2013年11月24日

桜乃さん迷走中!

先日読みましたコミックの感想です。
これは面白い…
□桜乃さん迷走中!(1・2)
■えのきづさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.7)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日『百合姫』などと購入をいたしましたものとなりまして、何となく気になりました…タイトルがかなり気にかかりましたことから購入をいたしましたものとなります(どうして気にかかったのかは私の名前を見ていただければ解るかと思われ…/何)
コミックスとしましては『レーカン!』『笑って!外村さん』や『ロコ・モーション』などと同じもの、つまりきらら系でないまんがタイムコミックスとなります。

内容としましては、就職して早々にその職を失うことになったかたを描いた4コマ、となるでしょうか。
主人公の桜乃芽吹さんは地方から東京へやってきて、小さな商社へ就職をした女のかた…年齢は20歳で背はやや低めの、ものすごくポジティブかつネガティブ(どっち?)かつ面倒くさがりやでありながらすぐ調子に乗る性格をしたかたでございます。
作中ではそうした性格なこともあり元気だけが取り柄のどうしようのない人物に描かれている様にも見えますけれど、でも料理が得意という一面も持っていたりもいたします。
その様な彼女は就職して早々、その会社が倒産してしまい、さらに住んでいた場所も社宅でしたためにそこも追われることになり、住む場所さえも失うことになってしまいます。
親の反対を押し切って東京へやってきた手前実家へ戻るのも気が引けてしまい、どうしようもないので公園で暮らすことに…という、第1話にしてなかなかハードな展開になってしまいます。
…ただ、桜乃さんの性格が上で触れたとおりのかたなので、そう危機感は感じなかったりもいたします(この作品も基本的に登場人物は苗字で呼ばれておりますので、こちらもそれに倣い…以前読んでおります『レーカン!』や以前読んでおります『外村さん』など、きらら系でないまんがタイムコミックスはそういう例が多いです?)

その様な彼女、ある日たまたま通りかかった女性に保護され(?)、そのままその人の家に居候させていただけることになりました。
その女性は大江夏希さんというクールな雰囲気をした作家のかたで、桜乃さん以上のインドア派である人物…桜乃さんを居候させてあげたのは一度関わった手前放っておけなくなった、というところでなかなかいい人でございます。
桜乃さんは結構あつかましいところも多々ございますものの、一応家事、特に料理をして大江さんの恩に報いようとされているところもございます?
大江さんには弟さんがおられますけれど、このかたはちょっときつい性格で桜乃さんとの相性は悪く、しかもどちらも料理上手という共通点からライバルといった関係になっております。

こうして住む場所は居候ながら確保できました桜乃さん、次は働く場所ということで、公園暮らしの際に寝袋を購入いたしましたキャンプ用品店でアルバイトをさせていただけることになりました。
店長の男性は(桜乃さんのこともあり)苦労性、その他常連さんのおじさんなどおりますけれど、お話が進むとアルバイトのかたがもう一人加わることになります。
それは高校生の女の子な水沢栞さんでございまして、真面目な雰囲気のあるかたながらアウトドアやサバイバル大好き人間でございまして、公園で暮らしたことのある桜乃さんをサバイバルの達人だと勘違いして尊敬するに至るのでございました…ちなみに料理は壊滅的に下手でございます。

お話のほうは、その様な桜乃さんと周囲の皆さんの日常を描いた4コマでございます。
こちらの作品はその様な危機的状態にありながらあくまで適当な性格をされた桜乃さんが愉快でございまして、そこが非常に楽しい…嘘に嘘を重ねていって追い込まれたりもいたしますけれど、そうしたところもまた面白いものでございましょう。
このかたは非常にあつかましい人なのは間違いないのでございますけれど、どこか憎めないところがあり、それゆえに大江さんも彼女を家にずっと置いてあげているのかと思います。
その桜乃さんが振り回されてしまう水沢さんというかたの存在もまた面白く、登場人物のかたがた全てが愉快でよい感じでございます。
果たしてこれから桜乃さんはどうなっていくのか…自立していくのでは、とふと思った大江さんがさみしさを感じたシーンがございましたけれど、それは私も同じ気持ちになってしまい、ここはずっとこのままでいてくださったほうが…(何)

イラストは悪くございません。
百合的には桜乃さんと大江さんの関係が何ともいえず悪くないもので、また桜乃さんを尊敬する水沢さんも悪くなかったりと、案外感じられたりいたしますかも?(桜乃さんと大江さんはそういう関係ではない、と断言しておられますけれど)
ということで、こちらは内容とは関係ないところが気になって購入をした作品ではございましたけれど、思いのほか楽しく面白い、大当たりといっていい作品でございました…上で触れました『レーカン!』『外村さん』とこの作品の3つはかなりレベルの高い良作と断言していいところで、やはりきらら系でないまんがタイムコミックスも侮れず、軽視してはいけない存在なのではと思えます?


とっても大好きで少しお会いできない日が続いてさみしく心配でございますけれどもご無事でいらっしゃいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『サモンナイト』は『4』のほう…新たに仲間になりましたリビエルさんのスキルポイントを貯めるためにフリーバトルを続けます。
ですので特筆すべきことは特になかったりしますけれど、ちなみにそのリビエルさんは霊属性の召喚師タイプのかたということで、以前しております『3』では霊属性召喚師がおらず鬼属性Aランクの主人公さんが霊属性もBまで上げて代行していたのでございましたっけ…でも今回はこうしてリビエルさんがおり、また機属性もリシェルさんがおりますから、もしも主人公さんの召喚レベル仕様が『3』同様でしたらランクBまで上げるのは鬼属性、ということにしそうでございます?(ちなみのちなみに以前しております『2』ではアメルさんとルウさんとお二人も霊属性な召喚師タイプのかたがいて競合してしまっていたのでございました…)

あと、メイメイさ…ではなくシャオメイさんのお店のルーレットやスクラッチのほうも、回数を重ねると新たな料理が出てきたりと、現状ですとガーデンパズル以外のミニゲームは全て料理レシピが絡んできております?
シャオメイさんといえば、ちょっと再戦のほうでレベル制限によるブレイブポイントを得てみようと思いリビエルさんのレベルを下げたところ、シャオメイさんが力を使いすぎて倒れて眠ってしまいました…その際にこの姿でこれをするのはきつい、といったことを言っておりましたので、やはりこれはメイメイさんが何かの事情で小さくなってしまっている、ということで間違いなさそうでございます(寝言でエルゴの王と関係があるっぽいことを言っておりましたし)
ちなみに再戦は第3話の2回行われた戦いなのでございますけれど、相手が全て機械のために石化や魅了、毒といった状態変化攻撃が効かないために地道に倒すしかないことに…しかも2度めの戦いの際にはリビエルさんがゲスト的扱い状態のほうでの出撃となり使えないも同じ状態になっておりましたので、グラッドさんで戦うという事態になってしまいました…。
…『3』では番外編以外では達成を捨てていたこの条件でございますけれど、今後はこのブレイブポイント取得のために男性キャラを一人だけ、そのぎりぎりのレベルを常に保って再戦時のみ使用する、というのも悪くないのかもしれません…その場合、今のところはグラッドさんが有力候補でございますけれど、今後登場するキャラ次第では変動もあり?
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