
…すでに予約済みな作品な『クオリア』のバナーに変化が生じておりまして、発売未定でございましたのがどうやら来年の3月28日発売予定となったみたいでございます?
こちらの…

…こちらはまだ予約受付もされていないご様子な『つい・ゆり』のほうは2013年内に出ない、ということが決まったのみのご様子でございますけれど、『その花』の新作が無事発売した現在、私の把握しております限りでのこれからの百合作品はこの2つ(3つ?)のみとなっておりますし、無事に出てくださることを願いましょう。
では、先日読みましたコミックの感想です。

□カフェ☆グリーフシードへようこそ!
■陽菜コトリさま(漫画)/Magica Quartetさま(原案)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらはタイトルからも解ります様に以前DVDを観ております様にアニメが放送され劇場版も公開されており、また以前読んでおりますものなどコミカライズ版などやゲームも出ておりますシリーズの作品となります。
内容としましては、カフェ☆グリーフシードという喫茶店で働く少女たちを描いた4コマとなります。
ある日、まどかさんとさやかさんはお客さんとしてそのカフェへやってまいります…インキュベーターがオーナーをしているそこは、マミさんと杏子さんとほむらさんの3人が店員さんとして働いておりました。
杏子さんはつまみぐいをしていらしたり、ほむらさんはドジっ子でしたりいたしますけれど、マミさんの作るケーキはおいしく、そのお店に興味を持つお二人…インキュベーターに店員として働かないかと契約を迫られます。
ほむらさんはその日まどかさんにやさしくされて強く彼女に惹かれまして、一緒に働ける様になることを喜びますけれど、何やら裏でインキュベーターが画策していそうな事実を察知…一転、まどかさんを契約させない様に動きます。
…ほむらさんはそれまで眼鏡をかけておりましたけれど、そこからは眼鏡を外してクールな雰囲気に…眼鏡の有無で人格を切り替えられる模様でございます。
結局、さやかさんは店員となり、まどかさんはアルバイトというかたちで働くことになりました。
お話のほうは、その様な皆さんが同じカフェで働く日常を描いたものとなっておりまして、基本的には微笑ましいものとなっているでしょうか…ちなみに店員としての服装は皆さんの魔法少女としての服装となっております。
舞台がカフェということもあり、インキュベーターの存在以外は特に不思議なことはなかったりするでしょうか…ときどきやってくる魔女と呼ばれる客も一応人間ではあるっぽいですし。
終盤にはインキュベーターの陰謀が明らかになってお店が危機に陥りますけれど、それを乗り越えめでたしめでたし…巻頭のカラーページはその先のことが描かれているのでございました。
…はい、こちらの作品はこの1冊で完結…お話自体は普通だったのでございますけれど、最後の展開がインキュベーターにも十分な報いがあったりきちんとしたハッピーエンドであったりと、なかなかよき終わりかたでしたかと思います。
イラストは悪くございません。
百合的にはやはりまどかさんを想うほむらさん、でございましょう…杏子さんとさやかさんもほのかに感じられますかも…?
ということで、こちらもこれまで何冊か読んでまいりましたもの同様に『まどか』のパロディ作品でしたわけでございますけれど、悪いものではなかったかと思います。
とっても大好きで昨日はお会いできましてとっても嬉しゅうございましたあのかたもお好きなシリーズな『その花』の『白雪の騎士』のほうは夏休みも終わって、新学期…その夏休みのバカンスで想いが繋がったお二人、六夏さんと沙雪さんのお二人のご様子を見ていくことになりました。
沙雪さんには家庭の事情があったはずではございますけれど、ひとまずはそれを気にすることなくお付き合いをされることになったご様子…六夏さんはかなり浮かれておりましたけれど、その後ちょっとした受難が彼女を襲うことになってしまいます?
