委員と加瀬さん。』…山田さん、本編で見た以上に愉快なかただったのでございますけれど(何)、とてもよきものでしたかと思います。
もう1つは桑田乃梨子さまの『雑談カオス』で、こちらは『箱庭コスモス』の番外編…先輩さんの視点で描かれております。
イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、悪くなかったかと思います。
百合的にはお話にもよりますけれど、あくまで部活アンソロジーでございますのでそう深いところまではいかないかもしれません…でもお話によってはなかなかあり、またいずれのお話も最低でもほのかには感じられてよきものでございました。
ということで、こちらは個人的にはなかなか満足のできたアンソロジー…そういえば『ひらり、』で一番好きなのも上で触れました第2巻でございますし、私は部活もの、というジャンルが好きなのかもしれません。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□○本の住人(4)
■kashmirさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
○総合評価:★★★☆☆(2.8)
これは過日色々なものとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
…上の作品を読みました際、こちらの作者さまの作品もあり、それでこちらが未読でしたことを思い出しまして一緒に読んでみました。
内容としましては、小学生の女の子たちの少し変な日常を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらず皆さんの日常がシュールに描かれておりまして、この作品も以前読みました『キルミーベイベー』などと同様にほぼそうしたコメディonlyの、ストーリーの特にない作品となるでしょうか(登場人物はこちらのほうがずっと多いですけれど…)
個人的に好きなのはやはり第2巻の感想でも触れました様に破天荒で迷惑なハーフの女の子なちーちゃんにそのいとこでちみっこなセリナちゃん、それにほわほわしたさなえ先生でございます(セリナちゃんはほぼ出番なしではございますけれども…)
お話のほうはよくも悪くもこれまでの巻と同様なコメディなものとなっておりますので、改めて感想で触れることは特にございません…普通に笑える方向で面白い作品、ということで…。
あと、巻頭のカラーでのりこさんの兄が作品を出している出版社の広告が載っておりまして、マスコットキャラがのりこさんとなっておりましたけれど、これは単なるここだけのネタかと思いきや…(何)
イラストのほうは悪くございません…過去の評価はちょっと過小な気がいたします。
百合的にはないといってよろしいでしょう。
ということで百合的にはやはりないのですけれども、シュールなコメディ4コマとしましてはなかなか普通に面白い作品でございますので、引き続き購入をしてみようかと思います。
その様な先日は『ほうかご!』とともにこの様なものも購入しておりました。
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○Mille-feuille
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…こちらはCDとなりまして、個人的に好きなアーティストさまなみとせのりこさまのアルバムとなります。
みとせさまのCDは以前にも購入をしておりましたけれど、今回のこちらもその前回購入をいたしました『Centifolia』同様に過去に色々な作品に提供した楽曲を収録したbestアルバムとなるご様子でございます。
さっそく聴いてみましたけれど、こちらは『Centifolia』同様にかなりよきもの…個人的にはこの2枚は素晴らしい、と断言してしまえるほどのもので、やはりみとせさまはよきかたでございます。
…あと、どうやら既刊を購入しておりますのに買い忘れているコミックがある模様…次のお買い物の際に探さないといけません(何)
とっても大好きでご無事を願っておりますあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』は2周めの秋…自由クエストとして、モーリアさんの暇つぶしに付き合います。
これはもちろんロジェさんルートにはなかったもので、秋らしいことをして暇つぶしをしたいという、何だか春にも似た様なことがあった気がするもの…マープルさんの提案で深緑へ紅葉狩りをしに行くことになりました。
ただ、ドロワさんのご実家の風習は少し違った様子で、魔物を狩ることに…ともあれ無事に終了いたしました。
次は必修クエスト…かと思ったのでございますけれど、ロジェさんルート同様に教室にジェインさんの姿があり、そこから新たなクエストが発生いたします。
つまり、マーロウ先生のレッスンに付き合う、というもの…ここでメインとなりますマーロウ先生とドルリィさんって、QB氏を別格といたしますと『ととモノ。』シリーズでかなりの微妙なキャラとなってしまいますよね…。
しかもこのお二人ともフェアリーというのがまた悲しい…かわいいはずのフェアリーがどうして今作に限ってこの様な微妙な人々になってしまったのでございましょうか…。
こちらも深緑でのクエストでございましたけれど、こちらは霧のお天気でのものと、上とは違う場所になっておりましたのでまだよろしかったかもしれません?
そうしてそれを終えますと、残りは必修クエスト…ジェインさんからのもので、どうも最近モーリアさんに関する変な噂が流れているらしく、それで彼が元気をなくしているので相談に乗りたい、というもの…。
ジェインさんはツンデレなかたでございますけれど仲間想いのかたでもございますからその依頼もよく解りますけれど、モーリアさんはそんな彼女などに迷惑をかけたくないと引きこもってしまわれました。
そこでジェインさん、それに彼と仲がいい(らしい?)図書委員さんとネロさんを引き連れて学生寮の彼の部屋へ乗り込みます…学生寮なんてはじめて出てきた気がいたしますかも?
ネロさんのおかげでモーリアさんも幾分元気が出てきまして、皆さんでその噂を流した犯人を探すことになりました。
ちなみに噂というのはモーリアさんが人を傷つけたり盗みを働いたりしている、といったものらしい…学園で犯人を捜すと目立つので、ダンジョンへ赴いてそこで出会った生徒に話を聞くことになりました。
向かうダンジョンはまた深緑…昨日はそこまででございました。
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