
□√中学生(2)
■さくやついたちさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としましては、4人の中学生の日常を描いた4コマとなるでしょうか。
と、説明が以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので詳細は省略をいたしますけれど、この説明はこの巻では少し通用しなくなってしまったかもしれません(何)
いえ、この巻の序盤で新キャラが一人登場いたしましたから…そのかたはアルネ・ルルーニカとおっしゃり、月さんと同じ国出身の、そして月さんの護衛役の少女でございました。
月さんとは幼い頃からのお付き合いな、姫と騎士というよりも友人といった間柄…背は(月さんなどとともども)低いものの身体能力は抜群な、でもそれ以外は少々残念な趣のかたでございまして、また月さんの母親を崇拝していらっしゃいます。
アルネさんは護衛の任務という名目で日本へやってまいりまして、国の力で月さんたちと同じ学校に入りましたけれど、微妙に力が足りなかった模様で隣のクラスになってしまいました。
また、その際に月さんが実は本当の王女であることも皆さんに知られてしまいましたけれど、でも日常にそう変化があるわけでもなく…?
お話のほうは、引き続きちょっと個性的な中学生の女の子たちの日常を描いたコメディとなっております。
第1巻で「こちらはきらら系の王道といえる日常のお話になっておりまして、それ以上でもそれ以下でもございません」とか「ですので特筆すべきことは特にない様なきもいたしますけれど」などと書いておりますけれど、この巻でもそれは変わらず、良くも悪くもきらら系の王道路線の作品といえるでしょう。
最終話は皆さんが入学式の、つまり皆さんがはじめてお会いしたときのことを思い返す、というなかなか珍しいかたちで終わっておりました…はい、こちらはこの巻で最終巻となっております。
…カバー下にはおまけ漫画として小学生ver.のお話がございましたり?
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、アルネさんの月さんの母親へ対する崇拝ぶりは多少そうなのかもしれませんけれど…?
ということで、こちらはなかなか悪くはない作品でしたかと…特に波乱のないままに穏やかな日常が続く、という終わりかたも個人的には悪くないと思いますし。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□ニポンゴ(3)
■空えぐみさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上の作品と同時に購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないものとなるでしょうか。
…上の作品同様、外国人が学校にいる日常を描いた4コマ、ということで同時に読んでみました(上の作品はあくまで架空の国、こちらは実在の国々でございますけれど)
内容としましては、海外からの留学生が多くいる高校の1クラスの皆さんの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました既刊の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもやはり国際色豊かな皆さんの日常が描かれておりまして、メインのかたがたが佐藤さんのお家にやってきてますます賑やかになっている、というところでございましょうか。
そのお家へやってきたかたがた以外のかたがたもそれなりに出番があって一安心、というところでございます。
この巻ではお正月を迎えたりと少しずつ時も流れておりまして、終盤では皆さん2年生へ進級をされます。
同時に1年生がやってくるのでございますけれど、そこにはスペインとイギリスとケニア出身の不良な雰囲気をした、また実際不良ぶっている3人組がいらっしゃいまして、2年生の教室に殴り込みをかけてきたりもいたします。
そうはいいましてもこの3人も根はいい子たちでございまして、この作品らしい愉快で楽しいかたがたなのでございました。
この巻の最後では皆さんが修学旅行へ向かわれる、ということになってまいりますけれど、果たしてどうなるでしょうか。
イラストは悪くございません。
百合的にはシャルロットさんの佐藤さんへの想いが相当強めかと思います。
ということでこちらは相変わらず楽しくよき作品でございましたかと…こちらの作品は以前読んでおります『きんいろモザイク』繋がりで既刊を購入をしたわけでございますけれど、でもやっぱりむしろ以前読んでおります『きものなでしこ』のほうに近しい作品といえるでしょうか。
とっても大好きでご多忙な日々が続いていらっしゃってお会いできない日々が続いてさみしく心配でございますけれどもどうかご無理はなさらないでご無事でいらっしゃいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』の『白雪の騎士』は昨年末の続き…楓さんと紗良さんルートの続きから再開でございます。
紗良さんに初の彼女メインのCMのお仕事が入ってまいりまして、大喜びするお二人…紗良さんは彼女の母親の様な大女優を目指していらっしゃり、これが第一歩と意気込みます。
けれど、そのCMの役はツンデレの役でございまして、紗良さんはちょっとイメージがつかめず苦戦…そこで、身近なツンデレな人を演技の参考にしよう、ということになりました。
お二人が真っ先に思い浮かべましたのは璃紗さんと玲緒さんのお二人…そこでさっそくお二人に演技の指導をお願いいたしますけれど、当人たちは自分がツンデレだなんて思っていないですから拒否されてしまいました。
けれど、それを見ていた美夜さんと麻衣さんが協力してくださり、それぞれのカップリングの中でお二人がツンとデレを見せる日常を観察できることに…やっぱり今回の美夜さんって結構皆さんに協力的…(何)
紗良さんは今の自分には観察をすることが大切、と思われ、瑠奈さんという別のツンデレなかたの他、六夏さんと沙雪さんという初々しいカップリングの日常も観察して演技の参考にしていきます…もちろんこれらは本人の了承を得た上でやっておりまして、しっかりメモも取っておられます。
ツンデレといえば雫さんも入るかと思いますけれど、雫さんとエリスさんが登場しなかったのはちょっと残念…と、楓さんも元々はツンデレな人でございましたし、こう見ると『その花』のカップリングってツンデレ率が非常に高いです?(以前しております『はなひらっ!』でさえも主人公さんは立派なツンデレでございましたし、そうでないのは青文字系のかたがたや六夏さんと沙雪さん及び七海さんと優菜さんカップリングくらいなのかも…?)
