□ビビッドレッド・オペレーション(1)
■小梅けいとさま(作画)/TEAM VIVIDさま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(4.4)
○内容評価:★★★★☆(3.6)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、色々と気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ストパニ』『やまンこ!』や『マギサ・ガーデン』『リコとハルと温泉とイルカ』などと同じものとなります。
こちらは現在放送されておりますアニメのコミカライズ版となっております。
作画のかたは作品が古すぎて感想は残っておりませんものの過去に読んでおります『うた∽かた』コミカライズ版の作画も担当されたかたのはずで、またこれまた古すぎて感想が残っておりませんものの『[es]〜エターナル・シスターズ〜』でもお姿を見かけたかたとなります。
…とっても大好きなあのかたのお話でございますと、今期のアニメですとこの作品と以前コミカライズ版を読んでおります『ラブライブ!』が百合的にお勧め、ということでございましたので、どの様な内容なのか把握したくって他の様々な作品を後回しにして最優先で読んでみました(何)
内容としましては、謎の怪獣と戦う少女たちを描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は2025年という近未来となりまして、作中での説明によりますと科学が全てを解決した平和な時代とのこと…示現エンジンなるテクノロジーがそれを実現したといいます。
お話の主人公は一色あかねさんという中学2年生の女の子…明るく元気で活発な、主人公のタイプとしてはなかなか悪くない感じの子となるでしょうか。
その彼女は彼女の祖父が開発したというパレットスーツなるものを身にまとい、その冒頭で触れました謎の怪獣、アローンと呼ばれるものと戦うことになります。
このアローンは目的も正体も全く不明なものでございまして、ただ解っているのは示現システムに引き寄せられているっぽい、ということ…通常の兵器などは全く通用せず、唯一パレットスーツ装備のかたの攻撃のみ効く様子でございます?
…こうした完全に謎な敵と戦う、ちょっと特殊な装備などをしたかたがたのお話としましては、以前劇場版を観ております『スト魔女』や以前コミカライズ版を読んでおります『シンフォギア』、あるいは以前読んでおります『デート・ア・ストライク』などが思い浮かびますけれど、この作品はいかがでございましょう、現代かそれより先の世界が舞台ということもあり、後者たちのイメージに近しいかもしれません?(でも後者2作品は今のところ謎の生物と戦っているというよりはなぜか人間と戦っている印象が強いので『スト魔女』のほうが近い、のかも?)
そのパレットスーツなるものの力は、あかねさんが心を通わせた、要するにお友達になれた相手に力を分け与え、ともに戦うことができるご様子でございます。
今のところその資格を持っていらっしゃるのは、まずは二葉あおいさんというあかねさんの親友で、清楚でおっとりしたお嬢さまな雰囲気を持った子…この子は当初から一緒に戦っていらしたご様子がございます。
あかねさんとあおいさんは元々大島で暮らしていたのでございますけれど、ブルーアイランドというところへ引っ越してきてそこの中学校に通うことになったご様子…そこで出会いましたのが三枝わかばさんでございました。
わかばさんは剣道の達人で強くなることを目指している女の子でございますけれど、自分と互角以上の力を持ったあかねさんに興味を示し、その過程で戦いに巻き込まれともに戦うことになりました。
…ちなみにパレットスーツを装備すると魔法少女の様な姿になりまして、さらにあかねさんとどなたかが合体できたりもされてしまわれます。
その他の登場人物…四宮ひまわりさんという、過去の経験から引きこもりになってしまった少女が登場いたしましたけれど、彼女はお名前からして(苗字に数字が入っている…)今後ともに戦うことになるのかもしれません。
あとはあかねさんにはももというしっかり者の妹さんがいらしたり、上で触れた祖父もいるのでございますけれど、この祖父は現在なぜかカワウソの姿になってしまっております。
お話のほうは、そういうことで謎の敵に立ち向かう少女たちを描いたものでございます。
パレットスーツの特性のこともあり、このお話は友情というのが大きな力を持っているご様子…メインキャラが皆さん女の子ということもあり、そこはかとなく百合的な雰囲気を感じることも出来るかもしれません。
雰囲気…お話の雰囲気は、今のところかなり明るい感じを受けますでしょうか…戦いのお話とはいいましても日常描写のほうが多いくらいでございますし、そう重々しいものではございません。
この巻ではひまわりさんを外出に誘った皆さんの前にアローンが現れ、といったところまででございましたけれども、どうなるでしょうか。
イラストはよきものでございました。
百合的にはいかがでございましょう、あかねさんとあおいさんがなかなか悪くない様に見えますけれど…?
