2013年06月07日

となりの魔法少女

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□となりの魔法少女(1)
■七葉なばさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、魔法少女のいる日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台は普通の高校でございまして、主人公はそこでクラスメイトとなる3人の女の子たち…そのときどきのお話に応じて3人の間で物語の視点が変わりますので、3人とも主人公ということになるのでございましょう。
ですので、まずはタイトルにもなっております魔法少女の女の子から紹介…羽根井あきさんという少し小さめの、内向的で大人しい感じの女の子でございますけれど、彼女は魔法が使えるという秘密を持っておりました。
魔法を使えば大抵のことはできる様子でございますけれど、使いすぎると眠くなるご様子…彼女がこの作中で使った一番大規模と思われる魔法は何でございましょう、雨の天候を無理やり晴れにしていた、ということかもしれません。
基本的にとてもいい子でございますけれど、過去にあった経験から人との付き合いを極端に避けており、かなりの人見知りで魔法で姿を消してしまうことも…魔法を使えるなんて普通の人とは違う(お話の舞台は普通の現実世界でございますのでもちろん魔法なんてものは全く認知されておりません)力を持っていたり、そしてそのために過去に悲しいことがあったのでございますから、こうなるのも仕方のないところかと…。

その様なあきさんと友達になれたのは2人のクラスメイトの女の子でございました。
まずは相澤圭さんでございまして、こちらは明るく面倒見もいい、でも作中では特に特筆すべきことのない普通の人、なんていう以前1周めをしております『Fate/EXTRA CCC』の主人公さんの様な不遇な扱いを受けている(どう見ても両者ともかなりの美少女なのでございますが…)、絵を描くのが得意なかた…このかたも普通であるがゆえに(?)基本的にはいい子でございまして、純粋にあきさんと友人になりたいと思いました(後述の茜さんと友人になれたのも彼女だから、でございましょうし)
その圭さんの友人の宇佐神茜さんは長い黒髪でクールな雰囲気の美少女でございますけれど、一言で言えばマッドサイエンティストな性格…科学とロマンにしか興味がない様な理屈の多いかたで、その言動は結構辛辣なところも…基本的に他人に興味のないかたでございますけれど、圭さんとは友人になれ、またあきさんに対しては当初研究対象として興味を抱かれたのでございました。
…ちなみにあきさんのことを「魔法少女」と表現したのは茜さん…ちなみのちなみに、魔法少女という表現をされてはおりますけれど、別に変身して何かと戦ったりするお話ではございません(何)

お話のほうは、そういうことで魔法を使えることを隠して高校生活を送っていた女の子と、その女の子の秘密を知った上で友人になった普通の女の子と変わり者の女の子の日常を描いたお話でございます。
あきさんと圭さんがかなりいい子だということもあり、お話は基本的には微笑ましいものとなっているでしょうか…茜さんはときに破天荒な行動をされたり辛辣な物言いをして物語に波乱を呼びますけれど、でも茜さんもお二人のことをきちんと思っているのは確かでございます。
あきさんや茜さんにはそれぞれ切ない過去があり、そこなどが涙を誘ってしまうところ…この第1巻の最後では、その茜さんのために壮大な魔法を使うことになりますけれど、果たしてどの様な結果を生みますでしょうか…この場面で最終回となっていても展開としては何ら無理のないものでございましたけれど、作品はまだ続くご様子でございますし、ここは見守っていくことにいたしましょう。
あと、突如意志を持ったくまのぬいぐるみの言によると、魔法を使えると他人に知られた人間は魔法の国へ行かなければならないっぽい雰囲気…ぬいぐるみはその場では嘘だと誤魔化しましたけれど、どうも嘘ではなさそうな感じを受けましたし…?
…と、カバー下にはかなり微妙(いわゆる下ネタ)なおまけ4コマがございました。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的にはいかがでございましょう、3人の関係が少なくとも友情という面ではよろしいものでございます。
ということで、こちらは個人的にはかなりよい内容のお話となっておりました…願わくば3人の平穏な日常のお話をこれからも読んでいきたいものでございます。
5月末に発売いたしましたきらら系な第1巻な作品たち、以前読みました『さくらティーブレイク!』に以前読みました『コドクの中のワタシ』、そして今回の『となりの魔法少女』と、どれもよい作品で当たりの月でしたかと思います。
…あと、これはあくまで私の個人的なところなのでございますけれど、あきさんがあの場所における私の持ちキャラな魔法使いの女の子に色々、ほぼ全て重なってしまってかなり印象深い…これはもう彼女のお話を改めて書かないと、という気持ちにさせられましたけれど、でも今彼女のお話を書きますと、このあきさんのお話とかなり重なってしまうかも…(友達の前で笑顔を作る魔法を使いそう、とか…/何)


とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は今しばらく置いておきまして、上でも触れました『CCC』の2周めを進行いたします。
引き続きジナコさんのお話でございますけれど、昨日はガトー・モンジの最期…ここから次々に男性マスターが消えていくことになるわけでございますけれど、その嚆矢となってしまわれましたガトーさんの最期はやはりあまりに立派すぎまして、涙を誘います…。
けれど、その様があまりに立派過ぎるあまり、ジナコさんがかえって自分を恥ずかしい存在だと思ってしまわれ心の中に閉じこもってしまう…これもまた、気持ちは解るところでございましょうか。
…このガトー・モンジという豪快でおバカながら立派な人物はおそらく以前しております前作たる『Fate/EXTRA』にも登場するキャラクターのはずながら、常に凛さんルートを選択する私にとって見る機会のないラニさんルートで相対する人物かと思われ…その『Fate/EXTRA』のセーブデータ、一応本戦の全ての対戦において決戦直前のデータがあったりいたしますので、一度第3回戦のありすさんの戦いからやってみて、その後にラニさんルートを選んでみてガトーさんの姿を確認してみる、なんてことをしてみるのもよろしいかもしれません(また、ユリウス氏関連も再確認してみるのもよろしいかも…本戦での会話や、第6回戦のセーブデータからすぐにいけるはずな決勝戦1日めの彼の最期の会話など…)

ともあれ、ここから先はこの作品における中盤の山場が控えております…つまりジナコさんとの決戦からはじまり、レオさんが消滅することになってしまったりアサミーナさんが虚数空間へ落とされたり、ユリウス氏の真意を見ることができたり、そしてサーヴァントとの絆を再確認できましたりと、本当に非常に盛りだくさんの内容でございます。
もちろんキャスターさんでこの山場へ挑むのははじめてでございますし、心を落ち着けてまいりましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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