お家でも紗良さんは日々稽古に励み見事なツンデレ演技に至ってまいりますけれど、そのかわいらしさに耐え切れなくなった楓さんは気持ちを抑えられず…?
そうして迎えました撮影本番、紗良さんは緊張からか練習の成果を十分に出せなかったのでございますけれど、休憩の合間にマネージャさんの代わりにきていらした楓さんの激励を受けて持ち直し、さらに楓さんがカメラマンまでされることになって、完璧な演技を見せてくださったのでございました。
…それにいたしましても、これって一体何のCMだったのでございましょう…?
アイキャッチの後、エピローグへ…先のCMなのでございますけれど、カメラマンをしていたはずの楓さんまで一緒にCMに映っていて、さらにそれが非常に評判がよろしく、紗良さんと楓さんのお二人一緒でのお仕事がずいぶん増えたといいます。
二人一緒にいられる、ということでそれはよいことなのでございますけれど、でも芸能関係のお仕事を引退してマネージャの勉強をしたいと思っていた楓さんにとっては悩ましい事態…それでも、紗良さんを見ていると、その様な彼女と一緒にいられるなら何でもいいかも、と思えるのでございました。
ということでハッピーエンド、楓さんと紗良さんルートも無事に終えることができました。
このルートの主題は将来のお仕事について、ということでございましょう…楓さんは紗良さんのためにマネージャになりたい、あるいは子供の頃の夢であった先生になるのもいいかもと思い、紗良さんは女優を目指す、という…。
このお二人については以前しております『ミカエルの乙女たち』ではかなりシリアスで重いお話になっておりましたので今回はどうかと思っておりましたけれど、今回はそういうことはなく微笑ましいままに終わりましたので一安心…いえ、このシリーズでございましたら一時的にシリアスになっても最終的にはハッピーエンドになりますから、そういう重い話はそれはそれでよろしいわけでございますけれど、ね?
そしてやっぱり紗良さんは非常にかわいらしくて微笑ましい…とってもいい子でございます。
これで残すは麻衣さんと玲緒さん及び璃紗さんと美夜さんルート…過去の例に倣って今日からはまずは麻衣さんと玲緒さんルートを見てまいりましょう。
『サモンナイト4』については、この『白雪の騎士』を終えることができたら再開、ということで…。
『その花』といえば、冬のイベントにてドラマCDが出ておりましてもちろん予約をしたのでございますけれど、他の同人誌何冊かと一緒に予約をしてしまい、その同人誌の入荷が遅れている様子で現状発送の気配が見られません…。
これはとっても悲しく、待つしかないわけでございますけれど、それとは別にふと気になりましたことが…そういえば、昨年の夏のイベントの際にはこの様に以前しております『天使のあこがれ』のお二人のドラマCDも出ましたけれど、今回は璃紗さんと美夜さん及び六夏さんと沙雪さんのものということで、以前しております『天使たちの春恋』のお二人のものがない…。
今春には青文字系第3作となる『天使たちの約束』が出るとのことで、こうなると今夏のイベントで両方のドラマCDが出るのかどうか、ちょっと注目してみます?
…そういえば『玲緒っぽいらじお』のDVDも第3巻を最後に出なくなってしまいましたけれど、すでに本放送は70回を越えているといいますし、それに対しましてDVDは3巻で18話までしか消化できておりませんでしたから、これは仕方ないといえるでしょうか…(私はDVDで聴く派だったのでございますけれども…)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】