
□サモンナイト3
○イラスト評価:★★★★☆(4.3)
○グラフィック評価:★★★★☆(4.0)
○システム評価:★★★★★(4.8)
○内容評価:★★★★★(4.9++)
○音楽評価:★★★★★(4.8)
○声優評価:★★★★★(4.5)
○難易度:★★☆☆☆(1.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは過日届きましたものとなりまして、とっても大好きで少しお会いできない日が続いてさみしく心配でございますけれどもご無事でいらっしゃいますことを願っておりますあのかたのお好きなシリーズということで改めて一連の作品を進めてみようと思い立ったものとなります。
機種はPSPとなりますけれど、これはリメイク版…オリジナルはPS2となります。
ちなみに推奨年齢はB、12歳以上になっている模様…『4』はA、全年齢対象となっている模様でございますけれど…?(『5』もまたBの模様…)
内容としましては、召喚術のある世界で不思議な剣を継承してしまった家庭教師のかたが波乱に巻き込まれていくお話、となるでしょうか。
こちらはナンバリングタイトルが現在のところ『5』まで出ておりまして、上で触れました理由によりその一連のものを現在進めておりまして以前無印を、以前『2』を改めてクリアしているものとなります。
以前『2』をしております『クラフトソード物語』など派生作品も結構ございまして(私は『クラフトソード物語』しか手を出しておりませんけれど…)、いずれも物語の舞台は同じとなるはずでございます。
ジャンルは今まで同様にシミュレーションRPGでございます。
…ちなみに私は『3』についてはオリジナル版は誰のルートへ(アリーゼさんかマルルゥさんか…)行こうか迷った末に進むこと自体を放棄してしまったために途中までしかしておらず、完全クリアは今回が初…また、ずっと過去にクリアしたことのございました無印と『2』は今回やり直す際にもオリジナル版をいたしましたけれどこれはリメイクとされるDS版が劣化となっているからで、今作は良リメイクといえるものになっていたかと思いますのでこちらでよいわけでございます。
物語の舞台は世間から隔絶された絶海の孤島なのでございますけれど、世界そのものは過去作同様にリィンバウムと呼ばれる世界でございます。
時間軸といたしましては無印や『2』よりも十年単位で過去のものとなる模様…過去にクリアしたことのある作品の時系列を並べると『3』>>無印>『2』>『クラフトソード物語(無印/2)』という流れになっているでしょうか(『クラフトソード物語』の2作品はどちらが過去なのか作中では解らないはず…本編無印及び『2』の主人公さんたちが出てくることはそれらより未来、というのは確実なわけでございますけれど)
過去のお話ということで、無印や『2』に繋がるエピソードやキャラクターが登場することがあり、それが過去作をしている身としては感慨深い…というより、この『3』という作品の一番の楽しいところはその過去作との繋がりを見るところなのでは、と個人的には感じております。
ですので過去作をしていないとこの作品の魅力は十分には感じることができないのではないかな、というのが個人的な印象…ストーリー自体は『2』のほうがずっと上、と感じましたから。
主人公さんは帝国と呼ばれる、『2』のイオスさんがかつて所属していた国の元軍人で、さるお金持ちの子供の家庭教師を依頼される若者…過去作同様に男女から選択でき、さらにお名前と得意召喚術の属性、そして攻撃タイプを物理攻撃タイプか召喚術タイプかも選択可能でございます。
私はもちろん女のかたを選びまして、お名前はティアさん、得意属性は『2』同様に鬼属性、攻撃タイプも『2』同様に召喚術タイプといたしました。
この主人公のティアさんはスタイルのよい美人さんで、まだ子供という雰囲気のありました無印や『2』(にイラストを見る限り『4』や『5』も含めてよさそうな)主人公さんたちに較べてはるかに大人の雰囲気でございますけれど、でもちょっと天然さんなところもありそう…そういうところも魅力的であり、無印や『2』の主人公さん同様によい人物でございます。
そして、『2』でいうところの護衛獣と同じ立ち位置となる、主人公さんの教え子である生徒も男女2人ずつ、合計4人から1人選択可能でございまして、私の場合はちょっとツンデレで勝気な女の子なベルフラウさんを選択してみました(『2』では護衛獣によって主人公さんの得意属性も固定でございましたけれど今作は完全に別々になっております)
…主人公さんについて、過去作同様に全属性を使用可能でございますけれど、この力はあくまで剣がもたらしたもの、とされるみたい…無印の主人公も誓約者としての力となっておりますし、こうなると調律者の子孫ながらあくまで自分自身の力で全属性を使用可能な『2』の主人公さんというのはとてつもない…。
