
□キルミーベイベー(6)
■カヅホさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★★(4.7)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★★☆(4.2)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化もしておりまして、また以前読んでおります様にアンソロジーも出ておりますものとなります。
内容としましては、とある高校に通うおバカな女の子とそのクラスメイトの二人をメインとした4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第5巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもやはりよい意味で相変わらずのものとなっておりまして、おバカなやすなさんとそれに振り回されるソーニャさん、そしてときどきあぎりさんが登場するコント作品でございます。
ですのでここで改めて特筆すべきことはあまりございませんけれど、いつもどおり面白いものでございました、というのは確かでございます。
と、はじめに収録された倉庫掃除のお話に見覚えがあると思いましたら、以前購入をしておりますキャラソンアルバムについてきたDVDに収録されたお話の1つでございました…このアルバムについてきたアニメは本当にどれもレベルの高いお話たちでございまして、これらを観るためだけにこちらを購入しても損はないのでは、と思えます(単体でOVAとして出してもいいくらい…)
その様なこの巻でございますけれど、序盤と終盤で刺客が登場したりいたしますけれど、こちらも相変わらずおバカで笑いを誘う…特に後半の刺客、デスコタツはなかなか斬新で衝撃的ございます。
『キルミー』は1巻に最低でも1話はいわゆる笑いのつぼをついてくるお話があるのでございますけれど、今回もその刺客のお話などいくつかとても面白いお話があって笑わされました。
そういえば、作者さまがあとがきにて「着ぐるみというか何かかぶったり入ったりする回は人気が割りと高いというジンクスが発覚しました」なんておっしゃっておりまして、そう言われると過去もおかしな着ぐるみを着たハロウィンやあのこいのぼりの回などは今思い返しても恐ろしく面白いものでございました…今回もそのジンクス(?)はあるみたいで、ゆるキャラの回はかなり面白かったかと思います。
その他、巻頭は相変わらず実用性に乏しい(何)特別付録と『荒野のキルミー』なる西部劇風のおまけ漫画が登場…カバー下には『殺し屋探偵』なるおまけ漫画もあり、これらおまけ漫画になると没キャラさんも登場する…(何)
イラストは悪くなく、既刊の評価は過小評価の気がいたします?
百合的にはやはりこの不思議な関係のお二人が何ともいえないところでございます?
ということで、こちらは本当によい意味で相変わらずの作品で、これからも長く続いて、そしてできれば今後第2期のアニメを制作していただきたいと思うもの…内容評価を既刊より上げておりますけれど、既刊もこのくらいあっていいと思います。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□ご注文はうさぎですか?(3)
■Koiさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上の作品と同じものとなります。
こちらは今期にアニメが放送されることになっている作品…上の作品同様にきらら系でアニメ化な作品、ということで同時に読んでみました(上の作品の第5巻は『ぷちます!』を同時に読んでおりましたので今回もそうしようかなとも思ったのでございますけれど…?/何)
内容としましては、喫茶店で働く女の子たちを描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読んでおります第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
そう、こちらの作品は喫茶店を舞台にしたお話、ということで分類としましてはお仕事もの4コマ、になる気もするのでございますけれど…それ以上に皆さんの微笑ましい毎日の要素のほうが強くって、やっぱり日常ものの作品になるのかな、と思われます。
この巻でも皆さんの微笑ましい日常が描かれておりまして、皆さん相当にかわいくって本当に微笑ましいものとなっております。
その様なこの巻ではシャロさんに新しい家族ができたり、リゼさんの家へ皆さんで行くことになって色々驚かされましたりと、皆さんの新たな一面なども見ることができます。
ココアさんたちの働くラビットハウスと千夜さんの働く甘兎庵にあるという過去の因縁についても語られますけれど、こちらもそう深刻なお話ではなくって微笑ましいものでございまして…?
巻頭のカラーページはクリスマスを迎えようとする皆さんのお話となっておりまして、こちらも微笑ましい…クリスマス当日のお話も作中の終盤にございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、リゼさんを慕われるシャロさんなどやはりそこはかとなくは感じられるかと思いますけれど…?
ということで、こちらは登場人物の皆さんがかわいらしく微笑ましい作品…アニメ化ということにまでなるとは少し驚かされましたけれど、アニメ化してもおかしくはないと感じさせる作品でございましたかもしれません?
