2013年03月28日

星彩のレゾナンス

先日クリアいたしましたゲームの感想です。
玲緒さんは出せず…
□星彩のレゾナンス
 ○イラスト評価:★★★★★(4.8)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(4.0)
 ○システム評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○音楽評価:★★★★★(4.5)
 ○声優評価:★★★★☆(3.5)
 ○難易度:★★★☆☆(2.8)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日届きましたものとなりまして、百合が確実な作品ということで購入をしてみましたものとなります。
こちらはPCなゲームとなりまして、また年齢制限ありな作品となりますのでご注意くださいまし。

内容としましては、母親を探しにとある島へやってきた少女を描いた作品、となるでしょうか。
こちらの作品のジャンルとしましては、アクション要素のある百合なギャルゲー、となるでしょうか。
基本的にはお話を読み進めていって選択肢によってお話が変わっていく、というごく普通のノベル系、ギャルゲー系のものでございますけれど、そのお話のときどきでアクションパートといって相手と戦うモードも入ります…以前完全版をしております『ソルフェージュ』のミュージックパートみたいなもの、かも?

お話の舞台は織戸伏島という島…主人公の高遠鼎さんは、かつてその島で巫女と呼ばれる特殊な役割を担っていた、そして7年前にその島へ行くと言って消えたきり帰ってこない母親を探してその島へ向かうことにいたします。
この鼎さんは基本的には元気で素直な女の子でございますけれど、かなり大食いの模様…そしてかなり天然かつ何も考えずに行動する直情型の人物で、またかなり強引なところがございますかも?(特に一線を越えるあたり…/何)
島へやってきた鼎さんは、母と同じ巫女と呼ばれる存在になれば母に会えると言われ、それを信じて、その島にある崎曄女学院へ入ることになりました。

この島には星霊石というものの力を用いて特殊な力を発動できる少女たちがおりまして、彼女たちはその学校で巫女というものを目指していらっしゃいます。
巫女は何をするのか、といえば、表向きはこの島に現れる穢れなる異形の生物を祓うことをし、そして選ばれし一対の巫女は儀式への参加を許される…島の皆さんはその様な存在になることに憧れていらっしゃるのでございますけれど…?
…海を感じられるお話の舞台、それに穢れなど和風な伝奇要素を感じる世界観など、結構以前廉価版をしております『アオイシロ』に通じるものを感じますかも?(『アオイシロ』にもこの作品の様なアクションパートがあったりしても不思議ではございませんでしたし)

その様な学園で鼎さんは様々なかたと出会います。
まずは同級生になる女の子たち…風間由布さんはルームメイトになるかたで長い黒髪をされちょっとつり目、小さめの胸をされたかたで、ツンデレの気のある、上級生の神住さんのことをとても慕っていらっしゃる子でございます。
その由布さんと仲のよい保科恵さんは眼鏡をかけて大きな胸をされた大人しい女の子…ルートによっては病んでしまわれる上に悲しい末路を遂げることになりますが…(何)
恵さんのルームメイトの三輪縁子さんは小さめのかたでおかっぱで普段着は和服なかた…かなりの毒舌のかたでございますけれど、実はゲーマーでしたりもいたします。
そして中村真琴さんでございますけれど、彼女の立ち位置はちょっと複雑で、当初は鼎さんの生命を狙ってきてしまいます…長い髪をされた凛々しいかたで、基本的にはまっすぐで真面目なかたで、そこがかわいらしく感じられるかもしれません。

上級生としては、まず向山奈岐さんはちみっこでちょっといわゆる中二病になっていらっしゃるっぽいかわいく微笑ましい子でございますけれど、彼女は島の人間でもかなり特殊な存在でしたりもいたします。
禰津八弥子さんは明るく元気なかたで、いつも猫のガジに頭をかじられていらっしゃいます(何)…彼女にもちょっと重い背景があったりいたしますけれど、でも基本的にはものすごくいい人でございましょう。
遠山神住さんは学園の巫女候補たちのまとめ役をしていらっしゃる、一言で言えば素敵なお姉さまで、密かに由布さんのことを想っていらっしゃいます(ですので神住さんと由布さんは両想い…由布さんルート以外ではお二人が結ばれます)…ちなみにこのかたのみルートが存在いたしませんけれど、個人的には神住さんと由布さんとのカップリングを強く推奨しておりますのでそれはそれでよろしいでしょう。
そして片倉末来さんはこのお話の鍵を握る人物…大人びた雰囲気に似合わずボクっ子でございまして、鼎さんには非常にやさしいです。

その他の登場人物としましては、学園の学園長さんや理事長さんにその秘書などといったところ…理事長あたりがお話の黒幕に見えてしまうことも多いかもしれません?
個人的に一番好きなのは奈岐さん…もうこのかたはかわいらしすぎて素敵でございます。
あとは素敵なお姉さまな趣の神住さんやツンデレの由布さん、それにかっこよく見えてかわいいところのある真琴さんなどもよろしゅうございますし、縁子さんや八弥子さんもよろしい感じ…主人公さんは普通、かも?
…ジャケットイラストを見ますと由布さんと恵さんがメインヒロインに見えて奈岐さんが目立たない感じでございますけれど、ストーリーを見る限りメインヒロインは奈岐さんでございましょう…少なくとも恵さんでないことは確実でございます(恵さんはルートはないほうがよかったのでは、と思えるほどにぞんざいな扱いでしたり…おまけの縁子さんルートと大差ないかも?)

そういったかたがたで紡がれる物語でございますけれど、上で触れました様にところどころでアクションパートというものが入ります。
こちらは穢れと遭遇した際、また模擬戦など何らかの理由で他の巫女候補と戦う際に起こるもので、システムとしましては以前しております『マイソロ3』の様な感じでございましょうか…基本的にはこちらは1人でございますけれど、相手は最大で3体にまでなることもございます。
ただ、場合によってはパートナーから支援を受けられることもあったりいたします…それにアクションパートは難易度の設定ができますので、結構何とかなるでしょう。
…ちなみに、一度クリアをいたしますとアクションパートは省略をして進めることも可能でございます。

その様なこちらの作品、昨日までにメインストーリーは全て終えておりまして、昨日はアクションパートを楽しむアーケードモードにある、上で紹介しました皆さんそれぞれの視点で短編の進むストーリーモードをしてみました。
昨日には魔王(何)、奈岐さん、神住さん、由布さん、真琴さん、そして縁子さんを終えておりましたので、昨日はその他のかたがたを…。
まず八弥子さんでございまして、こちらは奈岐さん同様に魔王ルートを彼女視点で見たもの…最後はやはり続く扱いになっておりました。
末来さんは自分に勝ったら何でも望みを叶えてあげる、と皆さんにおっしゃり、その皆さんから模擬戦を挑まれるというもの…皆さんの望んでいるものが見られたりいたします。
恵さんは人見知りを直すために皆さんに戦いを挑んでいくというなかなか無茶苦茶なもので、彼女はかなり天然なのかもしれません…ちなみにここで埋まっていなかった最後のCGが埋まったりもいたしました。
そして鼎さんは、全員に勝てば何でも願いを聞いてあげる、と末来さんに言われましたので皆さんに戦いを挑んでいく、というものでございました。
…昨日の皆さんでございましたら、やはり鼎さんが非常にバランスよく操作しやすい…恵さんは戦いかたが恐ろしく特殊でございますので慣れないうちは大変でございましたけれど、慣れれば案外いけるかもしれません。

こちらの作品、お話では以前『ミカエルの乙女たち』をしております『その花びらにくちづけを』シリーズの玲緒さんがゲスト出演される、とのことでございまして、きっとアーケードモードで登場されるのかな、と予想しておりましたけれど、全員のストーリーモードを終えても登場されませんでした…。
もうこれで開示条件が全く解らなくなってしまいました…私がクリアしたのはあくまでeasyモードでございましたので、あるいはhardモードでクリアすれば現れる、ということかもしれませんけれど、それはちょっと難しい…残念でございます。