お話のほうは、そのベルフラウさんの家庭教師となって一緒に船に乗ったところを海賊に襲われさらに嵐に巻き込まれた中、不思議な声に導かれ不思議な剣を継承し、そして不思議な島に流れ着く…という不思議なこと続きのお話でございます。
物語はオープニングとエピローグを除いて全てその島で繰り広げられますので、過去作に較べて少々世界は狭く感じられるでしょうか…お話の規模も過去作のほうが大きいですけれど、でも今作ではその過去作に繋がる様々なことを見ることができ、その繋がりを見るのが色々面白いわけでございました。
特に注目したいのは無色の派閥のオルドレイク氏、ヘイゼルさんとウィゼルさん、そしてジャキーニさんでございましょうか…特にオルドレイク氏はこれで無印と『3』での完全な黒幕になる上にかの者の行動がなければ『2』のメルギトスも封印が解けないままでしょうでしたからここまでの作品全ての黒幕といえます(ウィゼルさんは無印へ、ヘイゼルさんとジャキーニさんは『2』へ繋がるキャラ…)
その島で色々なことがあるうちに、継承した剣の秘密が解ってきたり、それに無印で登場した無色の派閥が現れたりして…ということになるのでございますけれど、その様なお話の進行に応じた感想は日々の日誌で書いてきておりますので、ここでは昨日ありましたことのみを書いてまいりましょう。
といいましても、すでに本編は終了しておりまして、現在は番外編を進行中…本編をクリアすることにより現れるこの番外編は『2』の後日談になりまして(『クラフトソード物語2』よりは先になるのか後になるのか…先の様に感じられますかも?)、『2』の皆さんが遺跡調査のために島へやってくる、というものとなっております。
その様な番外編、昨日はようやく使用可能となりましたパッフェルさんのスキルポイントを貯めていたわけでございますけれど、やはり一人を集中して貯めると、それに戦闘そのものが非常に迅速に終われることもあり、思っていたよりもずっとはやく目標に達しました。
その上でレベルを下げてクラスチェンジをしますことに…最終的なクラス、パッフェルさんの過去を暗示する茨の君、なんてものもあってそれも悪くないかもと思いましたものの、そちらの成長ルートでございますと何と銃を使用不可能、となってしまいますので断念いたしまして、結局初期状態同様のリベリオンにすることに落ち着きました。
その後にレベルも上げたわけでございますけれど、スキルポイント貯めの際に行いました戦闘で思ったより経験値も貯まっておりまして、皆さんと同等のレベルである95まで上げてもなお経験値が余り、皆さんのレベルを97にまで引き上げることができました…これならもう当面はレベル上げの必要はなさそう、ということで先へ進むことにしたわけでございました(そして結果的に先へ進んだだけで自然とレベル99に達しました)
レベル上げの過程で、その再戦の場所のブレイブクリアの1つ、攻撃者より高レベルの敵を撃破しない、という条件に対しまして少しやってみたいことがございましたので、パッフェルさんのレベルを敵と同等に抑えた上で挑戦をしてみました。
やってみたい内容としましては、石化による自滅や魅了による同士討ちにて倒れた敵は、術者が高レベルであっても対象に入らないのか、ということ…。
結論からいえばそれらで倒れた敵はあくまで自滅、ということで術者のレベルは関係なかった模様…その他の敵もパッフェルさんで撃破してブレイブクリア条件を達成することができました。
こういうことでございましたら他の場所でも同じ要領で達成することはできるかもしれませんけれど、でもパッフェルさんのレベルも上げてしまいましたし、多少面倒でございますし、それに本編ではこの項目だけは無視しておりましたので今後も気にしないで進めます。
ストーリーへ戻りまして、4つの集落に現れました謎の影…源罪の分身たちを倒していくことになります。
これらはその集落へ入りますと事前イベントはなくそのまま戦闘に突入、というかたちでございます。
まずシルターンの集落ではブレイブクリア条件が4体以上の敵に状態異常を与える、ということでミニスさんとケルマさんを使用すれば普通に達成可能…戦いの後、ミスミさまが槍だけでなく弓や剣も使える、とおっしゃっておられましたけれど、本編で弓は装備できませんでしたよね…。
ロレイラルの集落のブレイブクリア条件は逆にこちらが状態異常にかからない様にする、というものでこちらも問題なし…戦いの後はリューグさんの意外な弱点が判明いたします。
メイトルパの集落のブレイブクリア条件は障害物の爆発を利用して敵を1体以上撃破、ということで少々面倒ながらやれないことはなく…マルルゥさんは何だか調子が出ないご様子でございますけれど、ジャキーニさんとオウキーニさんの関係は今でもよい感じでございます。
サプレスの集落のブレイブクリア条件は敵に暴走召喚を使わせない、ということで普通に戦っていれば問題ないでしょう…フレイズさんの話によるとこれは何らかのかたちで悪魔が関わっているのでは、とのことで、やはり…?
