
□咲 -Saki-(12)
■小林立さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは過日色々なものと購入をしてまいりましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『シンデレラガールズ あんさんぶる!』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『FATALIZER』と同じかたとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化もしておりまして、またゲームも出ており、その他以前読んでおります『阿知賀編』や下で触れます『咲日和』原作にあたる作品でございまして、またアニメの第2期が今期放送されているはずでございます?
…先日の『マギサ・ガーデン』を読みました際にそろそろこちらを読みたい、と感じましたし、また特に優先して読みたい作品も一通り読み終えましたことから今回ようやく読むことができました(何)
内容としましては、宮永咲さんたちが所属する清澄高校が麻雀の大会を戦っていく、というものでございましょうか。
と、説明がやはり以前読みました第11巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻からはインターハイの準決勝の様子が描かれていきます…皆さんの試合は第2試合ということで、第1試合の模様までは上で触れました『阿知賀編』に描かれておりましたり…?
準決勝で対戦するのは南大阪代表の姫松高校、東東京代表の臨海女子、南北海道代表の有珠山高校ということで、対戦相手全ての都道府が2つに別れた仕様の場所になっておりました(何)
この巻ではその準決勝の先鋒戦及び次鋒までの趨勢がこの巻の半分ずつを使って描かれておりました。
この準決勝において最大の相手は臨海女子の模様…基本は海外の留学生ばかりを選手にしているらしい学校で、ただ先鋒は日本人でなければならないという規則があるらしくその先鋒には個人戦3位の実力者を持ってきておりました。
その様な相手にタコスな子は火力よりも速度を重視しなかなか善戦…終盤はちょっと息切れをした感がございましたけれど、でも十分頑張ったといえるでしょうし、特に前半は彼女の独壇場という感じで見せ場は十分だったのではないでしょうか。
次鋒のまこさんはこれまで同様に扱いが悪い…かと思いきや、今回は彼女の眼鏡に関する回想もありなかなかしっかり描かれておりましたけれど、でも相手の臨海女子の選手が日本とは全然別の麻雀をすることもあり苦戦してしまっておりました…。
…有珠山高校は大将以外は全国レベルでないそうでかなり苦戦をしておりますけれど、でも先鋒と次鋒とかなりほんわかした子たちになっておりまして、個人的には今回の4校で現状では一番キャラクターとしては好きでございましょうか。
イラストはよろしいものかと思います。
百合的には麻雀の試合中心でございますのでそうは感じられないかもですけれど、でもそこはかとなく…?
ということで、お話はついに準決勝、ちょうど『阿知賀編』完結直後のことが描かれることになってまいります…『阿知賀編』なんてものをわざわざ作ったということは、普通に考えれば清澄が決勝戦に勝ちあがってそこで阿知賀の皆さんと対戦するのが自然の流れとなりますけれど、果たしてどうなりますか…?
…と、カバー下はきちんといつものタコスな子の漫画になっております。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□咲日和(3)
■木吉紗さま/小林立さま(キャラクター原案)
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『射』や『シスターはニービスケット』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『本日のアイドルさん』の漫画担当のかたとなります。
こちらは上の作品のスピンオフの一種となりまして、そういうことから同時に読んでみました。
内容としましては、『咲』に登場する皆さんの日常を描きました4コマ作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻ももちろん4コマでございまして、『咲』の皆さんの微笑ましい日常の風景を描いたものとなっております…ですのでよい意味で特に付け加えることはない様な気もいたします?
…と、このくだりも第2巻の感想と同じとなってしまいましたけれど、本当にそのとおりでございまして、でもそれがとっても微笑ましく楽しい、よきものとなっております。
この巻でも長野県の各校や全国大会に登場いたしました学校の皆さん、それに大人なかたがたのお話が1話ずつ収録されておりまして、それぞれ皆さん微笑ましい日常を見せてくださいます。
軽い登場人物紹介もついておりますので、そろそろ登場人物が多すぎて覚えきれない…となってしまっても大丈夫で、それにこの『咲』も対戦相手が増えるごとにキャラクターもどんどん増えていくという収拾のつきづらい作品の割には、以前読んでおります『はやて×ブレード』などと同様にキャラクターを使い捨てにしない、きちんとどのかたにも個性があってよろしいものとなっておりまして、この『咲日和』では麻雀描写がメインでそのために目立てなかったかたがたにもきちんと出番があるのがよろしゅうございます。
その中でも特に愛されていると感じるのが華菜さんで、彼女単体のお話があるだけでもすごいことでございますのに(そんな人は他にいない…)、しかも2話も彼女のお話が収録されておりましたのでまたすごい…もちろん、彼女もまた微笑ましくそれはよきことでございます。
その他、この巻でもやっぱりカラーページがきちんと巻中でございましてもカラーになっております他、下部にちょっとした仕掛けがあり…?
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、かえって原作より感じないくらいかもしれません?
ということで、こちらは微笑ましく楽しいよきものでしたかと思います。
また、先日はさらにこちらも読みましたので…。

□シノハユ the dawn of age(1)
■小林立さま(原作)/五十嵐あぐりさま(作画)
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、上の作品の関連作品らしいことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていないもの…一応ガンガン系ではございますけれど…?
