21:55(昨日)/桜花さまへ>
わざわざの拍手、本当にありがとうございます…そして、ご無事で本当によろしゅうございました…♪
スマートフォンに変更されたとのことで、まだ慣れないご様子でございますけれど、少しずつ慣れてまいりましょう…なんて、私はまだ違うのでございますけれど…。
先日読みましたコミックの感想です。

□オパパゴト(1)
■白梅ナズナさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(3.6)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられ、また帯に百合と明記されておりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『お嬢さまは武道会で踊る』と同じものとなります。
内容としましては、お嬢さま学校で擬似家族生活をすることになりましたかたがたを描いた作品、となるでしょうか。
物語の舞台は薔薇ノ宮女学園というお嬢さま学校でございまして、この学校では近年問題となっているという核家族化に伴う家族で培われるべき最低限の対人能力や協調性の欠如した若者増加によるぼっち世代なる社会問題に対処すべく擬似家族計画なるシステムを発動させておりました。
これは学園の生徒からランダムに選ばれたかたがたが擬似家族として生活をし、さらに複数の家族を用意して得点制とし互いを競わせるものとなっております…得点のの高い順に生活水準も変わっていき、低い得点の家族は長屋やダンボール生活になる模様…。
物語の主人公は夏川春日さんというお嬢さまというには程遠い、似たタイプをあげますと以前劇場版のコミカライズ版を読んでおります魔法少女作品の杏子さんに近しい、言葉遣いが荒かったりでも根はいい子でまた身体能力が抜群な、かっこいい子ということになるでしょうか。
その彼女はもちろん擬似家族に選ばれるわけでございますけれど、それ以上の特殊事情を抱えておりまして、実は身代わりということ…本来この学校に通うのは綾ヶ崎春日という同名かつ外見もよく似たお嬢さまでしたもののそのかたは登校拒否状態になっており、また春日さんは父親が借金を作ってしまったということでその担保として綾ヶ崎家に捕まってしまい、強制的に身代わりとして通わされることになったわけでございます(もちろん身代わりになっている、ということは秘密…)
擬似家族のほうなのでございますけれど、きちんと父母と兄弟姉妹の設定がされておりまして、春日さんは父親として入ることになりました。
母役になりますのは高等部3年の常盤紫さんでございまして、こちらはいかにもお嬢さまといった雰囲気をまとったかたでございます。
長男役の九条涼さんは高等部1年生、長男役ということで男になりきっている、『ストパニ』の温暖化の人の雰囲気を感じるかたでございましょうか(何)
長女役の華宮鮎美さんは中等部3年生、その『ストパニ』で例えると千代ちゃんな雰囲気な、春日さんのことを運命の人と感じている趣のある子でございます。
次女役の九朗津亜里亜さんは小学5年生の明るく元気な、三女役の二階堂千賀子さんは小学3年生のクールな雰囲気の、四女役の白鳥うさぎさんは小学1年生の無口な女の子、となっていくでしょうか。
その他登場人物は学園の実権を握り色々破天荒な、以前読んでおります『はやて×ブレード』のひつぎさまを変態化した様な生徒会長さんや、他の擬似家族に所属して涼さんにライバル心を抱く女の子など、といったところになるでしょうか。
お話のほうは、その様な皆さんが擬似家族と暮らしていく様子を描いたお話、となります。
擬似家族のお話、といわれると私はまず以前読んでおります『寄り道ファミリ』が思い浮かびますけれど、この作品は学校のシステムとしてそれを取り入れているのでございますからスケールが全く違います。
また、こちらの作品は帯に「ハイテンション百合コメディー」と書かれておりました様に非常にテンションの高い、そしてかなりおバカな作品でございまして、これは以前読んでおります『B・G・M・R・S・P』あたりに通じるところを感じますかも?
特に春日さんは何も解らないままにお嬢さま学校に入れられただけではなくさらにその様な特殊環境化に放り込まれましたので当初は振り回されっぱなしで、そこがまた楽しいところ…(そして他の皆さんは結構ノリノリに擬似家族生活を送っておりましたりして…)
それでも、彼女は生来のたくましさなどからなじんでいったり皆さんの父親役として認められる存在になったりしていくのでございますけれど、物語はまだまだはじまったばかりで百合的にも部分部分でほのかに感じられる程度…家族の皆さんの掘り下げもこれから、といったところでましてはライバルの家族もほとんど出ていなかったりと、これからに期待でございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、その設定上そこはかとなく感じられますけれど…?