全ての集落での戦いが終わりますと、遺跡のほうにイベントマークが出現…全ての集落の戦いを終えた時点で全員のレベルが99に達しましたので、そのまま先へ進みます。
そちらへ向かいますと、遺跡が何かに浸食されつつあることが確認でき、中へ突入することに…ここで源罪の分身たちと戦闘になりますけれど、ブレイブクリア条件などはなくなっております。
核識の間に赴くと、何者かがそこを苗床にして再生を図っておりました…それは源罪のディエルゴと名乗り、つまりは『2』でメルギトスが世界へ放ったものがここに宿ってしまった、というわけでございます。
その源罪は大樹の力で浄化されたはずでは、なんて話が出てまいりましたけれど、いえいえ、私がやった『2』ではそういう話はなくってメルギトス復活に皆さんが備えておく、という終わりかたでしたはず…とはいうものの私はハサハちゃんエンドで終えたのに対し、こちらはアメルさんエンドの続きとなっている模様でございますので、つまりはそういうことでございましょう。
護人たちの調子が悪くなってしまったのもこの源罪がここを乗っ取ってしまったかららしく、もちろん放っておけませんのでこれを撃破することになります。
…ちなみに、この核識の間にやってきてからの音楽は『2』の機械魔メルギトスとの戦いのBGMそのものになっておりよろしゅうございました。
戦いのほうはその源罪のディエルゴとの戦いになりますけれど、BGMが『2』の大悪魔メルギトスとのものそのものになっておりました…つまり『2』の最後の戦い一歩手前で流れた曲になっていて(最後戦いのBGMは上で触れました機械魔メルギトスとのもの…)、最後の戦いにふさわしいといえるでしょう。
そう、これが番外編最後の戦いなのでございますけれど、源罪そのものは本編の最後の戦いに出てきたあの球状のものに過ぎず、そして普通に敵を全滅させれば終わりになりますので、本編に較べますとあっさりしたものでございます。
戦い終わり、けれど共界線から魔力を引き出しているために再生してしまう源罪のディエルゴ…ベルフラウさんが少しくじけそうになりますけれど、パッフェルさんが先生の教え子なら、と励ましてくださり気力を取り戻します。
魔力の供給をアメルさんとネスティさんが断ち、そしてベルフラウさんとトリスさんがとどめを刺すかたちになりましたけれど、この際にベルフラウさんが何と赤き剣を抜剣…いつの間にか彼女も抜剣者となっていた模様でございます(剣の名前は何でございましたっけ、忘れてしまいました…)
あと、メイメイさんのモノローグが入りましたけれど、このときの言葉を見るとメイメイさんって無印のアサミーナさ…主人公さんの前に現れた誓約者、エルゴの王の関係者の雰囲気が見られます。
そういえば無限界廊もエルゴの王の力を使っている雰囲気がございますし、となると彼女の不思議すぎるあれこれも仕方ない、ということになるのでございましょうか…ともあれ、ベルフラウさんの抜剣にメイメイさんの存在と、2つの意味で驚かされるものとなっておりましたでしょうか。
こうしてメルギトスの残した源罪は島から消え、平和が戻ったわけでございますけれど、トリスさんたちはもう島を後にすることに…まだ源罪が世界に残っていることが確認できた現状、あまりのんびりしていられないといいます。
ベルフラウさんたちに別れを告げる絵が挿入された後、エンディング曲が流れこれで終了…ではございまん。
エピローグ…ティアさんにお礼を言いたくて、でも会えずに少し失意のパッフェルさんでございますけれど、そこに別の船が見えると報告が入ります。
甲板へ出ると、それは海賊カイル一家の船であり、つまりそこにはあのかたも乗っている…直接そちらの皆さんが登場することはないのでございますけれど、パッフェルさんが元気な姿でお礼を伝える、というかたちで終わりを迎えたのでございました。
ということで、番外編終了…『2』と『3』、どの両方のその後を見ることができた、という意味でこれはとてもよろしいものでしたかと思います(『2』の番外編は無印のかたがたが出てくるはずながら、あれはあくまでパラレルワールド的なお話になってしまいますから…)
