2014年02月16日

女の子だけで結婚!?

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□マリッジ・バトル!(2)
■ミズタマさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。

内容としましては、三角関係の女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では第1巻の続きから…ハツカさんはコルリさんとの結婚の約束を思い出され口づけを交わされ、さらにそれを見てしまったイナバさんがハツカさんの気を引こうと(?)記憶喪失の振りをしたりした末にこちらもまた口づけをできましたりと、お二人の気持ちはもう抑えられない状態でございます。
さすがに鈍いハツカさんにもお二人の気持ちは伝わり、でもどちらかを選ぶことなんてとてもできませんので、お付き合いすることも含めしばらく考えさせてほしいと時間をもらうことになりました。

その様な中、イナバさんはハツカさんにとてもよく似た少女に出会うのでございますけれど、これがハツカさんの妹で大学生の(でもなぜか高校生の制服を着ている…)ヒメさんという子でございまして、イナバさんとコルリさんのお二人のお邪魔をしてまいります。
大食いで意外と苦労性のあるこのヒメさんはいわゆる悪役といった趣なのでございますけれど、これもハツカさんを想うからこそのことで…最終的にはイナバさんとコルリさんの気持ちを認めてくださいます。
それで一件落着かと思いきや、今度はさらに上の姉でデザイナーをしているカヤさんが突如帰国、現状を見た彼女はハツカさんにどちらかを選ぶことを要求してまいります。
ここで真剣に考えることになってしまったハツカさん、二人とも好きで、でも二人の気持ちに甘えてばかりではいけない…ということで、何と一人でいる選択をしてしまいますけれど、でも自分でしておいてでもやはりその様な生活には耐えられなくって、その様な中、イナバさんとコルリさんはハツカさんに素直になっていいとおっしゃってくださって…?
最終的にハツカさんが取られた選択し、それはもちろん…個人的には3人で幸せになる、というのはありだと思っておりますので、これはよい終わりかたでしたのではないでしょうか。

はい、こちらの作品、この巻で最終巻でございました。
この作品はメインとなる皆さんのほかにもコルリさんに片想いをする親友のアモイさんや百合な関係な先生と部長さんなど気になるかたがた多くもう少しのんびり読んでみたかったのでございますけれど、仕方ないでしょうか。
ちなみにあとがきには3人で幸せになるルート以外の各ルートの結末も簡単に書かれておりまして、それぞれに百合的に高めなもの…一人ルート、も存在いたしますけれど(何)
その他、各登場人物の名前の由来も書かれておりまして、これはつまり以前読んでおります『犬神さんと猫山さん』と同じコンセプトで描かれたもの、つまり干支をモチーフにしていたのでございました。

イラストはなかなかよろしゅうございます。
百合的には申し分のない作品となったのではないかな、と思います。
ということで、こちらはかなり百合な作品になっておりまして、それだけにこれで終わりなのは残念といえるでしょうか…でも、その終わりかた自体は悪くないものでございましたかと思います。


とっても大好きでお会いできない日々が長く続きますけれどご無事でいらっしゃいますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『4』のほうを先へ進めますことに…忘月の泉にて再び母親に会おうとやってくる主人公のすみれさんでございますけれど、いくら呼びかけても現れてくださいません。
母親の代わりに現れたのはギアン氏で、彼はすみれさんに彼が調べた限りの事情を説明してまいります…つまり切られた樹はラウスの命樹でありそれを切られたために母親となる妖精は泉の向こう側の異空間に閉じ込められ出てくることはできない、と…。
樹を切ったのは人間が別荘を建てるためだったそうでございますけれど、その別荘自体は何者かが大暴れしたために建たなかったそう…それってやはりあの人物なのでございましょうか。
ちなみにすみれさんが装備している腕輪は妖精としての力を抑えるためのもので、ポムニットさんがかつてしていたものと同じ、ということになるでしょうか。

このあたりの説明をするギアン氏はかなり真摯な態度に見え、どうしてその様なことをするのかといえば、すみれさんを自分やエニシアさんと同じ境遇の存在…つまり響界種と認めたからでございます。
ここで彼の過去についても語られますけれど、彼は響界種であるために非常につらい過去を送っておりまして、ですので普通の人間が異分子たる響界種を受け入れることはない、と確信をしております…彼がそう考えてしまう理由も理解はできるでしょうか。
ですのでそのことを話した上で、すみれさんに自分とともにこないか、と誘いかけてまいります…このあたり、彼の態度を見ると本心にも感じられ、ですのですみれさんは心を動かされるのでございますけれど、そこへ他の皆さんがやってきてギアン氏はひとまず立ち去ることになります。

