2014年03月15日

深海魚のアンコさん

先日読みましたコミックの感想です。
まだまだ続く…?
□侵略!イカ娘(16)
■安部真弘さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはこれ以外には持っていないものとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化されておりまして、またDVDは購入できませんでしたものの第2期も制作されました作品となっております。

内容としましては、人類征服のために地上にやってきたイカ娘さんと周囲の人々との賑々しい日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第15巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらず皆さんの真夏な中での日常が描かれておりまして、本当によい意味で変わっていない、楽しいものでございました。
第15巻で登場いたしました警察官のかたも引き続き登場いたしまして、あの看護師のかただけでなくヒーローショーのお姉さんとも繋がりがあることが判明したりいたします?

その様なこの巻はイカ娘さんと先生の対立がさらに深まったり、あるいは渚さんがイカの人の危険性を周囲に認知させようと思うあまり変な方向へ進んでいってしまったりいたします?
他にも鮎美さんの父親の意外な弱点が判明いたしましたり、海中でもやっぱり千鶴さんには敵わなかったり、イカ娘さんの靴の秘密が解明されたり…いえ、これは謎のまま終わってしまい非常に気になるところでございましょうか。
ともあれその様な、相変わらずの夏のお話が楽しく続いているわけでございます…ちなみに巻頭のカラーページは3月のお話となっております。

イラストは悪くございません。
百合的にはやはり早苗さんが、となるでしょうか。
ということで、こちらはもうだいぶ巻数が出てまいりましたけれど、まだまだ続いてくださいそうでそして面白さも薄れないよき作品…第17巻もすでに9月に発売予定と決まっている様子で、またその第17巻にはOVAが(blu-rayで)ついてくる模様でございます(以前読んでおります第14巻といい、1年に一度、夏の時期にOVAつきな巻が出る感じでございます?)


また、同時にこちらも読みましたので…。
よきものでした
□深海魚のアンコさん(2)
■犬犬さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『篠崎さん気をオタしかに!』や『部長に威厳はありません』『生徒会のヒメゴト』などと同じものとなります。
…上の作品同様にこちらも海洋生物関連の作品、ということで同時に読んでみました(何)

内容としましては、人魚のいる日常を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも人魚のいる日常が描かれておりまして、夏に皆さんで山へ行かれたりと様々なことが起こります。

その過程で様々な他の人魚とも出会ったりいたしまして…まず山では川魚系のかたがたに出会って、ツンデレなかたと対決をされたりあるいは熊と戦ったりいたします(何)
引きこもりなかたも登場し、アンコさんが更生のお手伝いをしようとされるのでございますけれど…?
ヒーローに憧れるトビウオな子も登場し、アンコさんをヒーローに勧誘してきて、あのアンコさんも彼女の熱さにやられて一度は承諾したりしてしまいましたり…?
銭湯の番頭さんは人魚なはずながら他の人魚の尾びれを見るのが大好き、という乙見さんに通じる…というより最後には同志となっていたかた…。

そうした多彩なかたがたの出てくる今回もまたとても楽しいものになっておりましたかと思います。
お話はやっぱりコメディで特に難しいことを考えたりせず気楽に読めばよい…というあたりも、案外上の作品に通じるものがあるのかもしれません?
今回登場した皆さんもどなたも面白く、それにアンコさんをはじめ第1巻に登場したかたがたもメインのかたは引き続き登場してよい感じ…乙見さんは相変わらず変態でございますけれど、キャラクターもよい作品でございます。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、上の作品の早苗さん同様に乙見さんがやや危うい方向で感じられる印象が…?
ということで、こちらも面白くよきものでございましたかと思います…その他、帯に以前読んでおります『キルミーベイベー』の作者さまの推薦文が載っていたのでございますけれど、その帯によりますとどうも来月にその作者さまの作品が出るご様子でございます?
…さらにその他、この作品に入っておりました試し読みチラシの作品、以前読んでおります『武蔵野線の姉妹』と同じ作者さまな『邪神ちゃんドロップキック』がなかなか悪くなさそうで、5月に出るらしいとのことで購入してみます?(そういえば『武蔵野線の姉妹』の続刊はどうしたのでございましょう…?)


