□のんのんびより(5)
■あっとさま
○イラスト評価:★★★★★(4.6)
○内容評価:★★★★★(4.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ささめきこと』や『ひまわりさん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『こあくまメレンゲ』と同じかたとなっております。
帯によりますと、こちらの作品はどうやらアニメ化するそうでございます…?
内容としましては、田舎にあります旭丘分校に通う女の子たちの日常を描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
その第4巻は冬のお話でございましたけれども、今回は引き続き冬、それに春へと移り変わっていくお話となっておりました。
冬のお話はこたつや雪、春のお話は山菜採りやお花見といった季節感を感じるもの…田舎のお話でございますのでのどかでよろしいものでございます。
この作品、蛍さんが小鞠さんのことをお好きという百合的によい感じなところがあるのでございますけれども、この巻では結構それが堪能できまして、それもまた個人的にはよろしいところでございました。
小鞠さんに恋をしているのか、といったことを聞かれたときなど明らかに小鞠さんを意識しておりましたりと、どうやらご自身で小鞠さんに恋をしている自覚があるご様子…それに、小鞠さんの作った失敗作なお弁当を食べてあげるお花見のお話もまたよろしいものでございました。
その他、最後のお話は第4巻の最後にもありました数年前の皆さんを描いた様子が描かれておりまして、れんげさんと駄菓子屋のかたの関係がまた描かれておりました…このお二人の関係もまた(百合的に、という意味ではないながら)とてもよろしゅうございましょう。
イラストはよきものでございます。
百合的にはやはり蛍さんの小鞠さんへの想いがよろしい感じでございましょう。
ということでこちらはやはり色々とよろしゅうございまして、個人的にはかなりお気に入り…その様な作品がアニメ化するとなりましたら、これはもうよほどのことがない限りはDVD購入確定でございます。
今年はすでに以前読んでおります『きんいろモザイク』もアニメ化するとなっておりますし、大好きな作品が2つもアニメになることに…よほどの作品が登場しない限り、今年のDVD購入作品はこの2つだけで十分満足、となってしまうかもしれません?
その様な先日は上の作品などとともに購入をしてまいりました『モーレツ宇宙海賊』DVDの第8巻を観てみました。
第15話は『密航出航大跳躍』ということで、疫病にかかってしまい隔離されてしまった弁天丸の乗組員に代わり、白凰女学院のヨット部の皆さんが弁天丸を動かすことになるお話となります。
けれどこの行為は隔離中の乗組員にも、それに保険会社を除く外部のかたにも伝えられていなかったみたいで、ヨット部の皆さんは練習航海の名目でオデット二世にて出航後、こっそり弁天丸に乗り移るのでございました。
最後は星系軍の監視を逃れるために超高速跳躍移動を成功させ…ということで今回のタイトルになるわけでございます。
今回は気楽な様子で海賊船を動かすヨット部の皆さん、それに裏で必死にマニュアルを作ったりする乗組員の皆さんの様子が楽しい回でございました。
第16話は『初仕事!白凰海賊団』ということで、私掠船免状没収を回避するためには海賊行為をしなければならず、それをヨット部の皆さんで実際にされる、というお話…。
乗組員の皆さんも茉莉香さんを信じてマニュアル作成以上のことは口出しせずに無事を願うことに…素人さんのやることでございますのでかなり危うい気配はありましたけれども、それでも何とか客船への海賊行為に成功を収めたのでございました。
これで私掠船免状の件はとりあえず解決かと思われますけれど、部長さんの様子がおかしい…問いただしてみると彼女から弁天丸に依頼がある、ということでございました。
ということでこの白凰海賊団のお話、まだ少し続くご様子でございます…セレニティ王家騒動に続くシリーズ、となりそうでございましょうか。
予告によりますと前部長さんに関することのご様子でございますけれど、どうなるでしょうか…やはりこの作品は楽しいものでございますし、またいずれ続きを購入して見守りましょう。
とっても大好きでお会いできてとっても嬉しゅうございましたあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』のほうは、第24話にて資金集め…これはちょっと長丁場になりそうでございますかも?
一方の『星彩のレゾナンス』のほうものんびり、昨日は奈岐さんルートに入ってはじめての模擬戦が行われた一日を終えたところまででございました。
模擬戦は一対の巫女となったペアが対戦をするのでございますけれど、鼎さんはペアとなった奈岐さんが活動を完全に放棄していてその場に姿を見せないため、一人で由布さんと神住さんに挑むことになりました。
この際の鼎さんは妙に自信満々で不思議になるほどでございましたけれど、結果は完敗…アクションパートにすらなることはございませんでした。
この巫女を選ぶ一連のイベントは松籟会なる何だか任侠の組織に感じられる人々が取り仕切っているのでございますけれど、その組織の思惑としては名門出身の由布さんと神住さんペアと八弥子さんと真琴さんペアを争わせたい様子で、恵さんと縁子さんはおまけ扱い、そして邪魔者の鼎さんとやる気のない奈岐さんはそれ以下、という扱いになっている模様です?
そうした中、鼎さんは奈岐さんと会話をする機会が得られますけれど、彼女はその様な傍流の道ならはじめから放擲して、何か他の活動をしている模様…他の皆さんのルートでしたら巫女を目指すのでございましょうけれど、このルートはもしかすると別の道を歩む可能性もあります、のかも?
また、鼎さんの母親のことについて非常に興味を持ったらしく、力を貸す用意があることをおっしゃってくださいました…今のところなかなか謎に満ちたかたでございますけれど、あのいわゆる中二病に見える態度はどこまでが演技でどこまでが本気なのでございましょう…?
でも、その様な奈岐さんがとても微笑ましく、かわいらしい…やはり現状ではこの作品でこのかたが一番好印象(次は明るく元気な八弥子さんとツンデレな由布さんでございましょうか)でございますので、引き続き見守ってまいりましょう。
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