2014年03月11日

しままん

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□しままん(2)
■bomiさま/木瓜庵さま(原作)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『JA』や『悪魔のリドル』『なのはViVid』などと同じものとなります。

内容としましては、島で暮らすことになった女の子の日常を描いたもの、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも八丈島で暮らすことになってしまいました晴さんと周囲の皆さんの日常を描いておりまして、かなり面倒くさがりやさんな晴さんがそれでも少しずつ周囲に溶け込んでいくご様子が描かれております…といいましても、色々と同様の境遇でございました以前読んでおります『トモダチログイン』のあやめさんほどではございませんけれども。

1話ごとに皆さんが周囲に起こる小さな謎を解いていく、というのも第1巻同様…これらは本当に小さな謎といったところでございますので、なかなか微笑ましいものがございます。
その様な中、まあゆさんは結構終盤まで周囲とあまりなじまないのでございますけれど、彼女のコスプレ趣味については…まぁ、舞台がこの様な場所でございますから、普通ああなりますよね。
終盤、晴さんは皆さんとバンド結成をするなんていうことになるのでございますけれど、その当日にちょっと超展開が発生…とはいいましても、過去と現在とを繋ぐお話、それに少し前のお話に出てまいりました不思議な女の子に関わるお話、ということでそう悪くはないお話でございましょうか。
でも、その後の展開が結構駆け足のままに終わってしまったのは残念でしたかも…本当に終盤の展開はかなり急になっておりまして、打ち切りにでもあったのではと勘繰りたくなってしまいかねません、かも…?

はい、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻でございました。
上で触れました様に終盤の展開がやや急で、過去に飛ばされた晴さんはともかくまあゆさんなどのキャラの掘り下げがそこまでされなかったのがさみしく残念…皆さんよきキャラなだけにそう感じてしまいます。
ただ、終わりかたとしましては、皆さんこれからも仲良く過ごしていく…というものになっておりまして、悪くはないでしょうか。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、よくも悪くも第1巻と変わらず、といったところになるかなと思います。
ということで、こちらはちょっとあっさり終わってしまってさみしさを覚える作品…その意味では残念といえるでしょうか。


また、同時にこちらも読みましたので…。
1冊完結…
□吾輩はタマである
■bomiさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそう…上の作品と同じ作者さまの作品でございましたことから購入をしてみましたものとなります。
コミックスとしましては『ろこどる』や『ハルノカミカゼ』『魔女とほうきと黒縁メガネ』などと同じものとなります。
…上の作品と同じ作者さまな作品、ということで同時に読んでみました。

内容としましては、ある日謎の生物(?)を拾ってしまった女の子と周囲の日常を描いた4コマとなります。
主人公は木野下ゆずさんという高校生の女の子…長い黒髪をしたよい意味で普通の女の子でございまして、この作品で唯一のまともな存在でもございます(何)
ゆずさんはある雨の日の帰り道、捨てられている猫を見つけるのでございますけれど、その中に明らかにおかしな存在がおりまして…?

それがタマさんでございまして、猫耳や尻尾を持つ、でも人間の姿をした謎の存在…本名はもっと非常に長いみたいなのでございますけれど…?
このタマさんはかなり尊大な態度で口も悪いかたなのでございますけれど、ゆずさんに自分を拾えと言ってそのままついていって彼女の部屋に住み着いてしまいまして、ゆずさんも一応受け入れることにしてあげるのでございました。
後にはゆずさんの学校の同じクラスへ編入もしてまいりますけれど、勉強のほうは小学1年生レベルかもっと下かも、というところ…かなりの問題児になってしまいます?

