
□Lyrical Magic ALL RANGE TURBO
■流民さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは過日色々なものととともに届きましたものとなりまして、過去にシリーズ作品を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
こちらはコミックサイズとなっておりますけれども、以前読んでおります『MERI・CARI ARMOR』などと同様に同人誌となります。
作者のかたは以前総集編を読んでおります『LyricalMagicすとらいかーず 6th⇒9th』などと同じかたとなります。
内容としましては、『なのは』の二次創作作品…このサークル【ryu-minBS】さまが過去に出された同人誌をまとめた総集編となります。
上で触れました『すとらいかーず』はタイトルどおり『StrikerS』のストーリーに沿って進むお話をまとめたものでございましたけれど、今回のものは以前読んでおります『ALL RANGE RELOAD』の様な感じ…つまり特にストーリーの繋がっていない単発の同人誌たちを収録したものとなっております。
お話の時間軸はだいたい『A's』終了後あたりになりますので、メインとなりますのはもちろんそのあたりに登場するかたがたでございます。
収録作品はだいたい2008年〜2009年頃に出された作品を収録したみたいでございます?
お話のほうは、ということで様々なお話を収録したものでございますけれど、全体的にはフェイトさんがなのはさんを好きすぎて仕方ない、といった趣のものになっているでしょうか。
楽しく愉快で軽く読めるお話が中心でございますけれど、でも最後に収録の『なのはとプレシア』はちょっと切なくて泣けてしまう、でもとてもよいお話でございましたかと思います。
…そういえば、なのはさんが家電製品好きというのは公式設定でございましたっけ、それともこの作品の二次創作設定でございましたっけ、何だか記憶が曖昧で…(何)
イラストは悪くございません。
百合的にはフェイトさんがなのはさんのことになるとかなり暴走気味…なのはさんは天然といったご様子でございますので何ともいえないところがございますけれど…?
ということで、こちらは楽しくよいお話たちでございましたかと…やはりこのサークルさまにつきましては、こうして総集編が出ました際には購入をしていくことにいたしましょう。
…どうでもよろしいお話でございますけれど、やっぱりアリサさんが今進行しております『サモンナイト4』のリシェルさんと重なる…(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。

□劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(3)
■ハノカゲさま(作画)/Magica Quartetさま(原案)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★★☆☆(2.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなっております。
こちらはタイトルからも解ります様に以前DVDを観ております様にアニメが放送され劇場版も公開されまして、また以前読んでおりますものなどスピンオフ作品やゲームも出ておりますシリーズの作品となります。
作画担当のかたは以前読んでおります別のコミカライズ版…スピンオフ作品などを描かれたかたとなっております。
…魔法少女繋がりということで、上の作品を読みました際に同時に読んでみました。
内容としましては、魔女と呼ばれる存在と人知れず戦っている魔法少女たちのお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では魔女と化してしまったらしいほむらさんを皆さんが相手するところから…ほむらさんがそうなってしまった背景にはインキュベーターの蠢動があり、円環の理の世界からやってきたというさやかさんは全てを知っておりますのでインキュベーターを相手にせずほむらさんを解放する道を取りますけれど…?
この作品においてさやかさんが終始かなり重要な立ち位置におられ、アニメ本編の扱いを思うと少し意外…その他、マミさんの使い魔になっていたベベが人間化したっぽい(?)あの少女は結局何だったのでございましょうか…。
インキュベーターに捕らわれていた心が開放されたほむらさんは円環の理に導かれることになり、まどかさんが現れますけれど、ここで全員にとって想定外の事態…けれどほむらさんにとってのみは計算どおりだったのかもしれない事態が起こります。
どうやらほむらさんはまどかさんが好きすぎてたまらないあまり悪魔になってしまったらしい…そうしてようやく会えたまどかさんを引き込み、世界の一部を改変してしまわれました。
その世界でまどかさんと一緒に過ごすわけでございますけれど、これは果たして…物語はそれで終わりではございますけれどこれではいずれ破綻が起きそうでございますし、アニメ本編以上にすっきりしない終わりかたといえるでしょうか。
こちらの作品はこれで最終巻、完結となりますけれど…まさか、まだこの先何か続編を作るとか、そういうつもりでは、ございませんよね…?
…ただ、これの第2巻と同時に読んでおります『ほむらリベンジ!』に較べますと、インキュベーターへのリベンジ、という意味ではこちらの作品のほうがむしろ成功していたりもして…?
