2013年06月14日

前略、百合の園より

まだ情報をいただけましただけなのでございますけれど、どうやら以前読みましたきらら系作品な『桜Trick』がアニメ化するご様子、でございます?
こちらの作品はきらら系の4コマ作品の中では百合的にかなり高いものとなっておりますので歓迎でございますけれど、少し意外でもございましたかも…いえ、こちらよりも以前読んでおります『落花流水』のほうがアニメ化の可能性は高いかな、と思っておりましたから。

これできらら系4コマ作品は以前読んでおります『ゆゆ式』が今現在放送されていてDVDも購入しておりますのにはじまり、来期には以前読んでおります『きんいろモザイク』という良作がアニメ化いたしますし、さらには『桜Trick』が登場しましたりと、かなりすごいことに…特に『きんいろモザイク』『桜Trick』と個人的にかなり良作と感じている作品が立て続けに、というのはかなり素晴らしゅうございます。
もちろん全てDVD購入確実な作品でございまして、とっても嬉しゅうございますけれどもお金の面では心配…(何)


では、先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□前略、百合の園より(2)
■須河篤志さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは先日色々なものとともに購入をしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスでございますけれども、こちらは「つぼみシリーズ」という独立したレーベル扱いのものとなります。

内容としましては、クラスメイトの女の子に秘密を握られてしまう女の子のお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読んでおります第1巻の感想と同じとなりましたので詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、まず美園さんの周囲との人間関係が描かれていきますけれど、この美園さんは実は百合さんと結構似た存在のご様子でございました…つまり、あまりにお嬢さまなために周囲の人々もそれ狙いで付き合おうとしてきたりしたりする、かなり浮いた存在になってしまっていて、友達と呼べる存在はいらっしゃらなかったご様子…。
その様な中で出会った百合さんは自分のその様な経歴を知らず、また純粋に見ていて面白い人でしたりしたことから興味を持ってお近づきになられたのでございます。

この巻では徐々に仲良くなっていくお二人の姿が描かれておりますけれど、一見乱暴な雰囲気のある、でも外見はかっこよくて内面は純粋なところのある百合さんが非常に微笑ましくてよろしゅうございます…イメージとしては言葉遣いも含めて以前観ております『まどか』の杏子さんに近しい印象を受けますかも?(でも外見や境遇を思うとそれ以上に、とっても大好きで最近お会いできない日々が続いてさみしく心配でございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたのフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっておりますこの『私立天姫学園』での持ちキャラで最近中編物語の題材にしたいと思っているかたに似ているのでございますけれども…以前読んでおります『となりの魔法少女』ではお相手の子に似たかたが出てまいりましたのでなおさら…/何)
この様なかたでしたら、美園さんがいじりたくなってしまわれるのも解る気がいたします…特に黒いところのある美園さんでございましたらなおさらでございます。
ただ、よかれと思って美園さんが百合さんをクラスになじませて他に友人を作ってあげたことから、かえってお二人の間に壁ができはじめ…要するにこれまで独り占めしていた相手が他の人とも仲良くなってさみしい、と美園さんが思ってしまわれ、それを百合さんは全く気づかないという、一種の王道的展開でございます。
それともう一つのできごとがあり、美園さんは百合さんとの関係を断ち切ろうとされるのでございますけれど、それを納得できない百合さんは…と、このあたりはお話も盛り上がってよい感じなのでございますけれど、どちらかというと友情のお話の様にも感じられますかも?(この時点では百合さんは友達、あるいは親友と表現しておりますから…でも美園さんは明らかにそれ以上として意識していらっしゃいます)
…ちなみにこの作品のタイトル、ラストシーンで百合さんのご友人の忍さんが物語のタイトルとして使っておりまして、もしかするとこのお話は忍さんが描いた、という体裁なのかも?

本編はそれで一応のハッピーエンド…はい、この作品は以前読んでおります『つぼみ』が廃刊を迎えてしまった影響があるかどうかは解りませんながら、この巻で完結となっております。
ただ、おまけ漫画やアフターストーリーが結構収録されており、個人的にはかなり嬉しいところでございました。
『忍のはなし』はタイトルどおり百合さんのご友人の忍さんのお話でございまして、彼女がお付き合いしているクラスメイトの子も出てまいります。
『その後の百合の園より』はタイトルどおり本編後のお話でございますけれど、こちらは前半と後半に別れている感じ…まず前半のメインは百合さんと美園さんカップリングと忍さんとそのクラスメイトカップリングの2組がお会いするお話でございましょう。
そして後半は百合さんが美園さんのことを苗字ではなく名前で呼ぼうと奮闘されるお話…これまた微笑ましゅうございます。
あと、巻末…あとがきの後に追伸と題したさらにその後のお二人が描かれておりまして、こちらではお二人が一緒に暮らしているご様子が見られます(そして百合さんはあの趣味を職業にできたみたい…?)
…その他、カバー下にもおまけ4コマが収録されております。

イラストはよろしゅうございます。
百合的には本編はむしろ友情のお話に見えないこともございませんけれど、それはそれでよろしゅうございますし、またその後のお話を見ると十分にございます。
ということで、こちらはともかく百合さんが非常に微笑ましくよいキャラクターでございまして、よい作品でございました…第1巻は『恋初め』が収録されていたために内容評価を高くつけたとなっておりましたけれど、この巻まで至ればもうこの作品単体でもこれだけの良作といって問題ないでしょう(どちらのお話も、そしてキャラクターもかなり私好みでございまして…)

あと、その様な先日は上で触れました作品などとともに購入をいたしました『ガールズ&パンツァー』『ラブライブ!』という個人的に最近では稀に見る良作2作品のサントラのうち『ラブライブ!』のほうのサントラを聴くこともできました。
こちらも戦車な作品同様に2枚組になっておりまして、また劇中歌…個人的にかなり大好きなファーストライブの曲『START:DASH!!』なども収録してありましてよろしゅうございました。
でも劇中歌はTVサイズでございましたし、いずれは以前購入をしておりますアニメ化以前の曲を収録したもの、あるいは以前劇場版を観たりしております同じく劇中歌の多い『けいおん!』における以前購入をしておりますものの様に全ての劇中歌を収録したアルバムなど出てくださいますととても嬉しいかもしれません?
…シングルが出ているならそちらを購入すれば、でございますか…今後アルバムが出ないのでございましたら、そうしてもよいかもですけれど…(何)


上でも触れましたあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は今しばらく置いておきまして、以前1周めをしておりまして今現在も2周めをしております『Fate/EXTRA CCC』は2周め…サクラ迷宮16階から17階にかけてでございます。
この階層はメルトリリスさんの領域なのでございますけれど、16階ではメルトリリスさんが登場することはなく、17階の終盤まで現れません。
その代わり、16階の前半はBBさん、後半は以前しております前作たる『Fate/EXTRA』に登場したブラックモア卿のサーヴァントであるアーチャーさん、そして17階前半は同じくその前作に登場いたしましたありすさんとアリスさんのお話…。
そしてシンジさんの決意も見られるお話で、18階で起こることを考えますとジナコさんの言うとおりシンジさんはいわゆる死亡フラグを立てているわけで切ない…アーチャーさんやありすさんもやはり切ない最期でございましたし、やはりこの作品、序盤の展開はともかく、中盤からは切ない要素が強いでしょうか。
…ちなみに、ロビン・フッドなアーチャーは数少ない男性の敵でございますので、キャスターさんの男性へ対しクリティカルなスキルが有効…何と一撃で倒せてしまいました…。
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