2013年01月27日

百合に不思議の百合なし

先日読みましたコミックの感想です。
やはりおバカ…?
□ゆりキャン 〜ゆりかのキャンパスライフ〜(4)
■原田重光さま(原作)/瀬口たかひろさま(作画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスといましましては『コンチェルト』や『TSUWAMONO!!』『スノーホワイト 〜君に舞う雪〜』と同じものとなっております。

内容としましては、何といえばよろしいでしょうか…作中で表現されるところの「女スケコマシ」と呼ばれる女のかたを描いた作品となっております。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
これまでの巻では1巻につき1つの大きな出来事とその顛末、といった流れになっていたかと思いますけれど、この巻では2つの事柄が発生…まずはゆりかさんの父親が戻ってきた、ということでございます。
どうやらゆりかさんはこの父親から才能を受け継いだご様子なのでございますけれど、この父親についてはあまり多くを語りたくございません…少し作品を台無しにしている感が個人的には感じられましたので。
…この顛末よりも、茜さんの顛末のほうが個人的には色々楽しくてよろしゅうございました。

後半はちょっと邪な理由から教師になろうと決意したゆりかさんが教育実習生となりますけれど、配属された自分の母校でした高校での騒動でございます。
現在そこには「ゆりか様」を名乗る生徒がおりまして、生徒たちに絶大な人気を誇っておりました…その生徒、元は地味な子だったながら、ある日ゆりかさんの霊か何かが乗り移ってその様な状態になったといいます。
もちろんゆりかさんご本人がおられるわけでございますので何事、といった事態であり、それを解決していく流れ…この巻ではそれは解決せず続く、となっておりますけれど、このお話はこれまでで一番百合的にはまともなお話になっていたかなと思います(高校が舞台だからでございましょうか)

ということで、個人的には前半があまりに残念でしたため、後半の巻き返しも及ばず前巻と同じ評価に落ち着かせてしまいましたけれど、ともあれこちらの作品はやはり一言で言い表すならば非常におバカで真面目に読む気力は失せます…何も難しいことは考えずに軽く読みましょう(でも世の中には上には上がいるのでございますよね…下で触れます作品とか…/何)
…あと、沙織さんの様子がどんどんエスカレートしてきておりまして、もう完全に百合の世界に入っておりかつツンデレどころかヤンデレの気配が見えてきておりますかも…いえ、純粋な百合的評価を上げてくださる、という意味も含めこのかたの存在は非常に重要でよろしいかたでございます。

イラストは悪くございません。
百合的にはゆりかさんあたりの行動はともかく、沙織さんが最終的にどの様なかたちに落ち着くのが気になるところでございます。
ということで、こちらは非常におバカかつ少し過激ながら悪い作品ではないかと思います…今回解決しなかったことの顛末なども含め、見守っていきましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
とある作品のオマージュ…?
□百合男子(3)
■倉田嘘さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日『百合姫』などとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『それでもやっぱり恋をする。』などを描かれたかたとなります。
…上の作品を読みました際、こちらもタイトルの頭に「百合(ゆり)」を冠していることから同時に読んでみました…これで上で触れました作品の既刊とともに読んでおります『ゆりてつ』や以前読んでおります『ゆりめくる日々』あたりもいれば完璧、といったところでしたでしょうか(何)

内容としましては、百合好きな男の人を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり上で触れました作品の既刊とともに読んでおります第2巻(このときは『ゆりキャン』『百合男子』『ゆりてつ』を同時に読んでおりましたか…/何)と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では主人公さんが百合仲間の魚屋さんがどうして結婚しているのか考えたり、百合イベントに不良が乗り込んでくるものの…といったお話が展開されておりますけれど、やはりこの作品、お話が進むごとに考察作品ではなくてギャグ要素が非常に強くなってきております。
この巻に至っては、個人的にはもう上の作品以上に真面目に読む気の失せる、ものすごい…最近では一番かもしれないほどのおバカそのものの作品となっておりました。
…男性たちはやはり既刊の感想どおり恐ろしく無駄に熱かったり主人公さんは超人でしたりいたしますけれど、この巻はもうこれまでにも増して本当におバカすぎるために気持ち悪いという感情以前に変人ですね、という感情が強く出てくるだけなのでございました(何)

ちなみにその様なおバカなこの巻のメインは百合イベントに不良乱入事件なのでございますけれど、このお話についてはあとがきに触れられております様にかなり以前読んでおりますバスケット漫画が強くリスペクトされております(三井寿さんが改心されるまでのくだり…)
あと、魚屋さんの奥さんについて、この巻では普通のいい人なのでございますけれど、このかたは全てを知っている上に…というなかなかとんでもないかただということがそのうち明らかになるかもしれません。

イラストは悪くございません。
百合的にはどう評価すればいいのか、非常に難しいところ…この巻は本当に百合好きな男性ばかりの登場となった上に考察面よりギャグ要素のほうがはるかに上になっておりましたのでこのくらいではないかなと思います(男性しか出ていない、という面ではむしろ0に近い気もいたしますが…/何)
ともあれ、こちらはもう本当におバカで、真面目に読もうと思えば色々考えさせられる作品のはずなのでございますけれど、おバカさのほうがどうしても目立ってしまってそこまで思考が回りません(何)
…ちなみにこの巻もカバーはリバーシブルになっておりまして、写真は裏面となっております…いえ、やはり表面の男性はあまりに濃すぎて百合男子云々以前に普通に気持ち悪くって…。


とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』のほうは第4話が終了いたしましたので、園続き…マザー・バンガードは木星圏へ向かいます。
その過程で皆さんの日常的な風景がございましたけれど、主人公の彩菜さんの態度があまりよろしくなくって皆さんの顰蹙を買っていらっしゃいました…いえ、私の物語に登場する彩菜さんも当初あの様な面が大きく見られたかたでございましたので、名前が合っているといえばそうなります(何)

お話のほうは、今のところ『クロスボーン』本編の流れに沿っている感じでございまして、今回はトビアさんとキンケドゥさんに加えて彩菜さんとツグミさんに万丈さんを加えたメンバーで木星コロニーに潜入するお話でございました。
この過程でバーンズ大尉が出てきたりするわけでございますけれど、戦闘のほうはバーンズ大尉たち追撃隊を振り切ってマップ外へ脱出、というもの…熟練度入手条件が敵の全滅であり、これは容易に達成できますから達成せざるを得ないでしょう(何)

ただ、このお話でも全滅はそう難しいものではございませんでしたので、ここでも全滅をしてレベル上げ…というよりも資金集めを行います(敵のレベルはやはり低くってレベル上げは難しいです…応援を使った上で全体攻撃で一網打尽、なら多少はよろしゅうございますけれども)
ですので、昨日はそこでのんびりでございました…やはりF91はよろしゅうございます(何)

…そういえば、ベラさんとアンナマリーさんの戦闘BGM、同じ様で微妙に違いました…というより、ベラさんはどうしてクロスボーンのテーマ曲ではなくってF91のほうが流れるのでございましょう…?
あと、気になったことといえば、防御で敵の攻撃を回避しただけで気力が3も上がっている様な…?
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