2013年07月16日

あんハピ♪

先日読みましたコミックの感想です。
不幸体質なかたがたのお話?
□あんハピ♪(1)
■琴慈さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスでございますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなっております。

内容としましては、不幸な体質(?)を持った人たちを集めたクラスの様子を描いた作品、となるでしょうか。
主人公の雲雀丘瑠璃さんは長い黒髪にちょっとかっこいい雰囲気をかもし出した、料理が趣味の女の子…工事現場の看板のことが好き、という少し変わったところもございますけれど、これはひとまず置いておきましょう。
彼女は天之御船学園という高校へ入学をして、そこの1年7組になったのでございますけれど、そのクラスは「負の業」、つまり不幸を背負った生徒ばかりを集めたクラスだといい、その皆さんを幸せにすることを目的にしているといいます。
それを知った大多数の生徒はどうして自分が、となってしまいますものの、でも何となく自覚もあるご様子…ちなみに瑠璃さんは不憫、といった程度でございまして、他の皆さんに較べますとそこまで不幸には感じられないかもしれません。

その様な瑠璃さんはクラスで二人の女の子と仲良くなっていきます。
まずは花小泉杏さんという元気で明るく天然気味で動物好きなとってもいい子な、けれどその不運は度を過ぎているほどと思えるほどの少女…彼女のあまりの特異な不運体質は担任も気にしており、何か背後事情がありそうででございます?
久米川牡丹さんは眼鏡をかけて大きな胸をされた優等生タイプのかたでございますけれど、極度の不健康体質でございまして、すぐに骨折したり体調を崩されたりしてしまいます…そのこともあって、ちょっと自分を卑下する傾向が見られます?

お話のほうは、その様な不幸を改善するクラスに入れられた皆さんの学校生活を描いたものでございます。
お話の雰囲気は基本的にコメディでございまして、皆さん不幸とはいえ明るく楽しい雰囲気…特に難しいことは考えずに読めばいい作品かな、と思います。
メインキャラの3人はクラスでの行動の際にも3人一緒に行動しておりまして、仲のよい感じでよろしいもの…その3人のチームにライバル心を燃やす少女とそのパートナーの女のかたのコンビも後半で登場いたしますけれど、さてさて…?
伏線としては、やはり杏さんの極度の不運体質関連でございましょうか…これに何か事情があるのかどうか、というところ?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、学校は共学ながらメインキャラは女の子だけでございますので、その面では安心…百合としてはメインの皆さんよりむしろそのライバルなかたのほうに期待ができそうです?
ということで、こちらはまずまずといったところで、今後皆さんの不幸体質が改善されていくのか、見守ってみましょう…ちなみに表紙イラストは主人公ではなくって杏さんになっております。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アンソロジーです
□魔法少女まどか☆マギカ アンソロジーコミック(4)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上の作品と同じもの…ということで同時に読んでみました。

内容としましては、以前DVDを観ております様にアニメが放送されまた劇場版も制作されましたり、以前読みましたものなどコミカライズ版も色々出ております、その他ゲーム化などもされております作品のアンソロジーコミックとなります。
この作品のアンソロジーとしましては、そのコミカライズ版の1つと同時に読んでおりますものに続いて4冊めとなるわけでございますけれど、これとは別に以前読んでおります4コマアンソロジーなども出ております。
今回参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っているかたといたしましては、以前読んでおります『前略、百合の園より』の須河篤志さま、以前読んでおります『さばげぶっ!』の松本ひで吉さま、以前読んでおります『ふたり』などの大朋めがねさま、以前読んでおります『ひとより××』の永深ゆうさまがいらっしゃいました。
また、カバーイラストは以前読んでおります『ひだまりスケッチ』の蒼樹うめさまと以前読んでおります『スイート マジック シンドローム』のCUTEGさまが描かれていらっしゃいました。

内容としましては、ということで『まどか』のアンソロジーでございまして、アンソロジーというものは基本的にコメディになることが多いのでございますけれど、こちらは原作が重いものでしただけあり、1/3から半分くらいはシリアスなものになっていたかと思います。
といいましても半分かそれ以上はコメディなものとなったりしておりましたけれど…でも、過去に読みましたアンソロジーがいずれも微妙と言わざるを得ないものでしたのに対しまして、今回のものは全体的によい作品が揃っていたのではないかなと思います。
シリアスなものもこの作品の元がそうでございますし内容がよいものでございましたからよろしゅうございましたし、コメディなものは楽しいものになっており、いずれもよきものでございました。
また、登場人物のほうもメインの皆さんはいずれも同じくらいお話がございましたかと思いますし、誰かに偏っているということもなかったかな、と…ほむらさんとまどかさんカップリングのものや杏子さんとさやかさんカップリングのお話も十分あったかと思いますし。
…個人的には最後のお話だけ微妙でございましたけれど、それは置いておいて…カバー下にもコメディ作品が収録されておりまして、特に表表紙側のお話はよろしかったかと思います。

イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、悪いものではなかったかと思います。
百合的にはお話によりますけれど、でも結構感じられるお話もあってよろしかったのではないでしょうか…もちろん微妙なお話もございますけれど。
ということで、過去のアンソロジーがいずれも微妙でしたためにあまり期待はしていなかったのでございますけれど、今回はかなりよい感じになっていたのではないでしょうか。
…こうして改めて杏子さんやほむらさんのよいところを見せられてしまうと、購入を切ることにした劇場版DVDについてまた少し迷いが生じてしまいますけれど、でもやはり私は明るい作風のものが好みで鬱要素の強すぎる作品は購入をしても一度観て終わるかもしくは観ずに終わってしまうのは目に見えておりますので、やはりとっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたにお勧めでもされない限りはDVD購入は回避いたしましょう(何)


とっても大好きでご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は国分寺にてまずはレベル上げ…一瞬で敵を呼び寄せるスキルを入手できましたので、これまでよりもかなり効率よくレベルがさくさくと上がっていきます。
…ただ、この方法ですとSPをたくさん落とすあのLPが低く防御力の高い敵が出ないのが悲しいところ…ではございますけれど、あの敵は今のところドラゴン幼体を落としませんので、今のところは無理をしてまで遭遇する必要はないでしょうか(以前しております前作ではどうでございましたか、最弱の存在から落としてくださったのでございましたっけ…?)

ある程度のレベル上げはできましたので、先へ進んでみますことに…工場の最奥にはアメリカ特殊部隊の兄妹、それに何の脈略もなく復活した前作の国分寺の帝竜に挟まれたマリナさんの姿…。
ここでその兄妹と共闘しマリナさんを守りつつ帝竜と戦うことに…この帝竜は特にいやらしい攻撃はしてまいりませんので(渋谷の帝竜は混乱攻撃がなくても眠り攻撃がございました)、比較的楽に倒せます。
それを倒しますと、帝竜は自爆を敢行しようとしてまいりますけれど、マリナさんの力により抑え込まれます…やはりかなり特殊な力を持っている、というのは間違いないご様子なのでございました。
と、ここでアメリカ大統領が通信でしゃしゃり出てまいりまして、あの兄妹にマリナさん捕縛を改めて命じます…それに対しまして兄、ショウジさんの考えは結局のところ強い者が強い力を持てばよい、というものでございますので、ここでアサミーナさんたちと兄妹とで戦って決着をつけることになりました。
といいましてもさすがに帝竜よりは弱くてかなりあっさり撃退…そういたしますとお二人、特にショウジさんのほうはアサミーナさんたちの強さを素直に認めてくださり、マリナさんもアサミーナさんたちと一緒にいればいい、と認めてくださいます。
大統領はアメリカの威信にかけてその様なことは認めないつもりでございましたけれど、特殊部隊は通信をカット、大統領の意向を無視してこちらとともに行動をしてくださることになりました。
…当初はかなり嫌なところのあったかたがたながら、このあたりで結構好印象になるのは前作のSKYと同じところ(兄妹はSKYのメインキャラ同様になぜか全体的に青いですし/何)…またこういう割り切ったところは以前観ております『ガールズ&パンツァー』のケイさん、あるいは以前劇場版を観ております『スト魔女』のシャーリーさんあたりと同様にアメリカ人らしい、というイメージでございましょうか。

国会議事堂へ戻り、マリナさん、それに特殊部隊の兄妹…ショウジさんとイズミさん(お二人ともアメリカ人なのは確かながらなぜか日本人名…日系人?)とともに研究室へ行き、エメルさんにお会いします。
ここでエメルさんから解説がございましたけれど、マリナさんはオリハルコンを使って竜を倒す剣が作れるそう…それには特殊な素材が必要とのことで、今は無理なご様子です?
あの兄妹は少し怪訝そうでございまして、同時にアメリカがマリナさんを手中に収めても使いこなせそうにない、ということも把握したご様子…。
12,000年前に地球であった(?)とされるアトランティス戦役ではそのオリハルコンの剣を用いて真竜を倒した、という驚くべき実績があるそう…無印の『七竜』はしたことがないのでございますけれど、あるいはそのお話が描かれていたりするのでございましょうか…?
エメルさんはそのアイテムが真竜撃破に必須、と強調されますけれど…前作で何もなしで真竜ニアラを倒していることについてはどう考えていらっしゃるのでございましょう…?
…マリナさんは力のある実在の人物を素体にして生み出されたそうでございますけれど、それは一体どなたか…アサミーナさんたちと考えるのが自然でございますけれど、その他のかたでしたら女の子なのでございますからアオイさん、はたまたムラクモにこだわらないのならばタケハヤ氏、口に出すのがはばかられる様な存在なのならば人竜M、ということになりますが…?

マイルームへ戻りますと、ショウジさんとイズミさんがやってきまして、改めてこちらに協力してくださることを…あの大統領からは反逆者とみなされたかもしれないものの国のために信じる道を行く、と伝えられました。
このお二人はマイルームの隣の部屋…前作でしたらアオイさんやガトーさんのいらしたお部屋に姿がございましたけれど、ショウジさんはかなり気さくになっているのに対し、イズミさんはまだ敵対的な感じ…?
昨日はここまでで、特殊部隊との関係も一段落して一安心なわけでございますけれど、そうであるからこそここから先の展開が少し怖い…前作も皆さんの気が緩んだ頃に人竜Mの暴挙が発生したわけでございますし、あるいはこの先、中盤最大の山場が待ち受けているかもしれず、ちょっと気を引き締めておきましょう。
…それにいたしましても、現在のアメリカ大統領はかなり危うい…前作の大統領はかなり立派なかただったのでございますけれども…。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/70967139
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック