□インプロ!(2)
■真田一輝さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
○内容評価:★★★★☆(4.3)
○百合度評価:★★★★☆(3.6)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは先日色々なものとともに購入をしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読みました『落花流水』などと同じかたとなります。
内容としましては、とある高校の演劇部の活動を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも皆さんの部活動の様子が描かれていきまして、こちらの作品はきらら系4コマの部活ものの中では日常要素よりも部活要素のほうが勝っている、比較的しっかりと部活の描写が描かれたものとなっております気がいたします。
それでも、お話の節々には登場人物の置かれた状況などが描かれておりまして、その中でも一番の注目は帷さん関連でございましょう…第1巻ではクールな雰囲気でしたながらこの巻ではだいぶ素の出てきた印象のある彼女、どうして演劇部のなかったこの高校へやってきたのか、など触れられております。
母親との確執のある様子も描かれておりましたけれど、最後には自分自身でそれを解決できたご様子でございましょうか。
その様なこの巻、学園祭以降の半年間のことが描かれておりますけれど、学園祭以降しばらくの間は演劇部として大きなイベントはないといいます。
そこで先生に相談して一般の舞台に出てみよう、となりますけれど、出ることになった舞台は何とイギリスで行われるといいます…それに関するお話がこの巻最大のイベントでございましょう。
そのあたりでサッカーの元日本代表だといいます優希さんの母親、そして帷さんの母親も登場いたしますけれど、このお話での一番の新キャラさんは現地で知り合ったイギリスの演劇部の女の子、ローズ・ホワイトさんでございましょう。
母親が日本人のため日本語も話せるローズさんは現地で優希さんが迷子になった際に知り合うことのできました、明るくて頑張り屋さんのとってもかわいい女の子…一人で演劇の舞台に出るといいまして、皆さんでそのお手伝いをしてあげたり、あるいは皆さんの舞台を彼女にたすけてもらったりいたしました。
よいキャラでしただけに、帰国後は登場しなくなったのは仕方ないとはいえさみしい…。
他にも様々なことがございましたけれど、季節は流れて4月…皆さんが進級されて、そして新入部員勧誘のための舞台を演じたところでこの作品は完結となっております。
そう、この作品はこの巻で最終巻となっておりまして、正直に言ってもっと皆さんのことを見守りたかったですから、とてもさみしい…。
この間に優希さんと帷さんの関係がずいぶん急接近しておられ、百合的になかなかよろしかったかと…あとは沙耶さんと菜桜さんに先生がたもよろしい感じでございます。
…沙耶さんの悪名は新入生にも轟いているご様子で、平成のエリザベート・バートリーとか…この名前を出されましてももはや以前しております『Fate/EXTRA CCC』の残虐ながらかわいい女の子しか思い浮かびません(何/それでも沙耶さんの例えとしては間違っていない?)
イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には上でも触れました様に優希さんと帷さんなど、なかなかございましたかと思います。
ということで、こちらはやや微妙な表現も見受けられますもののそれを差し引いてもよい作品でございまして、それだけに1年を描いただけで終了、というのはさみしゅうございましたでしょうか…ちなみにカップリングからは外れてしまっております美夜子さんもかわいくてよいキャラでございます。
とっても大好きでお会いできない日々が続いてとってもさみしく心配でございますけれどもご無事をお祈りしておりますあのかたもご購入をされておられます『七竜2020-2』は引き続きのんびりレベル上げ→レベルを下げて能力値up、を繰り返しておりますけれど、その割にはあまり強くなったことが実感できませんでした。
そこで、今まで漠然と行っておりました全職業のループ、ちょっと冷静に各職業における能力値がupする能力を見てみますと、サムライが力、トリックスターとアイドルが素早さ、デストロイヤーがLF、サイキックが魔法攻撃力、ハッカーがMANAとなっておりました。
そう、物理防御及び魔法防御を上げる職業がない…どれだけこれをループさせても敵の攻撃を軽減させることは不可能、というわけでございます。
一応、LPが上がることによりダメージ比率は下げられますけれど、これは結構残念かも…?
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】