□ふわふわ科学(2)
■田仲康二さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としましては、高校生の女の子たちの科学のある日常を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも第1巻同様に、科学に関する様々なこと…自然的なものから物理的なものなど、色々なことを時には実験を行ったり、時には日常の中で見ていったりして解説をしてまいります。
結構解りやすく解説されておりますので、その点もなかなか面白いものではないかと思われます?
この作品の主題はやはりその様な、科学を解りやすく紹介するという、別に勉強するために発行されているものでもない中ではなかなか珍しいコンセプトで描かれたものになっておりまして、それもなかなか悪くないものでございます。
でも同時にきらら系の王道ともいえるゆるめの学園もの4コマとしても機能しておりまして、登場人物の女の子たちはそれぞれによろしいかたがたでございます。
メインは科学でございますので皆さんの関係がそう深くなるところまではいきませんけれど、でも望空さんと紗月さんの関係はよろしいものでございますし、それに作中で皆さんがより仲良くなったりする姿も描かれており、よろしいものでございました。
そうしたコンセプトの作品でございますので最後まで特に波乱要素などなく日常のままに終わっていきました…それもまたよしでございましょう。
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。
イラストは悪くございませんけれど、第1巻の評価はちょっと過大評価でした気もいたします。
百合的にはそう深く描かれるわけではございませんけれど、やはり望空さんと紗月さんあたりの関係が悪くございませんかも?
ということで、こちらは科学に関する解説もなかなか解りやすく面白く、それに登場人物もよろしい作品でございました…この巻で最終巻なのはさみしいでしょうか。
…登場人物としては外見がアサミーナさん似の望空さんと内面がアサミーナさん似の紗月さんがやはり好きでございますけれど、でも無表情でクールな智恵さんやツンデレお嬢さまの怜奈さんもとてもよろしい…やはり登場人物も魅力的でございます。
とっても大好きでご多忙なご様子で心配でございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたにお勧めをしていただけました『第2次スパロボα』は先へ進みますことに…バーム・ゼーラ星に木星帝国やネオ・ジオンといった宇宙の敵対勢力との戦いに一段落ついたということで、いよいよミケーネ帝国と決戦に及ぶ決意をすることになりました。
ミケーネ帝国も各地で侵攻の手を強めており、さらにメガノイドと手を結んだといいます…その様な中、こちら側はミケーネ帝国の本拠地へ乗り込むことになります。
第55話はミケーネ帝国との決戦でございますけれど、本拠地である地中海の島へ上陸するお話ということで前編扱い…そういえばかつてミケーネ帝国の本拠地へ乗り込むか東京へ向かうかの選択肢が出たことがあり、私は東京へ向かいゾンダーと決着をつけたわけでございますけれど、その際にミケーネ帝国を選ぶと今回と同じマップの戦いになりましたっけ。
ミケーネ帝国が相手と言いながら相手はそのミケーネ帝国に利用されてしまった邪魔大王国の3幹部になぜかすでに滅びた勢力のユニットたち…それらはメガノイドがゾンダーな力を得て使っていることが判明いたしました。
メガノイドのコロス氏もこの場にいまして、後半で決着をつける様子…ということは、次のお話でミケーネ帝国とだけではなくメガノイドとも決着がついてしまう、ということ…?
ともあれ、こちらのお話は前哨戦という趣が強く、邪魔大王国の3幹部を倒しますとそれ以上の敵は現れず戦いそのものは終了…地獄大元帥による地獄への誘いがあって、皆さん乗り込む決意を固められます。
ということで昨日はここまででございましたけれど、どうも次のお話でミケーネ帝国だけでなくメガノイドとも決着がつきそうな雰囲気…そうなりますと、最短であと2話でゲームが終わってしまいそうな気がして一気に終盤という感じを受けてきてしまいます。
ここまできて最後の敵の姿や組織がほとんど見えず戦う機会もないというのもまた不気味でございますけれど(現状の展開ですとイルイさんと背後の影が最後の敵になりそうではございますけれど、勢力といえるほどのものなのか…以前しております『A』のシャドウミラーは曲がりなりにも1勢力でした上に中盤くらいから結構姿を見せておりましたから)
一方の『Fate/EXTRA CCC』は先へ進みます…ダンジョンの片隅に家の形をしたアイテムフォルダ(?)が出現しておりまして、それを開きますとジナコさんの記憶の一片、彼女の過去とどうして聖杯戦争へ参加したのか、ということが見られます。
やはり彼女は両親を不幸な事故で亡くしておりまして、その後15年ほど遺産でニート生活を送っているご様子…ということは、彼女は30歳前後…?
それはともかくといたしまして、その箱から鍵を入手いたしまして、ダンジョンの奥へ進めます…最奥には布団に包まったジナコさんがおりまして、彼女の心を暴くのでございますけれど、これは第1段階よりもさらに心苦しいというか、後味が悪いものでございました…。
2つめのSGは凛さんの命名するところの「ひとりぼっち」、つまりは孤独というところ…。
2つめのSGを入手して生徒会室へ向かいますと、ガトーさんが無事に戻ってきておりましたけれど、彼からジナコさんに関する新たな事実が語られます…聖杯戦争においてジナコさんはガトーさんの対戦相手だったもののガトーさんの不戦勝に終わったというのでございます。
ジナコさんはあの用務員室にこもりきりで、そこは特殊な空間なために敗者となっても消滅を免れた、けれど外に出れば消滅してしまいますし、また聖杯戦争が終結してあの校舎が消されても消滅してしまう、という状態…ですので記憶を取り戻した際にものすごく取り乱してしまったのでございます。
すでに敗退しているシンジさんといい、これって表の世界に戻ったら即座に消えてしまったりするのでは、と心配になりますけれど、どうなのでございましょう…。
また、同時に殺生院キアラについてのお話を凛さんたちから聞けましたけれど、彼女はどうもかなりとんでもない人物のご様子…得体の知れない大物ということで、あるいは最後の衛士あたりになるのではないかと思われます(ここまでとんでもない説明をされて何もない、というのはありえないでしょうし、衛士になるのは間違いないでしょう)
12階の探索へ向かいますと、突如アサミーナさんの頭上に髑髏のマークとずいぶんな桁数の数字が出現…ジナコさんの話ではそのカウントが0になると死が訪れてしまうといいます。
それでも焦る数字ではございませんので奥へ進みますと、ダンジョンの中頃あたりでくつろぐ様子のジナコさんに遭遇…でも彼女はかなり無気力な様子で、そしてこの階層を抜けるには誰かが死ぬしかない、なんておっしゃってきます。
その様な中、突如ガトーさんの叫びが…彼はまた単身でダンジョンへ入り込んできており、大声で何か策があるとこちらを呼んできたのでございます。
仕方ございませんので戻ってお話を聞いてあげますけれど、策があるというのは嘘で、ただジナコさんのところへ行くのにアサミーナさんに護衛をしてもらいたい、ということ…そうして彼は暴走気味に奥へ走り去ってしまいますので、こちらも後を追います。
そうして再びジナコさんのいるところへたどり着きますとガトーさんが彼女を説得しにかかりますけれど、彼女は消えてしまい、ガトーさんもまたさらに奥へ向かってしまいますのでこちらも後を追うことになります。
ガトーさんがここまでジナコさんを気にされる理由も気になるところではございますけれど、でも追ううちに最奥までたどり着いてしまいましたので、ここはもちろんまずはレベル上げからでございましょう。
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