□花と星 Flower and Stars(2)
■鈴菌カリオさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★★(4.6)
○百合度評価:★★★★★(4.6)
○総合評価:★★★★☆(4.4)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりましたこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスではございますけれども、こちらはつぼみシリーズという独立したレーベルとなります。
内容としましては、高校でクラスが一緒になった二人の女の子のお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ではその第1巻の続きから…つまり船見さんが星野さんへ口づけをしていらっしゃるところを花井さんが目撃されたところからでございます。
これは船見さんが無理やり…という感じだったのでございますけれど、ともあれこれで船見さんは花井さんの恋のライバルになったはずなのでございますけれど、このお話の面白いところは、花井さんがもう本当に卓球馬鹿であるところでございましょうか。
もう、このかたは卓球以外のことは本当に無知蒙昧の天然さんでございまして、かなりおバカと受け取れる発言や行動をしてまいります…この作品、コメディ作品といった雰囲気ではないのでございますけれど、妙に随所にそうしたおバカなシーンがあってそれがまたよろしゅうございます。
その船見さんは星野さんのことが好きなわけでございまして、そのきっかけとなる過去のお話も収録されていたのでございますけれど、それを見ますと個人的には船見さんを応援したくなってきてしまうのでございました…今の彼女はともかく(何)、昔の彼女は本当にいいかたでございます…。
でも、星野さんはもう花井さん一筋になっていらして、でもその花井さんは星野さんと距離を取った上に男子生徒に告白されてしまう始末と、星野さんにとってはかなりつらい感じ…。
もちろん、最終的には非常に鈍感でした花井さんも星野さんへの想いに気づいてめでたしめでたし、という流れになるのでございますけれど、どうして星野さんが花井さんのことを好きになったのか、そしてにも関わらずどうして卓球の試合であれだけ花井さんをボコボコにして彼女に卓球をやめるきっかけを与えてしまったのか、というあたりについては…これも全て過去に接点があったわけでございました。
というわけでこちらはこの巻で完結となっておりましたけれど、お話もよろしかったのでございますけれど、それ以上に愉快で楽しい作品でした、という印象が残っております。
もともと花井さんも星野さんもちょっと(かなり?)愉快な性格でございますものね…ところで、あの男子生徒は船見さんと同じく諦めないのでございます?
…巻末には描きおろしとしてお二人のデートのお話が収録されておりますけれど、こちらもおバカ…(何)
イラストは悪くございません。
百合的には最終的にお二人がお付き合いされることになりましたし、よいものでしたかと思います。
ということで、こちらは百合的にもそうなのでございますけれど、(笑えるという意味でも)面白いものでございました…最終巻なのはさみしいでしょうか。
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもしていらっしゃいます『新・ととモノ。』はやっぱり2周めの冬、古跡の探索でございまして、昨日はほとんど進みませんでした…アイテムポイントでよいアイテムが出てくださいませんでしたので…。
ただ、宝箱から攻撃力260程度の銃が入手できまして、これで銃もまともな運用ができる様になります…これまでの銃は3回攻撃ながら攻撃力100以下と弱いもので、やはり攻撃力が高くないと複数回攻撃をしても大きなダメージは期待できませんので、1回攻撃でも攻撃力が大きいほうがよいのでございました。
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