2013年12月30日

暗く哀しい迷いの森も、明かりを灯す、きっと、きっと。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□夜森の国のソラニ(3)
■はりかもさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○内容評価:★★★★★(4.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、ちょっと不思議な世界を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも基本はそれら既刊同様に夜森の国での日常が描かれておりまして、やはりきらら系4コマにしましては珍しいファンタジーな雰囲気のものとなっております…きらら系のファンタジーな雰囲気のものはこの作品や以前読んでおります『境界線上のリンボ』に以前読んでおります『棺担ぎのクロ。』となかなか良作が多いのでございますよね…。
そして、カラーページがしっかりとカラーで収録されているのも既刊同様…こうした措置をされているきらら系作品って他には以前読んでおります『GA』くらいしかない印象があり、その点でもなかなか珍しい作品といえるでしょうか。

その様なこの作品でございますけれど、この巻になると色々と物事が動きはじめてまいります。
まずは、物語のはじまる当初からおりましたかたがたの、どうして夜森へやってきたのかという理由が明らかになったり、そして彼ら彼女らが目覚めていくもの…彼ら彼女らが目覚めた先、どうなっていくのかも少々気になるところでございますけれど…?
そして物語の根幹である2つのこと、つまりソラニさんの記憶、それと夜森さんと昼森さんがどうして仲違いをされたのか、それもついに明らかになります…これらが明らかになったのが全て夜市さんの口から、というのは少々どうかと思ってしまいましたけれど…。
結論からいえばソラニさんと昼森さんが似ているのはその呼び名のとおり空似以外の何者でもなかったのでございますけれど、それはよしといたしましょう…そして仲違いの理由も(百合的な意味で)なかなかよろしいものでしたのではないでしょうか。

その様な重要なことが明らかになっていくことからも解ります様に、この作品はこの巻で最終巻でございました。
最後はもちろん二人の管理人さんが和解し、ハッピーエンド…そしてソラニさんは…。
この作品がはじまった時点でこの様な結末になることは解っていたことなのでございますけれど、やはり実際にそれが訪れると切ない…それでも、この作品は切ないながらも同時に心があたたまるよい作品でございました、といえるでしょう。

イラストはなかなかよきものかと…過去の評価は過小評価の印象を受けます。
百合的には夜森さんとソラニさんや昼森さんとその付き人さんの関係がそれぞれによろしく、そして最終的には夜森さんと昼森さんの関係もよろしいものになりました。
ということで、こちらの作品もついに最終巻ということに…さみしゅうございますけれど、よい作品でございましたかと思いますし、今年の最後を締めくくるにふさわしい良作でございましたかと思います。


とっても大好きでご多忙な日々が続いていらして心配でございますけれどもご無理はなさらないでご無事でいらっしゃってくださいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』の『白雪の騎士』のほうは、七海さんと優菜さんルートを終えることができましたので次は楓さんと紗良さんルートへ進んでみます。
楓さんは以前しております『ミカエルの乙女』の結果、紗良さんとともにユニットとして芸能界デビューをすることになったわけでございますけれど、その後は一人での仕事も結構増えてきているご様子でございました。
多忙な日々を過ごすうち、ふと自分はどうしてこの様なことをしているのか、という疑問が浮かぶこともございました…普通の学校生活や紗良さんと一緒に過ごす日常を望んでいるはずでございますのに、最近は学校を休むことも多くなってしまって、単独での仕事が増えた分紗良さんと離れることが多くなってしまいましたから。
それでも、自分が雑誌やテレビに出ると誰よりも紗良さんが喜んでくれる、ということで頑張る楓さんなのでございました。

