□てーきゅう(4)
■ルーツさま(原作)/Piyoさま(作画)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『まんがーる!』や『東京自転車少女。』『ヤマノススメ』などと同じものとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にショートアニメながらアニメ化もされておりまして、第2期も放送されるといいます。
…先日いたしましたアサミーナさんとかなさまの放送によると来月新刊が発売するそうでございますので、少し優先して読んでみました。
内容としましては、とある高校のテニス部の皆さんの日常を描いた作品となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらず皆さんのおバカな日常を描いておりまして、またテニス部のお話ながらテニスを全くしないのも同様…そこはもう気にしなくってもよろしいでしょう。
と、やはり良くも悪くも相変わらずな雰囲気な作品なために改めて書く様なことは特にはなかったりもいたしますけれど、それでもあえて何か書いてみますと、この巻ではユリさんの合格発表からテニス部へ入部するまでの流れ…かなえさんとの出会いのお話が書かれておりましたっけ。
この際に出てまいりました部活勧誘の部は色々危うかったですけれど、軽音部だけはまとも…というよりほぼそのままあの作品でございました様な…?(おまけマンガでも唯一微笑ましいかたがたでございましたり…/何)
あとは巻末のおまけマンガには原作者となっておりますルーツさまの描かれたものも収録されておりましたり…原作のかたも普通に漫画は描けるご様子でございます?(ちなみにそのおまけマンガは比較的まともにテニスをしておりましたかも…?)
…その他、カバー下にもおまけ4コマがございまして、こちらはテニスをしているときに実際にあるかもしれないこと、になるでしょうか。
イラストは悪くございません。
百合的にはやはり特にはないかと思いますけれど、メインの4人は女の子だけでございますのでそのあたりは安心でございます。
ということで、こちらはやはり相変わらずおバカな作品ではございますけれど、悪いものではございません…ただ、さすがにアニメ第2期のDVDをは購入することはないでしょうか。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□あか☆ぷろ!!! 〜明るい三姉妹プロジェクト〜(1)
■あらきかなおさま/美水かがみさま(キャラクターデザイン)
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』や『放課後アトリエといろ』『ぶらっくろっくちゃん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『夢みたいな星みたいな』などを描かれたかた…あと、キャラクターデザインを担当されましたのは以前読んでおります(not『まなつラビリンス』)もののそこで続刊の購入を切ってしまいました作品を描かれたかたとなっております。
…上の作品同様、こちらも来月に新刊が出るそうでございますので、少し優先して読んでみました。
内容としましては、3姉妹の日常を描いた作品、となるでしょうか。
物語の舞台は大きな、そして増改築の結果迷路の様になってしまっているというマンションらしく、何だか高知県にある某マンションを思い浮かべてしまいますけれど(えっ、解らないですか?/何)、ともあれ主人公はそのマンションへ引っ越してきた3姉妹となっております。
明井というサブタイトルそのままな名字をしております(何)その3姉妹でございますけれども、まず長女は蛍さんとおっしゃる19歳の大学生でその傍ら様々なアルバイトをして家計を支えている様子な、それに家事全般も得意で穏やかな性格かつ胸も大きいため(何)皆さんの母親的存在になるでしょうか(ちなみに両親は少なくともこの家にはおりません…深く考えないでおきましょうか/何)
作品を読んでいる限りでは天然の雰囲気があるのでございますけれども、登場人物紹介によりますと実はしっかり者とのこと…あと、美的感覚がずれているものの本人に自覚はないそうでございます。
次女の光さんは14歳の中学生でちょっとつり目をされたボクっ子…好奇心の旺盛なかたとされておりますけれども、作中ではゲーム好きな面がかなり目立ちますかも?(あとカレー好き…)
三女の灯さんは10歳の小学生で口調に関西弁の入っているかわいらしい女の子…頭がいいらしいもののちょっとドジっ子になっていて、そしてかわいい女の子が大好きという子でもございます。
その他の登場人物はマンションの管理人のかたくらいでございますし、基本的にはこの3人だけでお話は流れてまいります。
お話のほうは、その3人の姉妹の日常をまったり描いた作品…皆さん学生でございますけれども学校のシーンもなく、3人一緒に過ごしているお話しかございません。
サブタイトルどおり皆さん明るく、読んでいてなかなか楽しいものでございます…特に波乱などもございませんのでそのあたりも安心でございます。
もちろん3人ともとても仲がよろしく、以前読みました『四季おりおりっ!』など別に姉妹愛と表現するほど百合な雰囲気がなくとも仲のよい姉妹のお話はよろしいものでございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、灯さんが女の子好きとはいいましても姉妹以外登場人物がほぼいない作品でございますし…でもその姉妹は皆さん仲がよろしくよきものでございます。
ともあれ、こちらの作品はちょっと個人的な印象で不安がありましたために読むのを後回しにしておりましたけれど、悪いものではなかったかと…続刊も購入してみようかと思います?