ギアン氏が去った後、すみれさんは少し疲れたから、と何でもない様な様子でお部屋へ戻りますけれど、そこで不安な気持ちがあふれてきてしまいます。
それは自分が異分子でありみんなに受け入れられるかどうか、というもので、以前しております『2』の主人公さんが自分が調律者の末裔であると知った際に受けた葛藤と同じわけでございますけれど、事態は『2』よりは深刻といえるでしょう…『2』の場合は調律者の末裔とはいいましても調律者自体も人間であることに違いはないのに対し、今回は自分は人間でない、ということなのでございますから。
その様な中でミルリーフさんがお部屋へやってまいりまして、すみれさんが不安になっていることを受け入れた上で逃げたりごまかしたりしてもいい、、でも皆さんも心配しているけれど話さないと何も解らない、とおっしゃられます…そう、受け入れられるかは話さなければ解らないわけで、すみれさんは皆さんを信じて話す決意をいたします。

ここで自由行動となり、けれど色々な場所に散っております現在仲間になっているあらゆるキャラ(でもアルバくんとグランバルドさんはいなかった?)から一人を選択してイベント会話をすることになります…これはその『2』で自分の出自で悩まれたお話とちょうど同じ展開なわけでございますけれど、その『2』との最大の違いは『2』では護衛獣(及びメインキャラと目されるアメルさんとネスティさん)は含まれていなかったのに対し、今回はしっかりミルリーフさんもいらっしゃる、ということ…ですのでミルリーフさんを選びまして、すみれさんの決意をより強固なものにいたします。

その後、自由行動で町の外のイベントマークへ…そこではギアン氏が待っておりまして、やはり彼と行動をともにはできないことを伝えます。
ギアン氏の言っていることも間違っているわけではないことは解り、けれどだからといってすみれさんの行動が間違っているわけでもなく、これはもう自分が思っていることが正解ということになるわけで…そして彼女は異なる2つの世界の力を持つ者として、その世界を繋ぐ架け橋として生きる決意を伝えます(もっとも、父親のことを思うとすみれさんはリィンバウムの血は持っていないわけでございますが…)
やはり所詮は相容れない関係か、ということでギアン氏と戦うことに…最後にもう一度彼から誘いがありそれを断ると裏切り者呼ばわりされますけれど、はじめから何もしていない…。
…ここまでの一連の会話の間、すみれさんとミルリーフさん以外の皆さんの発言がなく、皆さんがどう思っているのか全く解らないのが残念なところでございましょうか…皆さん、すみれさんの事情についてはもうもちろん説明をされているのでございます、よね?

戦いのほう、ギアン氏率いる兵士なのでございますけれど、その率いられている兵士が何だかおかしい…鬼憑き兵とか屍人召喚師なんて『2』のあの悪魔たちが行った所業でもしたのかと思われる名前でございますし、魔獣化兵というのも教授の研究を応用したとでも思える様な感じで、これらを一体どうしたのか説明を求めたいところでございます(『2』の同種の存在が現れる過程ってかなり大事でございましたし…)
ともあれ、ブレイブクリア条件はギアン氏を召喚術で倒しつつ彼の送還術を発動させない、というもの…送還術はBランク以下の召喚術を放った場合に発動いたしますので、Aランク以上の召喚術で攻撃すれば問題はございません。

戦い終わり、ギアン氏はとどめを刺す様に言ってまいりますけれど、すみれさんはそれを一蹴…何とかお互いに歩み寄れないかおっしゃるのですけれど、ギアン氏にすればそれが甘いらしく、彼は自分に逆らう者にはあくまで容赦しないといいます。
さらに折り悪く、どうやら農園のほうで召喚獣が暴動を起こしたらく爆発が起こります…この際にアルバくんがサイジェントのときと同じ、とおっしゃったのが以前しております無印をしている身としましては少し嬉しゅうございましたかも?