六夏さんはあまり人から注目を浴びるのが好きではなかったり恥ずかしがり屋さんの一面もあったりと、そういうことから沙雪さんとの関係はなるべく隠しておきたかったみたいなのでございますけれど、新学期初日にしてお二人の関係が瞬く間に学校中に広まってしまいました。
それは沙雪さんご自身が問われるままに周囲の皆さんに自分たちの関係を話してしまわれるから…もちろんそれは悪意あるものではなくって、好きな人との関係を少しでも誰かに話したい、という微笑ましい気持ちからきているものなのでございました。
沙雪さんは大人しい雰囲気がございましたり、また基本的に純粋で天然でちょっと世間知らずなお嬢さまでございますので、まさかそういう点、つまり関係をオープンにしてしまう点で紗良さんやエリスさん、瑠奈さんたちと同じ立ち位置になるとは思いませんでした…六夏さん同様に私も少し驚いてしまいましたかも?
沙雪さんのそういう点で六夏さんは少し疲れたりしてしまいますものの、基本的にはとっても初々しくて微笑ましいお二人…この点、やっぱり『その花』シリーズのカップリングにしては珍しい印象でございます。
そう、お二人ともとっても初々しくて、新学期になってからいまだ口づけすらできていない状態…もちろんその先の関係など考えも及ばず(沙雪さんはその知識も持っておらず)、やっぱりそのあたり『その花』のカップリングでは新鮮なところでございましょうか。
六夏さんは新学期になっても色々璃紗さんに相談をしたりするのでございますけれど、それを疎ましく思ったのか美夜さんが彼女にしては珍しく六夏さんと沙雪さんの関係に世話を焼いてあげたり…口づけ以上の関係に進む様に急かそうといたしますけれど、さすがに純粋すぎる沙雪さんには美夜さんといえどその説明をするのがためらわれたみたいで、六夏さんのほうに璃紗さんとの関係を見せつけてみたり…?
…美夜さんはちょっと強引ではございますけれど、でもここまで両者ともに先へ進めないとなると、こうした外部からの刺激が必要になる、のかもしれません?
ここで一度アイキャッチが入りますけれど、もう少し先へ進んでみますことに…六夏さんは優菜さんが自ら書いたご様子な恋愛マニュアルを入手、それで勉強したりもするのでございますけれど、一線を越えることはそう焦らなくてもよいと思うのでございますけれど…?
ともあれ、そうした事柄に触発されたこともあり、何とか沙雪さんをデートにお誘いすることに成功…当日、当初はクラスメイトたちの進めてくださったお店を回ろうといたしますけれど、沙雪さんの言葉で普段の自分がよく行く場所へ行くことになりました。
六夏さんは七海さんや麻衣さんとともに庶民連合を形成しているだけあり庶民なのでございますけれど、その様な六夏さんの普段行く場所は沙雪さんにとってはかえって新鮮でとっても喜ばれました…このあたり、この作品のお嬢さまに似た様なものでございましょう。
別れ際には六夏さんが何か隠し事をしていらっしゃることに気づいていらした沙雪さんが二人きりの今にそれを話してほしい、とおっしゃり、沙雪さんが何でも皆さんに話してしまうことが恥ずかしいこと、そして恋愛経験がなくってどうしたらいいのか解らない、といったことをおっしゃるのでございました。
それに対して沙雪さんは前者は解ってくださり、後者については焦らず自分たちのペースでいいのでは、とおっしゃってくださり…でも、想いは抑えられず、街中にも関わらずお二人はあつい、2度めとなる口づけを交わすのでございました。
…そうして幸せのうちにデートは終わり、さらに沙雪さんはいつでも想いを受け止める準備はできている、なんておっしゃるものですから帰り道に六夏さんは色々妄想してしまい、それを同じマンションに暮らす貴子先生と瑠奈さんに見られてしまったのでございました(何)
翌日、六夏さんのことを想ってなかなか寝付けなかった、とおっしゃったりする沙雪さんがかわいすぎたりと、六夏さんは色々もう抑えが限界に達している模様…陸上部らしくグラウンドを走って発散させているみたいではございますけれど、それでももう限界のご様子でございます。
そこで、イベント実行委員会へ向かう前、ついに沙雪さんへ対してそちらが終わった後に少し残ってほしい、という約束を取り付けたのでございました。