正直に言いますと『3』本編だけですと内容評価は4.5止まりでしたかと思いますけれど、この番外編により限りなく最大点に近い、でもさすがに『2』そのものよりは少し下がるかな、ということであの様な点数になったのでございました。
この番外編は『2』と『3』両方をしたかたでしたら是非やってみたほうがいい、というものでございましょう。
『3』本編については、確かによいお話ではございましたものの、過去作ほど胸を打つものがなかったのも事実…キャラクターの魅力と過去作との繋がりにより過去作同様の面白さを保っている、という印象を受けます。
特に最後の敵はどうだったのでございましょう、無印の魔王バノッサや『2』のメルギトスと較べるとどうしても微妙、といわざるを得ない…とはいいましても、もしイスラ氏あたりが最後の敵にいなっていても、それは過去作とかぶりすぎで微妙、となったかとは思われますが…。
キャラクターの魅力については以前のいちごさんたちの集会で触れましたので改めて触れることはやめておきますけれど、やはり過去作同様に男女問わず非常によいものでございましたかと思います。
パーティメンバーは例によって女性キャラonlyで進めてみました…男性キャラも魅力的なかたがた揃いながら、全員を使用対象にいたしますと誰を使えばいいのか収拾がつかなくなりますので女性キャラに絞ったのはそういう意味でもよかったかなと…今後もあくまでこの方針で進めていこうと思います。
…無印の主人公さん、『2』の刑事さんと続いた地球からやってきたキャラ、今回もきちんとゲンジさんがおられました…果たして『4』以降にもいらっしゃるのかどうか、ここはひそかに注目しておこうと思います。
システム面について、この『3』はこれまでの基本を踏襲しながらもさらによくしているものとなっております…もっとも、リメイクの際に追加されたり変更されたりしたものも多い様子でございますけれど。
『2』との主な変化点、まずはゲーム開始時に以前しております『七竜2020-2』や以前しております『Fate/EXTRA CCC』など同様に難易度選択が可能となっており、これにより敵の強さを変更できる様子…ただ、今作も最序盤を除けば苦戦する要素はそうございませんから、普通の難易度で大丈夫かと思われます。
オリジナル版で悪名高きブレイブクリアも存在するものの、敵とのレベル差は全要素ではなくあくまで要素の一つとされ、それを含む複数項目(ファーストアタックを決める、とか戦闘不能者を出さない、とか)をクリアすることにより達成項目に応じた点数を得られる、という形式に変更…これにより普通にレベル上げをしてもレベル差以外のポイントは得られる様になりましたので安心して思う存分レベル上げができ、レベル上げ好きの身としては非常にありがたく、これだけでもうオリジナル版よりこちらをプレイしよう、という気にさせてくださいます(ブレイブポイントは戦闘を有利に導く様々なパーティ能力取得に使用できます)
スキルポイント、というポイントも導入…こちらは以前しております『αU』のPPの様なものでございまして、これにより様々なスキルをキャラクターに覚えさせることができる上、『αU』と違いフリーバトルなどでも普通に所得できるため育成しやすいです。
スキルを得ることに関して、キャラクター固有スキルはクラスチェンジ時に複数現れるクラスのどれを選択するかにより変わってくるながら、今作ではレベルを下げるなんてことも可能となっており、それを繰り返し複数のクラスを経験させることにより全てを覚えさせることも可能となっており、やり込み派としては非常にやりがいがあることになっております。
やり込みといえば過去作では最大レベルが50でしたのに対し今作では99まで上げられ、さらに無限界廊などを使えばここまで上げるのもそう難しくございません…敵のレベルは無限界廊の最奥でも50でございますので、これだけ上げられれば圧倒的な力で敵を一蹴できますのでよろしゅうございます。
あとはほぼ全キャラクターに必殺技がございましたり、サモナイト石が宝箱から得られましたり、ユニットとして召喚できる召喚獣に料理を食べさせることにより成長させることができましたり、一度クリアいたしましたイベントバトルの再戦ができましたり(これの主用途はブレイブクリア救済措置、でございましょう)、戦闘時にちょっとした会話が発生したり、敵攻撃時にダメージ予測が出ましたり(命中率予測は出ません/何)、メイメイさんの占いでキャラクターの好感度を見ることができる様になったりと、細々した追加点もございます。