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は先へ進みます…けれど、予想していた事態、でもそうなってはもらいたくなかった事態が現実のものとなってしまいました。
東京スカイタワー屋上には真竜フォーマルハウトなる者がおり、それと戦闘になるのでございますけれど、強制敗北…そして力尽きたアサミーナさんたちは妙に態度が大きくアサミーナさんたちのことを完全に見下してくるアメリカ人の兄妹によって助け出される、という、以前しております前作での東京都庁でのできごとがもうそのまま、ドラゴンにSKYとアメリカ人を入れ替えただけの全く同じ、考えうる限りで最悪の展開になってしまっておりました…。
特にこのアメリカ人の兄妹がかなり悪印象(特に妹はひどすぎませんか?)、以前しております『Fate/EXTRA CCC』の殺生院祈荒へ対する悪印象なんてまだ軽かったのですね、と感じるほどの悪印象しか覚えない人物になっていて、この人々と今後SKYとの様な関係を築けるのかなど、今のところは懐疑的にならざるを得ません。
…それにしましても、まさか本当に前作と全く、何の捻りもなく同じ展開にしてくるとは、予想していたとはいえでもちょっとは変えてくださいますよね、と願っていただけにこれは悪い意味でかなり衝撃…。
ともあれ、ドラゴンにより世界は再び壊滅した、とのことでございますけれど、でも1年前のドラゴン来襲の際に人類は確かその9割(98%、でした様な…)が死滅しているはずで、上で触れました『CCC』の論理でいけばその時点で人類はもう文明を維持できず滅亡したも同然の状態になっているはず…そうでなくってもまだ1年しかたっておらず復興もできていないかと思われますので、前作ほどの絶望感はないかもしれません(だってもう滅びたも同然の状態でやってこられただけでございますから…)
ここで初音ミクさんが歌うオープニングが流れますけれど、映像で戦うパーティの中にあのシークレットキャラ、つまり猫耳をした女の子の姿が普通にあるのが悲しい(オープニングパーティはサムライの女の子とその猫耳な女の子、それにアイドルな男性の3人…)…オープニングに出すのでございましたら、シークレットなどにせず普通に選べる様にしてもらいたいのでございますが…。
ということで第1章、今回は3日でアサミーナさんたちは目が覚めますけれど、あのエメルさんを含め誰も誰がアサミーナさんたちをたすけたか、ということは話してくださいません。
件の兄妹とはもう一度会うのでございますけれど、やはり特に妹がこちらを完全に見下していて悪印象…しかもやはりエメルさんを含め誰も彼らのことを認識していない不思議…。
あと、序章の際にはおりましたきつい作業員さんの姿がどこにもいないのが気にかかります…その他、キリノさんは序章であったできごとから意識不明になっていてエメルさんが総長代理となっておりますけれど、その倒れたキリノさんの姿も医務室を含めどこにもない…。
その他の一般人はおおむねアサミーナさんたちのことを気遣ってくださっていて、ここは一安心…中には責めてくる人もおりましたけれど、全員が全員手のひらを返してこなかったのには安堵いたしました。
世界は再びドラゴンの支配化に置かれた、ということで、東京は現状国会議事堂のみ何とか守れている、ということ…。
新たに現れた真竜フォーマルハウトは東京スカイタワーにいるとのことで、前作の真竜ニアラは東京タワーでございましたし、そういう場所が好きなのでございましょうか…ニアラはどことなく小物の香りを感じましたけれど、今回のフォーマルハウトはどうなのでございましょう(序章での対峙の際は何もしゃべりませんでした)
1年で新たな真竜が現れたことについてエメルさんはおかしい、とおっしゃっておられましたけれど、これもそういうものなのでございましょうか…真竜はあと6体残っているとのことでございますけれど、そう簡単にはやってこないものなのです?(ニアラが消滅したら気になってその地へやってきそうな気がいたしますものでございますけれども?)
