□ともだちマグネット(1)
■まごさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうでございましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『姫のためなら死ねる』や『えんどる』と同じものとなります。
…昨日の日誌でタイトルのちょっと似た作品を読みまして、それでそういえば…とこちらの作品のことも思い出しましたので少し優先して読んでみました(何)
内容としましては、二人の高校生の女の子の日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台はとある高校、主役はそこに通う、同じクラスで隣同士の席の女の子でございます。
主人公は沢村真琴さんという女の子で、眼鏡をかけた地味な雰囲気の子…日曜日の朝のアニメが大好きでございましたりと、なかなかにオタクさんな雰囲気をされたかたでございます。
その様な真琴さんは性格上の問題などから周囲となじめておらず、というよりなじもうともしないのでございますけれど、すぐ隣の席の女の子が妙に自分に構ってくるのでございました。
その隣の席の女の子というのは松本なつみさんという子で、こちらは目立つ容姿をされた、読者モデルまでされているかた…かなり胸が大きかったりもする、かなり明るい性格のかたでございます。
真琴さんにとっては一番遠い世界の存在に感じられる人なのでございますけれど、そのなつみさんが本当に不思議になるくらい真琴さんと仲良くしようとしてまいりまして、当然真琴さんはかなり困惑しますものの、徐々に距離が縮まっていくのでございました。
その他の登場人物としましては、なつみさん関連のかたがた…彼女のご友人お二人や兄、それにモデル仲間などおりまして、そのモデル仲間の中には彼女に言い寄る男性もいるご様子です?
…ちなみになつみさんの兄については、オタクな趣味関連で真琴さんともネット上で繋がりがあったりもした、という偶然があるのでございました。
お話のほうは、その様なお二人を描いたコメディな4コマでございます。
帯に「逃げるオタク!追いかけるリア充!」とございました様に、基本的になつみさんが積極的に真琴さんへ絡んでいって、序盤の真琴さんはそれから逃げ、後半でも戸惑ったりされるのでございました。
真琴さんは百面相でございますし、なつみさんも明るく楽しい性格でございますので、読んでいてなかなか楽しい作品…ちなみになつみさんがどうしてそこまで真琴さんに関わろうとするのか、ということも作中で触れられておりまして、これはなかなかよいお話、となるでしょうか(少し認識の相違がありそうでございますけれど、なつみさんがああ思っているのならそれはそれでよろしいでしょう/何)
その他、巻末にはこの作品の元となった『虹色ブックマーク』という4コマが収録されておりました…また、カバー下にはおまけ4コマとしてお二人の心と身体が入れ替わったら、なんて内容のものも収録されておりました。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、こちらはタイトルどおり友情のお話になるわけでございますけれど、でもほのかには…?
ということで、こちらはなかなか悪くない作品でしたかと思います…ごく多少の不安要素はあるのでございますけれど、大丈夫と信じて続きを見守ってみましょう。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□私が彼女で彼女が私で(2)
■橘あゆんさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(2.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.7)
○総合評価:★★★☆☆(2.8)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは4コマでも大判サイズでもないものとなります。
作者のかたは以前読みました『にじぷり』と同じかたとなります。
…上の作品のカバー下のおまけ4コマを読みました際にまさに同じことになっているこの作品のことを思い出しまして同時に読んでみました。
内容としましては、ひょんなことから身体が入れ替わってしまった二人の女の子を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもやはりまだ元の身体に戻れないお二人の日常…それぞれ入れ替わった人として生活をしていくうち、そこの家族の問題などに直面して自分なりにそれに対処していく、といったことがメインになっていくでしょうか。
終盤ではとあることからついに周囲、とはいいましてもごくごく身近なかたに異変についてばれてしまいますけれど、ここまでばれずに押し通してこれたことが驚きかもしれません?
こういったお話で元に戻れないなんてことはあるはずございませんので、この作品ももちろん結末は言うまでもないもの…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。
個人的には、こちらの作品は可もなく不可もなく、といった内容に終始したかな、と思います…何でございましょう、入れ替わったお二人そのものや周囲との関わりが何だか読んでいて気まずすぎる様に感じられて気持ちよく読めなかったから、かもしれません。
イラストは悪くございません。
百合的には特になしかと思います…友情のお話でございましょう。
ということで、ちょっと内容のほうが個人的には合わなかったところもありますものの、友情のお話としましてはなかなか悪くないものでしたかと思います。
…この作品、上の作品のおまけ4コマで相似点があって同時に読んでみましたわけでございますけれど、主役お二人のタイプ自体も両作品ともに同じ様なものでございますよね…。
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入されておられます『七竜2020-2』は今しばらく置いておきまして、以前1周めをしております『Fate/EXTRA CCC』の3周め…レベル上げの必要が皆無となりましたのでさくさく進められます。
でも、やはりこの作品の序盤はちょっと悪趣味さのほうが目立つ印象…もちろんよいところも少なからずございますけれど、でもやっぱり序盤の印象は以前しております前作たる『Fate/EXTRA』のほうが上の様な気がいたします?
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