とっても大好きで長くお会いできない状態が続いて心配や不安もございますけれどもどうか何事もなく日々ご無事にお過ごしくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうで新たに仲間になりましたアフラーンの一族たるシーダさんの経験値貯めを行います。
この際、当初はまずスキルを覚えさせた後にレベルを上げようと思ったのでございますけれど、でも先にレベルを一人で戦えるまでに上げて、以降はシーダさんお一人で戦っていただいたほうが効率がいいのかも、ということで先にレベルを上げることにいたしました。
…シーダさんは明らかに召喚師なのでございますけれど、新たに得られましたクラスが物理攻撃タイプでしたりいたしましたこともあり、物理攻撃と魔法攻撃の両方にバランスよくボーナスポイントを振ることにいたしました…他の皆さんもそうしておりまして、過去作を思うとこれは邪道なのでございますけれど、でも今作はボーナスポイントの割り振りに制限があったりするキャラもおりますので、これでもいい様な気がいたします?


一方の『その花』は引き続き『ミカエルの乙女たち』から七海さんと優菜さまルートの続きから…麗奈先生に諭されて反省した七海さん、翌日には環境整備委員会の皆さんに謝られます。
皆さんもあたたかくそれを受け入れてくださり、優菜さまもそれをあたたかく見守る…そして皆さんも積極的に発言などしてくださる様になり、七海さんも一安心でございました。
その委員会終了後、七海さんと優菜さまは少し残ってお仕事をされまして、その際に優菜さまが心配していらしたことを聞けましたけれど、優菜さまは七海さんが無理をすることで七海さんが他の皆さんを嫌ったり嫌われたりすることを心配していらしたそうで、七海さんが自分の力になってくれようとしたこと自体はとっても嬉しかったそうでございます。
その様なお言葉を聞いて嬉しくなったのも束の間、優菜さまは倒れてしまわれました…。

優菜さまが倒れられたのは過労、とのことで今度こそ無理はさせられず休養をしていただくことになりました。
そして今度こそ七海さんは自分が優菜さまの代わりになると決意…環境整備委員会では卒業アルバム制作のリーダーシップを取られます。
その様な七海さんに環境整備委員会の皆さんだけでなく、ベストカップルの皆さんも積極的に協力をしてくださいます…七海さんはかつてベストカップルの皆さんにも少しきついことを言ってしまっていたのでございますけれど、でも皆さん親身になってくださって、それに対して泣けてしまうのでございました。
ちょっと無理しがちの七海さんでございますけれど、あまり無理をしている様に見えたときには一年生会のお二人がやんわりと止めてくださったりいたしますので安心でございます。

そうしたこともあり、無事に卒業アルバムが完成いたします。
一人で最後の仕上げをした七海さんは教室でうたた寝をされてしまいますけれど、そこへ優菜さまがやってきて、七海さんへカーディガンを羽織らせてくださったりアルバムをチェックしたり、そして七海さんにやさしく口づけをされた後に静かに去っていきました。
七海さんはそれを夢かと思いますけれど、でも確かにアルバムにはコメントが記されておりカーディガンが羽織らされており…。
…このシーン、七海さんがうたた寝をはじめた際には環境整備委員会の教室でしたのが目が覚めるとイベント実行委員会の教室へと背景が変わっており、どうしたというのでございましょうか(何)

優菜さまも無事に復帰いたしまして、環境整備委員会やベストカップルの皆さんで卒業アルバム完成の打ち上げをいたします。
その際に優菜さまは七海さんにこれが終わっても教室に残る様におっしゃり、七海さんは色々と期待をされます。
打ち上げも終わり、教室に二人残りますけれど、優菜さまはこれまでのことのお礼をおっしゃっただけであっさりと帰ろうとされてしまいます。
色々期待していた七海さんは我慢ができず、自分から優菜さまを引き止め…優菜さまは七海さんがそうされると計算されて帰ろうとしたのかと思いますけれど、ともかくお二人は久しぶりの熱いひとときを過ごされるのでございました。

その帰り道、優菜さまは七海さんへ対し、七海さんを自分の後継者にするとおっしゃり七海さんは驚かれる…昨日はここまででございまして、七海さんも一つの山場を無事に越えることができた、といったところでございましょう。
この展開を見るにもう残るはエピローグだけの気もいたしますけれど、ともあれ引き続き見守りましょう。
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