□生徒会長が百合好きでも問題ナシ!?
■うおなてれぴんさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、百合が確実な雰囲気を感じましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ありかる』や『放課後アトリエといろ』『ぶらっくろっくちゃん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『魔法使いしかっ!!』を描かれたとなっております。
内容としましては、百合好きな生徒会長さんとその周囲の皆さんの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
物語の舞台は私立鳥兜女学院という名前の、何だか少し物騒にも聞こえる名称をしたお嬢さま学校でございます。
そして主人公は作品のタイトルどおりその学校の主人公を務める華屋敷可音さん…長めの黒髪をされスタイルもよい、そして成績優秀でさらにお嬢さま学校の生徒会長ということだけあり日本有数の財閥の娘でもあったりと、なかなか完璧なかたでございます。
その彼女はひょんなこと…たまたま目にした百合な漫画雑誌を読んだことにより百合な世界に目覚められるのでございました。
可音さんには同級生ながら専属なメイドさんがおられ、それが来原くるみさんという眼鏡をかけた、ちょっとだけ天然なところも感じる気のする、でも基本的にはいい子な、そしてちょっとオタクな趣味を持つかたでもございます。
可音さんとくるみさんは主とメイドとしてはかなり良好な関係ながら、百合に目覚めた可音さんはくるみさんに対し色々妄想をしてしまわれるのでございました…一方のくるみさんはその様な可音さんの気持ちには気づいていない様子で、あくまでメイドとして接しているご様子でございますけれど…?
…その様なくるみさんにはちょっとした秘密がございまして、それが終盤で明らかになりますけれど、あの様なことをしていたあたり、やはりくるみさんも…?
その他の登場人物、まずは生徒会のメンバーたち…副会長の森村葵さんは胸が小さなことを除けば(何)優雅なお嬢さまといった趣で、他の皆さんのようにメイドはおりませんものの常に影からSPとして爺が見守っているらしい、百合に目覚めた可音さんをからかう役回りのかたでございます。
書記の菊川ななみさんはちみっこで元気いっぱいかつ天然、そして大食いな女の子…エピローグでは数年でずいぶん成長されるとのことでございますけれど…?
そのななみさんのメイドであり1学年上(3年生)な椿玲奈さんはクールな雰囲気のある長身のかたで、実は忍者であったり…ななみさん好きな様子がかなり見て取れます。
その他、生徒会メンバーでないながら、可音さんを(一方的に)ライバル視する燕子花亜美さん…こちらはツンデレお嬢さまといった趣で、当初は可音さんをライバル視しておられましたけれど、次第に彼女に惹かれていってしまわれます?
その亜美さんのメイドをされるのは同級生の杉原理子さんでございまして、こちらはパートとして雇われているらしくってメイドとしての忠誠心は薄めながら、でも亜美さんとはなかなかよい関係に見えます。
お話のほうは、その様な皆さんの愉快な日常を描いたコメディ作品でございます。
メインは百合好きだということに気づいた可音さんの一連の行動…くるみさんのことが気になるながら、一歩踏み出せないわけでございます。
帯に「ゆるい百合。」と描かれていることもあり基本的にはコメディ要素重視な作品でございますのでそれは終盤まで変わりませんけれど、最後には両想いになったといってよろしいのではないかと…そこは最後まで見守って見れば解るかと思います。
はい、この作品はこの1冊で完結…最後には簡単なエピローグが収録されておりますけれど、これは本当に簡単なものとなっておりますのでそう気にしなくってもよろしいかも?
イラストは普通でございましょうか。
百合的にはそういうことで全体的にはゆるい雰囲気ながら、でも確かに色々感じられる作品…最後もなかかなよろしいものでしたかと思います。
ということで、こちらはゆるい感じの作品ながら、百合的にもまずまずといったところなのではないでしょうか。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□まん研(3)
■うおなてれぴんさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
…作者のかたが上の作品と同じかたとなっておりましたことから同時に読んでみました。
内容としましては、とある高校のまん研…漫画研究会という部活の日常を描く作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたので、詳細な説明は省略をいたします。
第2巻までは漫研らしい活動をしていた気もいたしましたけれど、この巻ではそれよりも同人関係や漫画やゲームでよく使われるものなど色々なネタなどについてのコメディとなっていた気がいたします…それが結構解ってしまう私もどうかと思うのですけれども…(何)
ちなみにこの巻が最終巻なのですけれども、最終話すら最終回はどんなシチュエーションがよいか、といったネタにしておりました…でも、こういった日常のうちに平穏に終わるのは嫌いではございません。
4コマな作品といいつつストーリーがある作品が大部分を占める今にあって、この作品は本当にストーリー性が皆無な、ネタのみで突っ走った作品な気がいたします。
第2巻の評価は低いですけれど、そうしたところ(要するに波乱など全くない)など結構評価できる気がいたしますし、それに一部のネタを除いて普通に…以前読んでおります『○本の住人』と同じくらいには面白かったかと思います。
登場人物も、皆さん個性的ではございますし…個人的にはおっとりとした先生に惹かれるところも、その『○本の住人』などと同じです(『○本の住人』はさなえ先生…)
イラストのほうは普通でございます。
百合的には、メインの第2まん研のかたがたは百合をネタとして使っているだけでむしろBL好きなかたがたですけれど、第1漫研のボーイッシュな子がツンデレなその第1漫研の部長なくーちゃんに想いを寄せておりますし、ないことはございません?