ということで、こちらは相当におバカな作品かとは思いますけれど楽しくよき作品でございましたかと思います…第2巻は夏頃発売とのことで、楽しみにしておきましょう。
とっても大好きでご無事で本当によろしゅうございましてこれからもどうかご無理はなさらないでくださいますことをお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうで引き続きシーダさんのレベル上げでございますけれど、霊属性のミッションをようやく彼女一人で戦える程度になりました…現状ですとそこが一番経験値を得られますので、これで多少は楽になりそうでございます。
一方の『その花』は引き続き『ミカエルの乙女たち』の楓さんと紗良さんルートの続き…朝、優菜さまのお部屋で目を覚ます楓さんでございますけれど、紗良さんから電話がかかってきました。
楓さんがどこにいるのか心配する紗良さんでございましたけれど、優菜さまや麻衣さんとお泊り、と聞いて一安心…。
その様な紗良さんに対し、楓さんは紗良さんのためならどの様なことでもする、と決意を伝えますけれど、どの様なことでも、というのを紗良さんはそのまま受け取って大喜びするのでございました。
楓さんが家へ帰ると、紗良さんが笑顔で出迎えてくださったかと思いきや、そのまま楓さんをどこかへ連れて行きます。
そしてそのままユニットデビューの記者会見に二人で出ることに…そう、紗良さんがユニットを組む相手というのは楓さんでしたわけでございますけれど、今の今までその様なことは全く聞いておりませんでしたので楓さんは呆然とするばかり…。
このアイディアは紗良さんではなく、楓さんとずっと一緒にいたいと言う紗良さんの言葉を受けたスタッフや紗良さんの母親が考えた案だといいます…紗良さんはなかなか楓さんに打ち明けられなかったのでございますけれど、何でもするという言葉を受けてようやく、というわけでございます。
ということで、楓さんも芸能界デビューをすることに…初仕事はバレンタインの日、ミカ女の敷地内にて紗良さんと一緒に写真の撮影会でございます。
休憩時間などには学園の皆さんが自分のファンだといって声をかけてきたりするものですから、楓さんは戸惑ってしまいます…それに、はじめてのことでございますからその日は帰ると疲れてそのまま眠ってしまうのでございました。
それからもモデルとしての仕事は続きまして、紗良さんと一緒にいられるのは嬉しいものの、元来注目を浴びたりするのが苦手な楓さんでございますから、ちょっとまいり気味…お仕事で失敗をしてしまったりもして、気持ちがどんどんマイナス側にいってしまいます。
何も聞かされないままにこの世界に放り込まれた、という事情もありますので社長さんがその日はお休みをくださいまして、楓さんは家にいても気が沈むばかりですので久しぶりにイベント実行委員会の皆さんの様子を見に行くことにいたします。
イベント実行委員会、ベストカップルの皆さんは相変わらず賑々しく楽しそうでございまして、本来そこが居場所で、そこにいることを望んでいる楓さんはその様子をのぞいてさみしい気持ちになってしまいます…。
その様な楓さんの姿を見つけた皆さんは親身になって楓さんを励ましてくださいまして、その皆さんの言葉に感激した楓さん、同時に紗良さんへの想いも新たにいたしまして、皆さんに感謝をしながらその場を後にしたのでございました。
学園の入口には、お仕事の途中でいなくなった楓さんを心配した紗良さんが待っておりまして、お二人はそのままお家に帰って熱いひとときを過ごされます。
その後、紗良さんは一緒にカラオケに行こうとおっしゃり、楓さんはカラオケは苦手だと言うのでございますけれど、紗良さんは楓さんには歌を上手になってもらわないと、とおっしゃりまた波乱の予感を覚える楓さんなのでございました。
ここでアイキャッチが入りますけれど、残すはエピローグだけでございますからそのまま進めてみますことに…波乱の予感は的中し、楓さんは紗良さんとともに歌手としても活動をすることになってしまいました。
イベント実行委員会へ行きますと皆さんがその際の映像を見ていたりして、七海さんはサインをお願いしてきたりして、とても恥ずかしい…さらには楓さんがソロで歌手デビューをすることも決まってしまいます。
楓さんはちょっとまいり気味になりますけれど、紗良さんの夢が叶うまでは逃げたりしない…と決意をされるのでございました。
これで楓さんと紗良さんルートも無事終了、ハッピーエンドでございます。
今作において一番重いルートかなという記憶のあるこのお二人のルートでございますけれど、それ以上に楓さんにとっては波乱のはじまり…後に至るもそうでございますけれど、全登場人物で一番の波乱の道のりを、ここから歩むことになっていきます。
本来平穏を望む楓さんにとってはつらい道にもなりますけれど、全ては紗良さんを想うため…その紗良さんはやはりかわいらしくよろしゅうございます。
そしてその様なお二人のこと、特に楓さんのことを気遣うベストカップルの皆さんの素敵さも感じることができましたでしょうか…確かにイベント実行委員会はもう皆さんにとってとっても大切な場所になっているかと思いますし、そして皆さんの互いに対する信頼感も非常に強くって、そのあたりの関係がとてもよろしいものなのでございました。
今日からは引き続き次のカップリングのかたがたへ…『ミカエル』で残されたカップリングは残り3つ、月末までに終わるかどうかはちょっと微妙で、それ以降はどうしようかちょっと悩ましい…?
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