アサミーナさんたちのはじめの任務は、国会議事堂からもっとも近い丸の内…東京駅を開放する、というものとなります。
まずは様子見ということで、上層のみの探索…ここでドラゴンを3体倒して国会議事堂へ戻りますと、武器防具が購入できる様になります…ここまでは初期装備で乗り切らなければならなかったわけでございます。
装備を整えたところで、アメリカと通信が繋がりますけれど、アメリカは国土の70%、人口の90%を失っているらしいものの、空母上に逃れた人々がロサンゼルスで政府を再建しているそう…そうした状況にも関わらず、アメリカ臨時大統領は日本へ特殊部隊の派遣を行ってくださるそうでございます。
真竜の存在が東京で確認できましたから、これは正しい行動…ではございますけれど、特殊部隊って件の人物たちになりますので、全く期待できない…。
…装備を整えるのはあのドラゴンが落とす資材を使ってということで、ここも前作同様で、国会議事堂内の施設拡張もこれを使って行っていくことになりますけれど、ですから1年前に多大の資材を投入して改装していった東京都庁はどうしたのでございますか…そこを使えば新たな資材投入などしなくってもよいはずですのに、アサミーナさんたちの経験が失われていることともども、少々強引な気がしてしまいます。
ともあれ、再び東京駅の探索を行うことになりますけれど、先行した自衛隊が帝竜ティアマットに遭遇いたします。
ここでエメルさんが現状のアサミーナさんたちでは敵わないと判断、自衛隊は見捨てる様に言ってきますけれど、その様なことはできないと回答…ここで仕方ない、という選択肢もございましたけれど、それを選ぶとどうなってしまうのでございましょうか…。
ともあれ自衛隊救援のために帝竜と対峙いたしますけれど、これもやはり勝てない戦い…数ターン耐え忍んだところで戦闘が中断し、撤退に成功いたします。
また国会議事堂へ戻りますと、アメリカの特殊部隊が参着いたしますけれど、やはりというか…その隊長は件の兄妹でございました。
彼らはエメルさんの知り合いだったのでございますけれど、でも彼女の指揮下に入るつもりはなく、独断で行動することに…勝手に東京駅へ行ってしまいました。
個人的には彼らはそのまま自滅していいのでは、とすら感じてしまいますけれど、ともかく彼らを追ってまた東京駅の探索を行うことに…この時点で国会議事堂内の音楽が沈痛とした雰囲気のものからある程度穏やかなものに変化いたします。
と、昨日はこのあたりまででございましたけれど、前作の経験からするとはじめの帝竜は弱ったところを撃破、なのでございましょう…あの兄妹が弱らせたところを、となるのが順当でございましょうけれど、どうなるでしょうか。
…その第一の帝竜、前作でもティアマットでございました、よね…ティアマットは2作連続で弱まったところを倒されるというちょっと哀れな役回りになりそうでございます(前作は誰がティアマットを弱らせたのでございましたっけ…ガトウさんとそこで亡くなられたナガレさんでございました?)
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