ともあれ、なぜかずっと読むのが後回しとなっておりましたながら、そう悪くはない作品かと思います。
とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は地下鉄構内の奥に進みますけれど、やはりそこには殺竜兵器に一足先にたどり着いていたアメリカ特殊部隊の姿…ながら、彼らがそれを強奪したわけではなく、偶然見つけた模様でございます。
でも、彼らの目的はそれの強奪に違いなく、ここでかの兄妹の妹と戦闘に…軽く撃破いたしましたりと、口の割には強くないです?
ただ、その殺竜兵器の入っているカプセルの中は空になっていて、他の誰かが持ち去ったのか…ということになり特殊部隊は去り、アサミーナさんたちもその場を後にいたしますけれど、その直前にその空間に帝竜の住まうと思われる遺跡が出現したりもいたしました。
…と、その後、周囲を徘徊する謎の少女の姿が見られましたけれど、殺竜兵器ってもしかしてこの少女、つまり人型兵器なのでは…。
国会議事堂へ戻るとエメルさんから研究室の拡張案が出され、それを行います…殺竜兵器を探索できるレーダーを開発するご様子でございます。
アメリカ側もそれを狙っておりますけれど、それを狙っているのはあくまでアメリカ大統領であって、例の特殊部隊はかなり不満そうながら仕方なく従っている模様でございました。
このインターミッションはこれで終わりでございまして、ようやく第2章…件の殺竜兵器は渋谷にいることがレーダーにて確認されたそうでございます。
渋谷…ということは、これはSKYが保護して、という展開になるのでございましょうか。
以前しております前作でもアイテルさんがSKYと仲良くなっておりましたけれど、同様の展開になるのか…まぁ、件の特殊部隊に取られてしまうよりはいいかと思いますけれど、でもやっぱり釈然としない…。
また、アメリカ大統領との通信もございましたけれど、敵対関係が決定的になった感じ…この様な中で人間同士が敵対するとか、エメルさんのおっしゃるとおり愚の骨頂なわけでございますけれども…。
ともかくアサミーナさんたちはその殺竜兵器を回収に向かうことに…なるのでございますけれど、そのとき、強酸性の雨が降りはじめ、議事堂の外にいる人たちを溶かしはじめてしまいます。
アサミーナさんたちは逃げ遅れた民間人の救助に当たることになりますけれど、これがかなりの地獄絵図で鬱要素になってしまいます…前作でもあのアオイさんやほんわか作業員さんたちの最期のことが鬱要素となってしまいましたけれど、やはりこの作品、侮れません…(何/ちなみに雨に打たれるとHPがすごい勢いで減っていきます…0になるとどうなるかは解りません)
あの人竜Mの凶行と同様の鬱要素ということで、議事堂内の音楽は当然暗いものになってしまい、マイルームのパーティメンバーの台詞も弱気なものになってしまいます…その様なかなさまもかわいらしいといえばそうなのでございますけれど…。
その強酸性の雨は六本木に現れた帝竜が降らしていることが判明いたしましたので、そちらの討伐に向かうことに…渋谷は後回しということで、まぁこれはおそらくSKYか特殊部隊が先行してしまうのでございましょう。
と、エメルさんがやはり相当余裕を失っているのが危うすぎで、作戦も考えず強酸性の雨の中に突撃する命令をされてしまったりと人命軽視なのは人竜Mと同じになってしまっていて、これではアオイさんがいたら叩かれているかもしれません…けれど、叩かれて冷静さを取り戻す場合もあるでしょうし、そうだったほうがよかったのかもしれません…。
…今作、アオイさんもガトウさんもおらず、そしてキリノさんは戦線離脱する一方、新たなメンバーは固有グラフィックもお名前もない新人さんだけで、ムラクモ機関の人員不足がかなり顕著になってしまっている様な印象…(一応新キャラなムラクモ機関メンバーとしてはシズカさんがおりましたっけ…でも彼女は秘書の様なものでございますから…)
と、次の目的地は六本木になりますけれど、ここで居住区その2の改装を行いますと新たなクエストが出現いたしましたので、先にそちらを受けます…ちなみに居住区2には前作にもおられましたアサミーナさんと同じ名を持つ少女の姿がございます。
クエストその1は国会議員たちの質問を受ける、というものなのでございますけれど、ならアサミーナさんたちは手を引くので自分たちで何とかすればいい、と言わざるを得ない人たち…バカばっか。
残り2つはそれぞれインターミッションで現れました東京都庁と地下鉄構内からアイテムを回収してくる、というもの…ちなみに都庁前広場は別に雨は降っておりませんでした。
…議事堂へ戻ってくると、雨の中の外を歩かなくてはならずそのたびにHP(っと、この作品ではLPというのでございましたっけ)が削られて回復しつつ戻る、という悪循環に…ちなみに出る際には外を回避して出られます。
六本木のビル群へ行きますと、そこは内部にも強酸性の水溜りができていて、そこを歩くとダメージ…やはりものすごい勢いでLPが削られていってしまいまして、回復アイテムは必須といったところでございましょうか。
アイドルのかなさまが全体回復スキルを持っているのでございますけれど、戦闘中にしか使えないのが残念…サイキックでしたら移動中にも可能なのでございましたっけ…。
少し進みますと要救助者がいるのでございますけれど、自ら死を選んで強酸性の水溜りに突入して絶命されてしまったり、あるいはすでに亡くなってしまった人の前で新人さんたちがうなだれているところを目撃させられたりと、こちらもなかなか鬱要素、気持ちが落ち込んでしまうことになってしまっておりました…。
その様なこのダンジョンでございますけれど、昨日は回復ポイントを見つけましたのでその周囲でレベル上げをしたところまで…敵の体力も高くなってきて、もう通常攻撃では一撃では倒せない感じです?
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】