この様なタイミングで二度めのアイキャッチが入りましたり…やはり最近の『その花』は区切りが中途半端な位置になっている印象を受けますけれど、もう少し先へ進めてみます。
放課後、優菜さんをごまかして委員会の部屋の鍵を入手した六夏さん、沙雪さんと二人きりになります。
そこで沙雪さんへ改めて想いを伝え、そしてあつい口づけを交わし…沙雪さんへ気持ちを確かめた上で、さらにその先へと進まれます。
沙雪さんも、六夏さんのその言葉を待っていらしたご様子で、全てを委ねますことに…。
そうして濃厚なひと時を過ごされたお二人、教室を後にされて帰り道もその余韻を味わいつつ幸せな空気のままに一緒に帰られるのでございました。
ついに一線を越えられたお二人、幸せいっぱい…かと思いきや、沙雪さんには少しの不安がございました。
どうやら来週に祖母が…家庭の事情を握る祖母が家にやってくるそうで、それを不安にしていらしたのでございました。
学校の裏庭でそのことで一人悩む沙雪さんの前に、偶然現れたのは美夜さん…その美夜さんがかなり親身になって沙雪さんの悩み相談に乗ってあげていらっしゃいました。
璃紗さん以外のことに興味を示さない美夜さんが人の悩みに、しかもここまで親身になって乗ってあげるのは結構意外…沙雪さんもどこかおかしいいつもの美夜さんではない感じ、と思われておりましたけれど、それって結構ひどい…(何)
そうしたことがございましたので、六夏さんは美夜さんを苦手としているのに対し、沙雪さんと美夜さんの関係はかなりよいものとなりました…ちょうど六夏さんが璃紗さんをよき相談相手にしているのと同じ様な関係、といえるでしょうか。
そうしたある日の放課後、お二人でイベント実行委員会へ向かおうとしていると璃紗さんと美夜さんが現れ、沙雪さんの了解を得た上で六夏さんに話があるといってひと気のない教室へ連れて行ってしまいます。
そこで六夏さんはお二人にこの間の、教室で沙雪さんと二人きりで残られた際に何があったのかを根掘り葉掘り聞き出されてしまいます…六夏さんは恥ずかしいのでもちろん抵抗はいたしますけれど、お二人、特に美夜さんに逆らうことはできず、結局全てを話してしまうことに…。
すると外から拍手が起こり、他のベストカップルの皆さん、さらに沙雪さんまでやってきます…皆さんにも全てを聞かれてしまい、その上で祝福をされたのでございます。
六夏さんはもちろん恥ずかしくなりますけれど、でもそれ以上に他の皆さんに祝福されるのも幸せ…と感じられるのでございました。
そうしたところで昨日三度めのアイキャッチが入りまして、昨日はそこまで…。
昨日はついに六夏さんと沙雪さんが一線を越えられるところまでいきましたけれど、でもそれでもお二人はあくまで初々しく見ていてとても微笑ましい感じでございます。
この初々しさもまた百合の王道といえるところで、とてもよきもの…こうなると残るは沙雪さんの家の問題のみになってきそうでございますけれど、果たしてどうなりますか、引き続き見守ってまいりましょう。
…と、やはり一部誤字などが目についてしまいましたけれど、気にしないでおきましょうか…「沙雪沙」とかはどうかと思ってしまうのでございますけれども…(沙雪さん、と書きたかったです?/何)
昨日はこの様な感じで『その花』を優先して進めましたために『サモンナイト4』のほうはお休みとなってしまいましたけれど、この『白雪の騎士』を終えるまではこちらを優先、ということでよろしゅうございますよね…?
ただ、『サモンナイト4』をお休みして『白雪の騎士』に集中したところで、今年中に終えられるかは微妙、というより難しい状態ではございますけれど…でも、この素敵な皆さんと長くお会いできるのでございましたら、慌ててクリアする必要もないでしょうか(以前しております『ミカエルの乙女たち』はクリアに半月かかっているみたい…)
…この『白雪の騎士』が終わったら、何だか同人版第1作から全ての『その花』シリーズをもう一度やりたくなってきてしまいました、かも…?
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