イラストは悪くございません。
百合的にはほむらさんがずいぶんヤンデレ方向に走ってしまいましたけれど、その分高くなっているといえばそうなっております…百合メインではないと思われるアニメにしてはかなり高め、かも?
ということで、こちらはかなり後味の悪い終わりかたで、ほむらさんがあの様なことになってしまったことなどもあって、個人的にはあまり…といったところかもしれず(特に上の作品など別の魔法少女な作品を読んでしまった後では…)、やはりこちらの作品は今後続編などあるといたしましても、コミカライズ版が出たら購入、以上の行動は起こさないかなと思います?
とっても大好きでご無理はなさらないでご無事な日々をお送りしていらっしゃいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうでラミちゃんフィズちゃんのスキルポイントを貯めつつ、『その花』のほうは引き続き『天使の花びら染め』のほう…エリスさんがまた雫さんのお家にお泊りをした翌日の朝のことが描かれます。
雫さんが目を覚ますと、すぐ隣にはエリスさんの姿…それにとっても幸せを感じるわけでございますけれど、でも同時にとっても恥ずかしくなって、目が合うと布団の中にもぐりこんでしまいました。
その様な雫さんにエリスさんがホットミルクを持ってきてくださるのでございますけれど、雫さんがそれを飲んでおりますとエリスさんが抱きついてきてそれを肌の上へ落としてしまい…?
そうしたこの日は別に休日ではなくって学校がございますから、雫さんはエリスさんを急かします。
けれど、エリスさんは雫さんが目を離した隙に二度寝に入ってしまわれ…その様なエリスさんに雫さんは口づけをするのでございますけれど、ちょうどエリスさんが目を覚まされ、気持ちを抑えられなくなった雫さんは自ら…?
その様なことをされてしまわれましたので学校は遅刻…雫さんは初等部の頃からずっと無遅刻無欠席できたそうでございますのでこれは麻衣さんのとき以上に残念なわけでございますけれど、それより遅刻をすると校門を閉じられてしまっていたのでございますね…。
それを何とか開けていただき、二人一緒に手を繋いで登校…そして、休み時間になって教室から出てきた皆さんの見守る中、雫さんのほうからエリスさんに口づけをして、皆さんにそれを見届けていただくのでございました。
ということで、以前しております『天使の花びら染め』も無事にハッピーエンドでございます。
こちらは雫さんとエリスさんという唯一の3年生カップリングのお話となりましたけれど、最上級生らしくお二人とも大人っぽい雰囲気をされておりどちらもとても素敵…その点からも、ベストカップルを選ぶとすればまずお二人、というのは間違いないところな気がいたします(今回の最後のシーンからも解ります様に、もう完全に公認カップルでございますし)
雫さんは素敵な大和撫子ながらかなりツンデレで負けず嫌いなところがあり、でもそこがとても微笑ましい…一方のエリスさんはまさに西洋美人なわけで性格も自由奔放でそこもまた微笑ましく、やっぱり個人的にはカップリングとしてもキャラクターとしてもこのお二人が大好きで仕方ない、という感じでございましょうか。
その様なお二人のお話も無事に終わり、次は『あまとろちゅ』のセカンドシリーズとなりますけれど、でもその前にまた少しゲーム以外の作品が挟まりますので、まずはそちらからでございます。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
次回か次々回の新作で、必ず、まどかが救ってくれる事を信じつつも、それまでに、ほむらがあんまり「悪い事」をしないでくれる様、祈らずには居られませんし、
やっぱり、紅玉が願った様な、
「まどかとほむらは固く結ばれ、さやか、マミさん、杏子、仁美に見守られながら、いつまでも、いつまでも、幸せに暮らしました。」
と云う結末は、所詮望むべくもないのかなぁ……。
私もその作品につきましてはほぼ似た様な感想を抱いた、となってしまうでしょうか…。
う〜ん、個人的にはあまり長々と続けていただきたくはないのでございますけれど、でもあの様な終わりかたにしたというのはやはりまだ続ける気がある、ということなのでございましょうか…。
この作品についてはあくまで陰鬱なものにしようという意志を感じざるを得ませんし、やはり望めなさそうな気がしてしまいます…。
正直、ちょっとついていくのが苦痛になってしまいましたし、今後はコミカライズ版が出たら読む、程度で見守っていこうと思います…?