□わがままミルフィーユ
■ちさこさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★★★(4.5)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたもので、百合が確実な作品なこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
内容としましては、6+αの読み切り作品たちを収録した短編集となります。
それらは全て完全に独立して特に繋がりのないお話たちとなっておりますけれど、傾向としてはどうでございましょうか…少女漫画の方向に近しいかもしれません?
イラストの雰囲気もそうでございますし、結構ドロドロしたというか、内面の暗いところや汚いところなどを描写していらっしゃるところとか…ですので少し胸の痛くなる展開もございますけれど、基本的に最後は全てハッピーエンドのかたちになっておりますのでそこは安心でございましょうか。
物語の主人公さんたちの年代はほぼ学生さん…高校生から大学生のかたが大半でしたかと思います。
お話のほう、まず『欲望パレード』はお金がほしいと思う(ある意味普通?)大学生の女の子と、その子に何でもプレゼントしてくださる同期の女の子のお話…こちらはああまで無表情でプレゼントを繰り返されると確かに不安に思うのも当然ではございますけれど、気持ちを自覚していなかったということで…(何)
『藍色アプローズ』は双子の姉妹のお話…片方の子が優秀なためにもう片方の子が比較対象にされてしまい嫌な気持ちになる、というよく見かける設定ではございますけれど、その優秀な子のほうがお相手の子のことが好きなわけながら、ライバル出現でどうなるでしょうか。
『クモリトキドキアメノチ』は女の子のことが好きな女の子が、でもかつて付き合っていた人に普通の(男性との)恋愛をしたほうがいい、などと言われて合コンなどに参加されるお話…でも、そこでお会いした素敵な子と仲良くなって…?
『ブラックミモレ』は女の子に人気な女の子に告白されて遊びのつもりで付き合うことにしてみた女の子のお話…もちろんこれはいつの間にかその子のことが本当に好きになってしまう、という王道な展開なわけでございます。
『スキキライスキコンプレックス』は好きな子に人を近づけないために周囲の人にその子のひどいことを吹聴する女の子のお話…これが本人に知れたらもちろん気まずいわけで、そしてもちろん本編では知られてしまうわけでございますけれど…?
『ぽろぽろメランコリック』は幼馴染の子と距離を感じてしまったりして、好きという気持ちをつい言ってしまってからさらにその感じが強くなってしまったりしたためについ意地を張ってしまってそれが止まらなくなってしまうお話…こちらはその過程が痛々しいですけれど、最後は何とかなりましたのでよろしゅうございました?
…そういえば、何だか比較的以前読んでおります『ゆるゆり』の船見一族タイプのかたが多い印象がございました様な…つまりクールな雰囲気のかた?(何)
本編はその6つでございますけれど、最後に描きおろしとしまして『オトメ・アソート』という描きおろしが収録されております。
こちらは皆さんのその後を描いたもので、『クモリトキドキアメノチ』のお二人のお話がメインとなっておりますけれど、その他の作品の皆さんも1ページずつ収録されております。
いずれの皆さんも一緒にいらっしゃる様子が見られてよろしゅうございました…と、『藍色アプローズ』は三角関係状態ではございますけれど…。
イラストは悪くございません。
百合的にはどのお話もよろしく、後日談のお話でよりよき関係になっておりよろしゅうございました。
ということで、こちらはちょっと個人的に微妙に感じられる面もございましたものの全体的にはなかなか悪くない短編集でしたかと…どのお話もどこかで読んだことが、と感じましたけれどそういえば全て『百合姫』に収録されていたのでございましたっけ。
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』は2周めも冬…まずはジェインさんからの自由クエストを受けて大平原へ向かいました。
ここの宝箱やアイテムポイントでよいものが出るまで粘っているのでございますけれど、やはり冬となりますと○○の源やまだ見ぬ武具が結構出てまいります。
残念ながらいまだ2周めではととモノ。メダルが1つも出ておりませんけれど、でもそれ以外でしたらまずまず悪くなさそう…?
昨日はそれで時間を使ってしまいましたので、クエストは終わらず…また、その途中で皆さんの学科が極まりましたので、一度脱出をいたしまして学科変更を行ったところまででございました。
アサミーナさんは上級学科で残された最後の1つ、突属性の槍を使えますツンデレにいたしました。
ティナさんは新たな術師要員ということで白魔術師、閃那さんは打属性の槌を使っていただこうと戦士に、残ったモーリアさんは斬属性の剣ということで海賊といたしました。
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