作画担当のかたは上でも触れました『阿知賀編』などと同じかたとなります。
こちらもまた上の作品のスピンオフの一種らしく、1日3冊になってしまいますながらも同時に読んでみました。
内容としましては、麻雀好きの女の子を描いたお話、となるでしょうか。
主人公の白築慕さんは小学生の女の子…麻雀が大好きでお料理が得意な、年齢相応に素直でかわいらしい女の子でございます。
その慕さんは母親と暮らしていたのでございますけれど、ある日その母親が行方不明となってしまい、島根県にいる叔父の家で暮らすことになってしまいます。
転校先で麻雀をしている子たちを見た慕さん、仲間に入れてもらおうといたしますけれど、麻雀が好き、という理由が気に食わないらしく拒否されてしまいました。
その様なある日、松江市にて子供対象の麻雀大会があることを知り、それに参加いたしますことに…純粋に麻雀好きということもあるのでございますけれど、それ以上にその大会で優勝したりして有名になれば母親に自分の存在を知らせることができるのでは、と思ったわけでございます。
ちなみに、その母親が行方不明となった理由は現状全く不明…前日は普通に慕さんや叔父と楽しく麻雀をしておりましたので、本当によく解りません。
その他の登場人物、まず慕さんと同じ学校の石飛閑無さん…勝つために麻雀をしているとおっしゃる、気の強い子でございまして、慕さんのことを拒否したのはこの子でございました。
その閑無さんがライバル視しているのが、去年のこども麻雀大会優勝者の瑞原はやりさん…かわいらしい雰囲気の子でございますけれどその麻雀の実力は本物でございます(ちなみに閑無さんもその実力は確かで、2位にこれる実力はございます)
お話のほうは、幼くして母親が行方不明になるという悲劇に見舞われた慕さんを描いたもの…母を見つけるために麻雀で高みを目指す、ということになるでしょうか。
彼女はその様な悲劇はございますけれど、表面上は明るく振舞っておりますのでそこまで悲壮感は感じられませんかも…もちろん、あくまで表面的には、というところでございますけれど。
この巻ではその様な彼女の境遇やこども麻雀大会にてそのはやりさんと対決し、その末に同じ学校である閑無さんと全国を目指す、というあたり…この先どうなるかは見守っていきたいところでございます。
と、この作品は上の作品『咲』のスピンオフの一つらしいのでございますけれど、繋がりがいまいちよく解らない…。
登場人物も見慣れないかたばかりでございますし…ただ、瑞原はやりさんのお名前だけはどこかで見覚えがあり、どこでかと思いましたら、上で触れました『咲日和』でございました。
この作品に登場するプロ麻雀せんべいのおまけカードに何と彼女のカードが入っており、しかもキャラクター紹介では28歳とされておりました…こちらのはやりさんは小学5年生でございまして、どうやらこちらの作品、本編より相当過去のお話となっている模様でございます。
そこまで過去のお話が本編とどう繋がるのか、それとも別に繋がらないのか、こちらにもちょっと気をつけて読んでいきたいものでございます?
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、小学生のお話な上に今は登場人物もそう多くなく、特には感じられませんけれど…?
ということで、こちらは『咲』のスピンオフながら相当過去のお話になるご様子…悪いものではございませんでしたし、引き続き見守ってみましょう。
とっても大好きでご無事でいらっしゃいますことやまたお会いできますことを願ってやまないあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほう、昨日はほとんどできませんでしたながら『その花』のほうは引き続き『天使の花びら染め』を進めます。
昨日は雫さんのお家にエリスさんがお泊りにくるお話…エリスさんが日本文化に興味を示していることもあり、純和風な邸宅な雫さんのお家にお招きしたわけでございます。
お手伝いさんにエリスさんのことをどう紹介しようか迷う雫さんでございますけれど、彼女が何かを言う前にエリスさんが恋人だとおっしゃってしまい雫さんはあたふた…でもお手伝いさんはあっさりそれを受け入れるのでございました。
雫さんのお部屋はまさに純和風で、彼女の私服も着物でございましたりとまさに大和撫子…エリスさんの私服もとても素敵でございまして、やっぱりこのお二人は一番絵になるといえるのではないかなと思います(皆さんそれぞれに絵になりますけれど、その中でも群を抜いて…)
その様な雫さんのお家では、エリスさんに日本文化に触れていただこうということで華道や書道をしていただいたりいたします。
雫さんは父が書道家、母は華道家とのことでどちらももちろん非常に良い腕前…華道のほうはエリスさんに自由にさせますけれど、書道のほうはちょっと厳しく指導されたりして…?
夜は一緒にお風呂に入って…もちろんエリスさんは我慢できません。
お風呂から上がってお部屋へ戻りますと、すでにお布団が並べて敷いてあり…お手伝いさんが気を利かせてくださったわけでございますけれど、雫さんは恥ずかしくってお布団を離してもぐりこんでしまいます。
けれど、エリスさんがさみしそうでしたり不安そうでしたりなご様子で、雫さんも本当は素直な気持ちになりたいわけで…思い切って自分に素直になって、エリスさんのお布団に一緒に入らせていただきます。
もちろんこれまたエリスさん、そして雫さんも我慢できるわけがなくって、激しい時間を過ごされることになったのでございました。
昨日はそこまででございまして、雫さんのお家での一日を描いたものとなりました…お互いに非常に幸せな一日を送ることができまして、見ているこちらも非常に微笑ましい気持ちにさせていただけます。
あと、何気にお手伝いさんのキャラクターがよい感じなのでございますけれど、続編などには登場いたしましたっけ…ともあれ、この素敵なお二人の日々を今後も引き続き見守ってまいりましょう。
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