ここまでは全てよい点でしたけれど、一つ改悪点もあり…それはサモンアシストシステムでございまして、これは召喚術発動の際に周囲のキャラに協力していただき様々な副効果が追加される、というものでございます。
それ自体はよいことだったのでございますけれど、この副効果の一つに召喚術ランクupというものがあり、これによりSランク召喚術は単独では使用不可能となっている上、そのSランク召喚術は特定のキャラの組み合わせでないと使用できない様にもなっております…この特定のキャラで、というのが最低なことでございまして、自由なパーティで出撃できることが魅力の一つであるこのシリーズにあるまじきことといえるでしょう。
…その他、傀儡システムなるものもございましたけれど、これは特に気にする必要はない気がいたします。
イラストはやはりよきもので、グラフィックの関係で過去作よりもさらによい様に感じられます。
グラフィックも過去作よりもさらによろしいものになっているかと思われ、特に文句をつけるところはございません。
システム面は上で触れましたとおりサモンアシストがなければ完璧…基本的なシステムは過去作とそう変わりませんかも?
内容のほうは、物語そのものはさすがに『2』のほうが上かと感じますけれど、過去作の補完という意味も込めると限りなく『2』に近いレベルでよいといえるのではないでしょうか。
音楽はよいものながら、戦闘時の音楽のバリエーションが『2』に較べてやや微妙になってしまったのが残念…無限界廊は専用音楽になっておりましたけれど、個人的な好みでは『2』の様に階層を重ねるごとにそれに応じた既存曲が流れる、のほうが気持ちが盛り上がった気がいたします(今作の無限界廊は最後まで1曲になってしまっておりましたし、盛り上がりが…)
あとエンディング曲やギャラリーを開いた際に流れる曲がなかなかよい感じでございます。
声優さんについてはもちろん何の問題もなく、戦闘時も声が出る様になりました(戦闘時に発生する会話にはございませんけれど)
難易度はスキルポイントシステムや最大レベル99、さらにフリーバトルなどで得られる経験値がかなり高いことなどにより『2』より簡単になっているかと…ミニゲームも『2』よりも簡単、私でも全てクリアできる程度になっており一安心でございます(特に釣りは『クラフトソード』仕様になっておりかなり簡単になりました)
百合的には、主人公を女の子にして女の子キャラなルートを目指せばあるのではないかと…私はベルフラウさんルートで終えまして、こちらはそこそこといったところです?
付加要素は前作同様にギャラリーや無限界廊があり、その他夜会話やエンディングもギャラリーに保存して見られる様になりました。
ということで、ついに『3』も終わりましたけれど、こちらは過去作を補完するという意味でかなり楽しめました…従来どおりキャラクターもよろしいかたがたばかりで、またシステム面でもやり込み要素が増しておりましたりとおおむね満足でございます。
2周めへは召喚石やお金に消耗品など引き継げますけれどさすがにレベルや装備品は引き継げませんので、当面する気は起こらないでしょうか…まだシリーズも道半ばでございますし。
今後については、引き続きナンバリング順に本編、さらに『クラフトソード物語』までしていこうと思いますので、『4』『5』『クラフトソード物語(無印)』『クラフトソード物語2』『はじまりの石』と流れていこうと思います。
うち本編について『4』『5』は完全な未知の世界になっており、次は『4』をすることになっておりますながらお話が全く読めずちょっと緊張かつ新鮮な気持ちです?
とりあえず、百合的には期待できないらしいので大人しくパートナーである竜の子ルートを目指そうかと思っておりますけれど、どうなりますか…。
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