第16話はそのまま唐突に終わりまして、引き続き第17話へ移行…皆さんは宿屋へ戻っておりまして、暴徒が人間を追い出し農園を占拠しているといいます。
アロエリさんの調査ではそれを扇動したのはクラウレ氏とのことで、確かに無印のサイジェントの暴動と同じ様な感じを呈している雰囲気…裏ではギアン氏たちが暗躍しているわけでございます。
ルシアンさんあたりはそもそも農園の人間が彼らを酷使していたからこうなったとおっしゃり理解を示そうとしますけれど、グラッドさんの話ではここまでの騒動になってしまったために帝国が軍を派遣することを決定したといい、このままでは軍に暴動を鎮圧されるだけではなくギアン氏たちと衝突して人間と召喚獣の戦争になる恐れすら出てきてしまったといいます。
その様な大事になる前に、何とか自分たちで暴動を鎮圧できないか、ということで準備が出来次第そちらへむかうことになりました。

自由行動はメイメイさ…シャオメイさんとの会話のみでございますけれど、彼女がすみれさんやギアン氏よりもずっと強い魔力を持っていることを今のすみれさんは感じ取ることができるみたいでございます。
そのシャオメイさんのお話ではそんな自分でもともに歩んでくれる仲間がいるとか、あるいはシャオメイさんやすみれさんの様に自分が望まないままに強い力を手に入れることになってしまい苦しんでいる人がいるとかおっしゃったりするのでございますけれど、これってやはり『2』や以前しております『3』の主人公さんのことを言っているのでございましょうか…彼女たちは確かにどちらもむしろあの様な力はいらない、と当初は思っている様なかたがたでございましたから(アサミーナさ…無印の主人公さんはメイメイさんとの面識はないはず…)

昨日はその後はミニゲームなどをこなして終了をいたしましたけれど、ガーデンパズルに続いてキッチンのほうもレベルが上げ止まりました。
それもそうでございますし、それに主人公が出自に悩んだりする展開といい、これはやっぱりもう終盤に差し掛かっている雰囲気…果たしてこれからどうなるか、引き続き見守ってみましょう。


一方の『その花』は『あまとろちゅ』の続きから…占いにかこつけた行為の後にお家へ帰ってきたお二人、その日はそうしたこともあり学校で宿題を消化できなかったということもあり瑠奈さんが宿題をはじめます。
滅多にないというその光景に貴子先生は勉強を教えたくてうずうずしてしまいます…でもそれに気づいた瑠奈さんはそうはさせず自分で全て宿題を終えてしまうのでございました。
ちょっとがっかりしてしまう貴子先生でございますけれど、瑠奈さんは気にせずゲームをはじめようとし、そして唐突にデートをしたいと提案してまいりました。
思えばお二人はこれまで学校の登下校以外で一緒にお出かけというものをしたことがないそうで、ですので貴子先生もその提案に乗り気になります。
そこで瑠奈さんが理想のデートプランを語りますけれど、それはあまりにハードルの高いものでちょっと圧倒されてしまいます…でもデートプランを考えるだけでも楽しく、ますます乗り気になるのでございました。

デートへ向けて貴子先生は500枚に及ぶレポートを纏め上げ、そのとおりに行動しようと張り切られます。
けれど、当日になると朝に弱い瑠奈さんがなかなか起きてくださらず、はやくもプランは破綻の様相…瑠奈さんは今日はデート中止とまでおっしゃるにいたり、貴子先生が激しくお怒りになられてしまいます。
普段とは全く違うその迫力に圧倒され震える瑠奈さん…その姿はとてもかわいらしく、私でもそう感じるのでございますから貴子先生が我慢できるはずもなく、そのまま瑠奈さんを押し倒してしまうのでございました。

そうしたこともあり予定は大幅に狂ってしまいましたけれど、でもデートは実行することになりました。
まずは予約していたお店でお食事でございまして、とてもおいしい料理なのでございますけれど、貴子先生はそれをおいしそうに食べる瑠奈さんの姿がかわいらしすぎましてそれだけでおなかいっぱいになるのでございました。
それから一流の場所へ小麦粉を提供しているお店へ行きまして、そこで瑠奈さんの大好きなホットケーキを作るために小麦粉を買って差し上げます。
ここまではよかったのでございますけれど、ここからはプランに沿った行動を取ろうとするあまりちょっと瑠奈さんを引っ張りまわすことに…猫カフェで休憩しようとなったときには瑠奈さんはかなり疲れ気味になってしまっておりました。
それに気づいた貴子先生は反省して、今日はもう夕食のお買い物をしてお家へ帰ることにいたします…瑠奈さんと一緒に楽しむことが第一、と気づいたわけでございます。
…ちなみに、瑠奈さんはどうやら犬派でした模様ながら、猫カフェで猫も悪くないと感じられた模様です?

お家へ帰りますと、瑠奈さんは我慢できずに貴子先生へ抱きつきまして…そのまま色々されてしまわれます。
デートも楽しいですけれどこうして二人でいることがやっぱり何よりも幸せ…ということでよい一日を過ごすことができたというところで昨日は終わりまして、引き続きお二人のご様子を楽しんでいくことにいたしましょう。
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