イラストはかなりよろしいものでしたかと思います。
グラフィックも問題なくよろしいもの…アクションパートについては私のPCのスペックが低いため描写能力を落としてしまいましたけれど、そうしたことも可能でございますのでだいたいのPCでしたら動く気がいたします?
システム面のほうは一般的なギャルゲーにあるものは一通りありましたかと思います…アクションパートについても上で触れました様に処理速度の調整もできますし、またゲームコントローラも使用できますのでなかなか悪くございません。
内容のほうはルートによってはちょっとあっさりしすぎでございましたり展開に無理がある気がしてしまったりいたしますけれど、それは上で触れました『アオイシロ』などでもあったことでございますし、メインルートたる奈岐さんシナリオはよろしゅうございましたから、あまり突っ込むのはやめておきましょう。
ただ、いわゆる封印されし者の扱いが上級生ルートと同級生ルートであまりに差があるのはさすがにどうかと思いましたり…同級生ルートの、あの世界征服でも狙っているのではないかと思われる発言は一体誰が発したものなのでございましょう…?
ちなみに誤字などは結構たくさん目につきましたかも…(何)
音楽はかなりよろしゅうございましたかと思います。
声優さんもどのかたもよろしい感じで何も問題ございません…と、主人公の鼎さんについてはフルボイスにはなっておらず、一部シーンのみ出る仕様となっております。
難易度については、アクションパートは上で触れました様に難易度設定ができますので『マイソロ3』程度の作品ができれば何も問題はないでしょう…選択肢については『アオイシロ』ほどではないながらもちょっと解りづらいものとなっておりますかも?
百合的にはルートによっては強引に感じられるものもございますけれど、でも奈岐さんルートなどは申し分ないものでございます。
付加要素としましてはこの手の作品に必須のCG閲覧や回想モードがございました…あと特典で下敷きがついてまいりました。
ということで、玲緒さんにお会いできなかったのが非常に心残りではございますけれど、もう『その花』シリーズの新作が目前にまで迫っておりますので、こちらはこれでクリアといたします…ちょっとルートによる落差の激しい作品ではございましたけれど(恵さんの扱いがひどすぎ…でも個人的に一番好きな奈岐さんがメインシナリオとなっておりましたので許します/何)、キャラクターもなかなかよろしゅうございましたし、まずまず悪くない作品でしたかと思います。
以前しております『百合霊さん』にはじまって上で触れました『ミカエルの乙女たち』、そしてこの作品とPCかつ年齢制限のある、そして百合なゲームがこの1年で3作も出てくださいましたけれど、今後は『その花』シリーズ以外には私は把握しておりませんので、これで一段落となります?

今後のゲームでございますけれど、今日には以前しております『Fate/EXTRA』の続編である『CCC』が届くはずでしたりいたします。
こちらはキャラメイクなどなしにも関わらず完全なアサミーナさんを再現できる作品でございますので個人的にはそれだけで楽しみなのでございますけれど、でも明日あたりには『その花』の新作まで届く予定になっていたりいたします…何とかそれまでに『レゾナンス』は終わらせたかったので、何とかぎりぎりといったところ…。
下で触れます『スパロボ』を中断する気は皆無でございまして、なおかつ同時にできるゲームは2つが限界でございますので、ここはまずは『その花』の新作を優先することにいたしましょう。
そもそも、来月には以前しております『七竜2020』の続編まで出てまいりまして、こちらも一応アサミーナさんは完全でないながらも再現できてなおかつこちらはとっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入されるということでございますので、もしかいたしますと『CCC』はこの作品の後に回すかもしれません。
…『Fate/EXTRA』の経験を考えますと、『CCC』が1ヶ月で終えられるとはとても思えませんので、やはりなおさら後のお楽しみにしておいたほうがいいのかも?


その様な先日はこちらも読んでおりました。
やはりよきもの…
□ねこむすめ道草日記(9)
■いけさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『まんがの作り方』や『ちょいあ!』『セントールの悩み』などと同じものとなります。

内容としましては、山に囲まれた地方の町、渋垣市で人間にまぎれて暮らす妖怪たちを描いた作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第8巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもやっぱり妖怪の皆さんや人間の子供を中心としたお話が収録されておりまして、ラジオ体操を通じて人間の少年と狸が交流を深められたり、あるいは妖怪ラジオを聴いている少女が七人みさきへ会ってみたいと思ってそれが一騒動に発展したり色々なことがございます。