ということで、こちらはなかなか悪くない作品で、アニメDVDを買ってみてもいいのかも、と考えさせてくださいますけれど、決定的なところまではいかなくってなかなか難しいところでございます…いえ、以前読みました『ラグランジェ』コミカライズ版のこの第1巻などと同様にまだまだ序盤、といったところでございましょうから…。
さらに、お金の関係などで購入するにいたしましてもこちらか『ラブライブ!』のどちらか片方しか無理な感じで…現状主人公さんの印象はどちらも明るい子でなかなかよろしく、題材もどちらもそれなりに悪くなくって、これはやっぱり非常に悩ましくって、このコミカライズ版を読んでも答えは出ませんでした(何)
さらに来期に何か魅力的な作品が待っていたりすると大変でございますので、ここはひとまずそれがはっきりするまで様子見、ということにしようかと思います。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□Aチャンネル(4)
■黒田bbさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上の作品などとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらは以前アンソロジーを読んでおりましたり、あるいはアニメ化もしており以前DVDを観ております様にOVAにもなっている作品…上の作品同様にアニメにもなっている作品、ということで同時に読んでみました。
内容としましては、高校生の女の子4人の日常を描いた学園ものな4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらず皆さんの愉快で、でもそう波乱のない穏やかな日常を描いております…高校生の女の子4人、と書いておりますけれど、トオルさんのご友人お二人も結構出番がございますし、またユー子さんの妹さんも巻頭カラーでお二人のお話になっておりましたりと出番がございます。
新キャラ、というほどのかたは出てまいりませんけれども、でもお一人だけ…巻末にトオルさんたちの中学生時代のお話が収録されておりまして、そこで天然な少女が出てまいります…ヒラちゃんという子なのでございますけれど、この巻の本編のハロウィンのお話に少し出てきた子って、この子でございますよね…?
ということでお話のほうは、上で触れました様にハロウィンのお話がございましたり、あとユー子さんの妹さんが他の皆さんとお会いしましたりと、様々な日常のお話となってまいります。
こちらはよい意味で相変わらずの雰囲気の作品、ということで特に付け加える様なことはない気もいたしますけれど、そういえばあとがきで最近胸の話題が多いために担当のかたが禁止した、ということが書かれておりましたっけ…確かに少なからず、特にユー子さんあたりがそういうネタに使われるシーンが見受けられました、かも?
イラストは悪くございません。
百合的にはこれまでどおりそこはかとなく、といったところでございます。
ということで、こちらはきらら系にしては長く続いている部類になってまいりましたけれど、まだ続いてくださいます…同じくアニメ化になったものとはいえ以前読みました『ひだまりスケッチ』や以前続編の様なものを読みました『けいおん!』あたりとは違ってストーリー性のない作品でございますので、今しばらくは安泰かもしれません。
…きらら系のアニメ化作品、これから先は以前読みました『ゆゆ式』と以前読みました『きんいろモザイク』が待っているご様子…『ゆゆ式』はDVD購入となると悩ましくなりますけれども『きんいろモザイク』は確実に購入でございます(『ゆゆ式』は来期とのことで、上で触れました作品たちとの兼ね合いも…)
その様な先日は、上の作品たちとともに購入をいたしました『モーレツ宇宙海賊』DVDの第10巻も観てみました。
第19話は『四人の絆』ということで、白鳳海賊団の活動も無事に終了して、今回はその後片付けのお話となります。
茉莉香さんはかなりお疲れのご様子で、終始眠そうにしておられかなり危うい…今までのお話の中でも一番危うく感じられました。
そしてその危惧は当たってしまい、掃除の最中に弁天丸のマスターキーとなる指輪をなくしてしまわれます…この指輪は前船長で亡くなられた父のものでありグリューエルさんがかのかたよりかつて贈られ、そして彼女から茉莉香さんへ贈られた、というもの…。
今回のタイトルは茉莉香さんとグリューエルさんと妹さん、そしてその父親の4人、ということになります。
第20話は『茉莉香、波に乗る』ということで、白鳳女学院のヨット部が宇宙ヨットを使ったネビュラカップという大会に出場しよう、という流れになっていくお話でございます。
その大会は過去に白鳳女学院が出場したものの不祥事で5年間出場停止になったという歴史があるらしかったり、その大会に何か妨害が入る恐れがあるため弁天丸に護衛の依頼がやってきたり、他にも茉莉香さんへの不可侵協定を破ろうとする輩がいるらしかったり、茉莉香さんの母親が怪しい人影に会っていたりと、裏で何やら色々起こっていて今のところよく解らないことだらけ…最後の事柄については、もしかしたら茉莉香さんの父親なのでは、とも思えます(食中毒で亡くなられたとされておりましたけれど、以前読みましたコミカライズ版では消息不明扱いにされておりましたので、生きていてもおかしくない…)
そうした諸々の裏事情はこれから解るでしょうからまずは置いておいて、このお話は1年生でヨット好きなちみっこの部員さんが主役…彼女が大会出場メンバーに選ばれるために頑張るお話でございます。
…このお話ではケインさんが一時的に顧問に戻ってまいりますけれど、妙に暑苦しいノリになっておりましてものすごく不思議…どうされたのでございます?