その様な楓さんなのでございますけれど、ある日疲れて帰ってきた紗良さんを見て、自分が本当に望んでいることにはっきり気づきました。
自分は裏方として紗良さんを支えたい…つまりは紗良さんのマネージャになりたい、ということで、これからはそうなれる様に勉強をしたりしていきたいと思うのでございます。
そうなるとアイドル活動は引退しなくってはいけなくって、自分のアイドル活動を喜んでくれていた紗良さんにそれがなかなか打ち明けられずに悩んでしまう…その様な楓さんを見て何かに悩んでいることを察した麻衣さんは優菜さんとともに3年生会を開いてあげて、楓さんの悩みを解いてあげるのでございました。
…そうそう、そういえば3年生会もきちんと存在しておりましたっけ…そして3年生会から除外されている玲緒さんと2年生会から除外されている美夜さんはお菓子仲間…(何)

優菜さんと麻衣さんの励ましもあり、楓さんは思い切って自分の考えを紗良さんへ伝えることに…その際にちょっと言葉の行き違いがあって勘違いが生じたりもいたしましたけれど、それもまた微笑ましいことでございます。
楓さんの話を聞いた紗良さん、自分のことを思ってそう考えてくれた楓さんの意見に反対することなく、賛成してくださいましたけれど、すぐに引退しようとする楓さんについては制止いたします…このあたり、さすが芸能生活の長い紗良さんはしっかりしていらっしゃいます。
これでまずは一件落着、そして明日は紗良さんも久しぶりのオフとのことでデートをする約束をして、その日はお互いの愛を深く確認しあったのでございました。

ここでアイキャッチが入りますけれど、そのまま先へ進みますことに…楓さんのマネージャさんに自分のこれからしたいことをお伝えし、引退については了承されましたけれど、でもまだ仕事がしばらくはあるご様子でそれらは済まさなければならないご様子でございます。
その後は紗良さんとデートをされたりしてひとまず落ち着いた日常を送る中、ふと貴子先生と連絡を取ってお会いすることに…夏のバカンスでもそうでございましたけれど、このお二人は気の合うところがあるご様子です?
貴子先生と話している間に、楓さんは幼き頃の夢を思い出し…どうやら彼女は先生になることが夢だったそうでございます。
それを聞いた貴子先生はマネージャと教師の両方を目指してみるのもありではとおっしゃり、楓さんもそうしようとされますけれど、そのお二人のお話をこっそり聞いていた紗良さんはショックで大声を上げてしまいます…てっきり自分の専属マネージャになってくださると思っておりましたから。
けれど、貴子先生、そしてさらにその場に現れました瑠奈さんに説得され、渋々それを応援することになってしまったのでございました。

と、そこで瑠奈さんが教師のレッスンをしてあげる、とおっしゃり楓さんや紗良さんを貴子先生の自宅に招きます。
そして言葉巧みに楓さんに教師の服装を、そして貴子先生にはミカ女の制服を着せますけれど、これはもちろん瑠奈さん、そして紗良さんがお二人のそういう姿を楽しんだりするためでしたのでございました。
後日、紗良さんはその教師の服装を借りてきて、さらに自室に机と椅子まで用意して再び楓さんにその服装を着てもらって教師と教え子というシチュエーションを設定いたしますけれど、楓さんが意外にもコスプレによるそういう行為に目覚められた雰囲気があり…?

昨日はここで2度めのアイキャッチが入りましたので、ここまで…今日は時間が取れれば先へ進めたいですけれど、もしかすると取れないかもしれなくって、その場合ここ以降のお二人のルート、それに麻衣さんと玲緒さん、璃紗さんと美夜さんルートは来年のお楽しみ、ということになります。
ここまでの楓さんと紗良さんルートについて、『ミカエル』のお二人のルートが相当シリアスでございましたので少し心構えをしておりましたものの、今回はシリアスになりそうなお話ではございましたもののそこまで深刻なことにはならなくって一安心…こちらのルートは楓さんの将来について、という主題っぽいでしょうか。
ともあれ、やっぱり紗良さんは非常にかわいらしい…このシリーズの皆さんは本当にどなたも素敵で大好きなのでございますけれど、かわいいという表現が一番似合うのはやっぱり紗良さんでございましょうか(玲緒さんという強敵もおりますけれど)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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