その他登場人物は、ゆずさんのクラスメイトで友人のお二人がいらっしゃいます。
ハルさんは快活でちょっと(かなり?)おバカな感じも受ける女の子で、タマさんに言わせると天然ボケでございます。
未来さんはお金持ちのお嬢さまなのでございますけれど、どこか黒いところを感じる…タマさんに言わせるとバカヤロウとのことです?(このお二人は上の作品の浬さんと咲耶さんに通じるところがございますかも?)
あとはゆずさんが下宿をさせてもらっている喫茶店を経営している、ゆずさんの従姉にあたる百合香さん…適当な性格をしたかた、といったところになるでしょうか。

お話のほうは、不思議な存在なタマさんが巻き起こす騒動を描いたコメディ、といったところになるでしょうか。
タマさんは上で触れました様にかなり尊大、傍若無人なところがあるのでございますけれど、そこが面白いといえまして、それにちょっと常識はずれなところも面白いところでございます。
それに振り回される常識人のゆずさん、というのが王道路線ながらもよろしいものでございます。
終盤にはタマさんの正体が明かされちょっとした波乱も引き起こされますけれど、最後はめでたしめでたし…はい、この作品はこの1冊で完結でございます。
…エピローグでは新たな仲間も加わることになりますけれど、タマさんやその子について、科学部が何も言ってこないのは…気にしなくってもよろしゅうございますか?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、ゆずさんとタマさんの関係などなかなか悪くない様にも感じられますけれど…?
ということで、こちらは1冊完結の作品となりますけれど、悪くはないものでしたかと思います。


とっても大好きでお会いできない日々が長く続いて心配などにもなってしまいますけれどもどうか何事もなくご無事でいらしてくださいますことを心からお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は昨日もまたお休みをしてしまいまして、『その花』のほうのみ…こちらは『ミカエルの乙女たち』の続きでございますけれど、昨日からはいよいよ個別ルートということで、そのカップリングのゲーム第1作が出た順番に進んでいくということでまずは七海さんと優菜さまルートへ進みます。
個別ルートはクリスマスフェスが終了してその帰り道からはじまります。

優菜さまは七海さんのために高級レストランを用意してくださっており、お二人でドレスを着てそちらへ…豪華なお食事にシャンパンまで出る中、七海さんは優菜さまと出会ってから今までのことを色々思い返すのでございますけれど、不意に視界が回りはじめてしまって意識を失ってしまいます?
どうやらシャンパンで酔ってしまって眠ってしまった七海さん、目が覚めるとホテルの一室で優菜さまと二人きり…すでに服が脱がされてしまっておりましたりと、目が覚めてすぐにお二人は…?
七海さんは寝入ってしまっていたためにクリスマスケーキを食べられなかったことにショックを受けたりもしておりましたけれど、それはきちんと優菜さまが取っておいて下さっておりましたので一安心…。

大晦日が過ぎ、元旦を迎えるとすぐに優菜さまからお電話…新年はじめは七海さんとお話したかったとのことで、もちろん七海さんも同じ気持ちでございます。
その様なお二人は初詣を一緒に行くことにいたしますけれど、道中では優菜さまが周囲から視線を集めてしまい、七海さんは少々嫉妬モードに入ってしまわれたり…?
初詣のお願い事、七海さんはもちろん優菜さまとずっと一緒にいられますように、なのでございますけれど一方の優菜さまといえば…七海さんに対することは確かで、また優菜さまらしいといえばそうなるわけでございますけれど…?
おみくじを引いたり甘酒を飲んだりしておりますと、見知った顔…麻衣さんと玲緒さんとお会いしますけれど、お二人は新年から相変わらずのご様子でございました。
玲緒さんは屋台のやきそばが非常に気になり売り切れる前に行くべきとおっしゃるながら、麻衣さんはその様なもの売り切れるはずないから先にお参りをすませよう、とおっしゃいます…まぁ、屋台のやきそばがそうそう売り切れるはずはないながら、でもこの例もございますので一概にないとも言い切れない、のかも…?
璃紗さんと美夜さんにもお会いいたしますけれど、璃紗さんの初々しい姿に優菜さまだけでなく七海さんまで微笑ましい気持ちになるのでございました。

初詣が終わった後はもちろんお二人で熱いひとときを過ごされたご様子で、昨日はそこまで…お二人の冬休みのご様子を描いたもの、というところでございましょうか。
いよいよ個別ルートなわけで、七海さんと優菜さまという非常におなじみなお二人から…優菜さまは相変わらず七海さんとお二人きりのときにはかわいらしいかたでございます。
七海さんは過去作とはかなり雰囲気が変わってしまっているのでございますけれど、これはやはり璃紗さんと雰囲気が重なるので変えてしまった、ということになるのでございましょうか…そのあたりのことは気にしないでおいて、引き続き楽しんでまいりましょう。
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