この作品も第9巻ということで長いものとなってまいりましたので、よい意味で特に付け加えることはなかったりいたします…よい感じに安定した内容でございましょう。
あえて書き加えることがあるといたしますと、以前読みました第3巻の後半から以前読みました第4巻の序盤で展開されておりました小学校での騒動の前日談のお話が唐突にあったりもいたしました…こちらは黒菜さんがやってくる前のコックリさんを描いたもので、千夏さんを見守るコックリさんがかなりいい感じ…(何)

イラストは悪くございません。
百合的には特にはない作品なのでございますけれども、今回は上で触れました様にコックリさんがなかなかよろしい感じでございました。
ということで、こちらは百合的に云々を置いておいて微笑ましさで楽しめる作品…今後も長く続いていただきたいものでございます。


また、さらに同時にこちらも読みましたので…。
こちらもよきもの…
□よつばと!(12)
■あずまきよひこさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.9)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ストパニ』や『やまンこ!』『リコとハルと温泉とイルカ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『あずまんが大王』と同じかたとなります。
…こちらも上の作品同様に百合的には薄くても微笑ましい日常を描いた作品、ということで同時に読んでみました。

内容としましては、元気なちみっこのよつばちゃんの日常を描いた作品です。
と、説明がやはり以前読みました第11巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらずよつばちゃんの微笑ましい日常を描いておりますけれど、季節は流れまして、もうすっかり秋…この作品の初期の頃を思い返しますともしかすると夏で終わるのでは、という風に感じたこともございましたけれど、どうやらこのまま秋から冬、そして春と穏やかな日常をこのまま描いていってくださいそうな気配がございます。
今回は秋のお話ということで、後半にはその季節に合ったお話がございました…風香さんたちとハロウィンをするのもそうでございますし、最後は恵那さんやみうらさんも一緒にキャンプへ行ったりもしておりました。
やっぱりこちらの作品は非常によい意味で相変わらずでございまして、よつばちゃんが面白く微笑ましく、周囲の人々もよいかたがたの、よきものでございましょう。

イラストはよろしいものでございます。
百合的にはないですけれど、この作品に関しましてはそのあたりは度外視して構いません。
ともあれ、こちらもやっぱり安定した面白さで、この先も長く続いてくだされば幸い…ただ、この作品の発行周期はきらら系コミックと同様に1年から2年の間になっておりますので、次巻を読むのはまた相当先のことになりそうでございますけれども。


上でも触れましたあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』は先へ進みますことに…第41話、暗黒大将軍率いるミケーネ帝国との戦いでございます。
この暗黒大将軍はHPが130,000もあるという、これまでで一番強大な敵…誇り高い武人でもあり、倒しますとライバルでした鉄也さんがその死を悼んでおりました。
そう、これだけ大物な感じのございました暗黒大将軍はこの1話のみの登場…恐竜帝国もそうでございましたけれど、やはりスーパーロボット系主人公ですとこれらともう少し関わりが生じたりするのでございましょうか。
ともあれそれで戦いは終わりかと思われましたものの、地獄大元帥なる者が現れまして、真・ゲッターともう1機、マジンガー系の何かを奪取している模様で、そこにいつの間にか人質にした早乙女博士や弓教授を乗せてこちらからは手出しができない様にしてきておりました。
ここは仕方ございませんので、皆さん一時撤退…恐竜帝国との戦い同様の結果になりました(そういえばあの戦いも前後編のお話になっておりました…今回も前後編になっており、今回が前編でございました)

戦後、ミケーネ帝国では暗黒大将軍亡き後の司令官として地獄大元帥が任命された模様…キャラ紹介によると、地獄大元帥は暗黒大将軍の真逆の性格っぽいです?
昨日はここまででございましたけれど、次のお話はマジンガー系2機及びゲッターが強制出撃…先ほどのイベントに決着をつける、ということなのでございましょう。
あと、ファさんをメガライダーに乗せることにいたしまして、そちらを改造…またお金が微妙に少なくなってしまいましたので、また次のお話かその次のお話しか、ともかく試作2号機などが加入するまででどこかのんびりしたいものでごさいます。
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