…他に何もなければアニメDVDを購入するところながら、今期は以前観ております『ラブライブ!』の第2期と以前観ております『ぷちます!』の第2期がございますから苦しいでしょうか…きらら系のアニメ化作品は(OVAで購入した以前観ております『Aチャンネル』も含め)最近のものは一通りDVDを購入しておりますからできれば買いたいところではあったのでございますけれど…)
とっても大好きでお会いできない日々が続きましてもご無事でいらしてくださいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』のほうは『5』でクリティカル率の上がる鉱石を集めるために再戦を行っておりますけれど、やはり鬼属性のナガレをたくさん使っておりましたら、霊属性のときと同様に鬼属性の新たなミッションが出現いたしました。
それをクリアいたしますと鬼属性の召喚盟友としてシシコマが得られましたけれど、ミッションの難易度としては霊属性のほうが上…いえ、鬼属性には巨大化した敵が存在いたしませんでしたので…。
同様に機属性と獣属性についてもミッションを出したいところながら、今作もまた女性キャラonlyで進めるつもりでございますので機属性は現状使えず、獣属性に至っては男性キャラを含めても使い手なし…鬼属性の様に召喚盟友として何かが現れるのを気長に待つしかないでしょうか。
一方の『その花』は『天使たちの約束』のほうを…晶さんが捻挫をしてしまい、その様な中で病院の見学をする、ということになるお話からでございます。
晶さんは成美さんやりんごさんに優乃さんと皐さんと同じグループに入っているご様子で、りんごさんが晶さんの足の様子を心配してくださるのでございますけれど、晶さんはツンデレでございますのでちょっときついことを言ってしまわれたりして…そこは成美さんがフォローをして、またりんごさんが天然なこともあり特に何事もなく終わりましたけれども。
午後になって、晶さんの足の痛みはかなり大きくなってきたご様子で、そのために態度が悪い様に見えてしまったみたいで案内の看護師さんに注意を受けてしまいます…すると晶さんは看護師さんに対してもかなりきついことを言って飛び出していってしまわれました…。
その夜、心配になった成美さんが晶さんの様子を見にお部屋へ行きますと、晶さんは泣きじゃくってしまっておりました。
彼女は自分がきついことを言っていることを自覚していて、本当はその様なつもりではなくってきちんとお礼や謝罪をしたいのについあの様なことをきついことを言ってしまい、そしてそれを後悔して泣いてしまっているのでございました…。
成美さんはその様な彼女をなぐさめようといたしますけれど、かなり自虐的になっている晶さんは成美さんのかける言葉を全てマイナス方向に受け取ってしまいます…晶さん自身がおっしゃられた様に、確かにちょっと面倒くさい女、なのかもしれません?
その様な晶さんを泣き止ませようと、成美さんは再び口づけをいたしますけれど、かえってまた泣かせることになってしまいましたり…ただ、その様な晶さんはかわいらしくもあり、成美さんはいずれもっとすごいことをしたいと思ったりもしてしまわれたご様子…?
何とか泣き止んだ晶さん、ファーストキスだけでなく二回もされたということで成美さんに責任を取ってもらおうと下僕になれ、なんて普段の調子を取り戻してその様なことを言います…ちなみにファーストキス云々は成美さんにとってもそうでございましたりして…。
ちょっと晶さんの反応を楽しんでいる節のある成美さんはその要求を受け入れることに…さすがに受け入れられるとは思っていなかったらしい晶さんは一瞬戸惑いますけれど、その後はいつもの調子を取り戻し、お風呂場で髪を洗うことを要求してまいりました。
成美さんに髪を洗われる際の晶さんの様子が色々と子供っぽくってかわいらしい…そして、(下僕なのに)そのお礼にと晶さんが成美さんの髪を洗ってあげると提案をし、一度は断る成美さんなのでございますけれど、その際に少々恥ずかしいことになってしまって結局は受け入れることになりました。
晶さんの洗髪能力はかなり卓越しておりまして、ここはえらそうなことを言うだけのことはあると成美さんも納得…その技術を教えてもらおうと頼む成美さんでございますけれど、晶さんは技術は盗むものとして断ってまいりまして、さらに盗めるまで毎日髪を洗ってあげる、なんてことまでおっしゃられました。
この際に優乃さんと皐さんの様に、なんて例をあげる晶さんなのでございますけれど、それってつまりそのお二人の様にバカップルになりたい、と言っているのと同じ…。
後は晶さんのお部屋で髪を乾かして終わり、なのでございますけれど、ちょっとこの際のやり取りも微笑ましいというか…晶さんはツンデレなのでございますけれど、本当の感情が表情に非常に出やすく解りやすいかたでもあるご様子で、このあたり以前しております『白恋』のさゆりさんとは少々違うところでございましょうか。
でもそれはそれで非常に微笑ましく見ていて楽しくもありよろしいもので、実際に成美さんも見ていて飽きない、もっと見てみたいなんて思われるのでございました。
昨日はここまでだったのでございますけれど、何でございましょう…笑える、という意味でここまで面白い作品ということでは、かつてここまでのものはなかったかも、と思えるほどの作品になっております。
もうとにかく晶さんが色々と愉快すぎるキャラクターになっておりまして、それだけでなくそれを楽しんでいる成美さんとのやり取り、そして天然のりんごさん…これらが揃っておりますので、かなり面白い事態となっております。
まだ成美さんと晶さんはお付き合いをしているわけではない段階ながら、この時点でここまで笑えるという意味で面白いとはちょっと予想外…晶さんのツンデレ分は多少足りない気もいたしますけれど、過去作を全てしたうえでここにたどり着いていればちょうどいいのかもしれません?
晶さんは非常にかわいらしくよいキャラクターでございますね…りんごさんは天然さんという意味でこれまた非常にかわいらしく、何だか癒されるキャラクターでございますし…。
その様な何だか妙におかしくて笑えてしまう今作、これからどうなっていきますのか…引き続き見守ってまいりましょう。
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