ということで、次のお話はそのネビュラカップ当日のお話になるご様子で、もうしばらくはヨット部の皆さんのお話になる模様でございます。
続きはまだDVDを購入しておりませんので、また次の機会が訪れるまで楽しみにしておきましょう。
上でも触れましたあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』は先へ進みますことに…第24話、ガオガイガーにて形成された結界内にて恐竜帝国と決戦に及びます。
この戦いの中、キャプテン・ラドラという人とゲッターチームが意味深な会話を交わしておりましたけれど、これはあるいはルートによってはこのかたが仲間になるのかもしれません…でもいかんせんこのルートではこの戦いに至るまで恐竜帝国もゲッターチームも出てまいりませんでしたのでそういうことはなく、普通に倒すだけでございましたけれども(多分他のルートではもっとはやい段階で出てくることもあるのでございましょう)
恐竜帝国のゴール帝王の乗る無敵戦艦ダイはその名前に負けずかなり強いユニットでございまして、これまでに戦った全てのユニットの中で一番HPや耐久性、攻撃力が高かったかもしれません…それでもそれを撃破し、このお話は無事終了…では、ございませんでした。
ゴール帝王は最後の力で自爆を敢行しようといたします…結界はこの自爆の前に消滅してしまいそうで、これが発動すると半径5kmは消滅するとのこと…。
ゲッターロボなら何とかできる、と言って竜馬さんたちが残ることになりますけれど、彼らも死を覚悟して残った模様…でも、その彼らを押しとどめ、その役を代わったのが武蔵さんでございました。
一人残った武蔵さんはゴール帝王とゲッター線について話した後、自らの生命と引き換えに自爆を阻止…ゲッター線なるものが非常に怪しい力に思えますけれど、ともかくこれは悲しい結果…。
それを知った男性陣は自らのふがいなさに怒り、主人公の彩菜さんを含めた女性陣は涙するのでございました…武蔵さんはかなりいい人でございましたので、皆さんの悲しみも大きい…。
でも、そこに三輪長官が現れ、皆さんの怒りを買う発言をしていくのでございました…いえ、軍人としてはそう間違っていない発言にも思えますけれど、でも悲しみに暮れる中で言うことではないでしょうか。
昨日はそこまで…悲しい犠牲はありましたけれどゲッターが仲間になりましたので、今後はこちらは使っていこうかなと思います。
グレートマジンガーは…今回はマリアさんがいないっぽいので放っておいて、空を飛べるビューナスAは小隊へ組み込みやすいので使っていきましょう。
一方の『星彩のレゾナンス』のほうは引き続き奈岐さんルート…鼎さんが奈岐さんの、というよりも鬼子の力の秘密を知り、それでもお二人の絆は壊れるどころかより強くなったところからでございます。
神住さんと和解をしたり、でも謹慎処分なのは変わらなかったり、お二人が炎と氷という相反する力を持っているために一対の巫女として力を重ね合わせるのが非常に難しく苦戦をしたりしてしまいます。
その様な中、謹慎開けに模擬戦がございまして、今回は物語冒頭に鼎さんの生命を狙ってきた真琴さんとの対戦…ちなみに彼女の名は「まこと」ではなく「まこ」でございます(何)
真琴さんは一対一で勝負を求めてきてペアである八弥子さんに力を使わない様に言い、模擬戦はじまって以来はじめてのアクションパートに入ります…でも、正直に言いますと穢れのほうが強かったかもしれません。
ということで真琴さんを倒しますけれど、詰めが甘くって逆に生命を奪われそうに…そこは奈岐さんが割って入ってたすけてくださいました。
ただ、この一件にて奈岐さんはもう完全に巫女候補の皆さんのことを信じられなくなってしまい、鼎さんを自分の部屋に連れ込んでしまいます。
さらには母親に会うためには巫女になるしかない、と吹き込んだ末来さんを呼び真意を問いただそうとしますけれど、それは失敗…でもこの末来さんが色々と物語の鍵を握っているのは確かな気がいたします。
そうしたことはありましたものの、鼎さんと奈岐さんの関係自体はずいぶん深まってまいりまして、好きだという気持ちをお互いに確認したりまでしております…愛情として、でございます。
そうして昨日はようやくお二人の力を重ね合わせることができたところまで…これができたことにより穢れの心の声を鬼子の力で読むことができ、母親の行方など展望が開けるかもしれないといいますけれど、どうなるでしょうか。
やっぱり奈岐さんが非常にかわいらしゅうございますし、引き続き見守ってまいりましょう。
あと、どうでもよいお話…確かあの胡散臭い理事長の名前って諏訪頼継、でございましたっけ。
そして主人公のお名前は高遠鼎…諏訪と高遠、というとかなり関係性の深い家柄なのでございますけれど、これって単なる偶然でございます?
この作品、妙に登場人物の出自、家柄にこだわる描写が見られますので、ちょっと気になってしまったのでございました(高遠頼継なる人物も諏訪一族におりましたし/何)
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