
□フレラジ☆(1)
■種田優太さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうでございましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
…帯に先日劇場版コミカライズ版を読みまして以前DVDを観ております『モーレツ宇宙海賊』の茉莉香さん役な声優さんの小松未可子さまの推薦文があり、本当はそのコミカライズ版と同時に読もうかと思いまして、でも先日は他の作品を読んでしまいましたことから、昨日はちょっとこちらを優先して読んでみてしまいました(何)
内容としましては、新人声優さんのお送りするラジオ番組を描いた4コマ、となるでしょうか。
主人公は朱木茜さんという高校生で声優の養成所にも通う女の子…普通のまっすぐないい子ではございますけれど、かなりの上がり性で台詞などかみやすいという声優さんとしてはなかなか厳しい欠点を持っていたりもいたしました。
その様な茜さん、ある日唐突にラジオ番組のレギュラーに抜擢されまして…?
そのラジオ番組は作品のタイトルにもなっております『フレラジ』でございまして、大手事務所4社がそれぞれ新人さんを出してお送りするラジオ番組でございました…そこで選ばれた4人はただ新人というだけではなく、声優としてかなり厳しい欠点を持ったかたがた、という裏面もあるみたいでございますけれど…?(あと全員高校生みたいです?)
それに選ばれた他の3人、まず青柳葵さんはしっかりしたツッコミ役でございまして茜さんの幼馴染でもあり、声優を目指す茜さんに感化されてこの世界に入った子…茜さんの幼馴染とはいえ海外生活が長く、日本語よりも英語などのほうが得意なご様子でございます。
墨田圭さんはすでに結構売れっ子なかたでございまして、ちみっこで髪をツインテールにした本当にかわいい子ながら、台本にあること以外は一切しゃべらないという極度の恥ずかしがりやさん…ですので会話はスケッチブックで行います。
山吹薫さんはちょっとおバカなところのある役者志望の女の子なのでございますけれど、歌が壊滅的に下手という…。
…こうしてみると葵さんだけ何が欠点なのかよく解らない…作中に皆さんの欠点の書かれたコマがございましたものの葵さんのところだけ隠れて見えませんでしたし、謎でございます。
その他登場人物としましては、それぞれの皆さんのマネージャさんや、先輩となる声優さんなど…。
茜さんにはいわゆるシスコン気味の兄がおりますけれど、実はその兄は業界人だったりするのでございました(でも茜さんにはフリーターだと言っていて彼女は事実を知らない…)
お話のほうは、その様な新人声優さん4人の日常をそのラジオ番組を中心に描くお話となります。
皆さん高校生とはいいますけれど学校の描写は全くございませんので、純粋に声優さんのお話…お仕事ものの4コマとなるわけでございます。
新人の声優さんを描いたお話といえば以前読みました『こえたま』などもございましたけれど、ラジオやオーディションなど新人声優さんのすることはかなりしっかり描かれている様に感じられまして、あの意味で参考になりますかも…いえ、もう遅いか…(アサミーナさんの物語的な意味で、ということで…/何)
茜さんの成長物語の意味合いもあり、最後には主役級の役を得るに至っておりましたけれど、果たしてこの先どうなりますか…とにかく圭さんがかわいらしくってよろしゅうございます(何)
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、茜さんと葵さんのお二人の関係がなかなか悪くございませんけれど…?
ということで、こちらは声優さんを題材にしたお仕事もの4コマとなりまして、なかなか悪くないものでございましたかと…続きも見守ってみましょう。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□紫電改のマキ(1)
■野上武志さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうでございましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ミカるんX』や『ゆりめくる日々』『ぽかぽかばんぱいあ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『アンドラの魔女』の漫画担当のかたとなります。
…こちらも上の作品同様に帯に声優さんの推薦文が書かれておりましたことから、そういう繋がりで同時に読んでみました(こちらは以前観ております『ガールズ&パンツァー』のあけびさん役な中村桜さま…)
内容としましては、飛行機のある日常を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は現代日本なのでございますけれど、現実の世界の日本とは少々違ったところがございました…それは、学校の通学に飛行機通学が許されている、というところでございました。
その際に使用する航空機は第2次世界大戦当時のもの、という基本設定があるみたいでございますけれど、このあたりは上で触れました『ガールズ&パンツァー』の様な設定があるのかもですし、深くは考えないでおくことにいたします?
ただ、学校ごとに定められた通学空域というものがある模様で、その空域を侵犯した他校の飛行機は攻撃、撃墜されても仕方がない模様…そのために通学機には護衛の戦闘機がついておりましたり、時には空戦が繰り広げられたりとなかなか物騒なことになっております。
…『ガールズ&パンツァー』の様な競技ではなくこちらは普通に戦っておりますし、撃墜された機体は普通に破壊されており、今のところパラシュート脱出をしたり地上墜落をしても生きている人の姿しか見ないものの、普通に死者が出ていそうにしか見えなくって怖い…。
物語の主人公は羽衣マキさんという、田舎から東京の石神女子高校という学校へ入学した女の子…元気でまっすぐな、意識しなくなるとなまり言葉の出る、うさぎ連れな子でございます。
その彼女の友人の長谷川素子さんが学校で大破放置されていた紫電改という戦闘機を通学用に修復していたのでございますけれど、その素子さんは操縦免許を取得するのを忘れておりましたことから、修復なった日にマキさんが代わりに操縦をすることになりました…彼女は田舎時代に飛行機通学をしており免許を持っていたのでございます。
けれど、飛び立つとすぐに吉祥寺女学院のスピットファイア(イギリスの戦闘機?)に攻撃されたりして、都会の空の物騒さを思い知らされるのでございました…田舎ではこの様なことはなくって、のんびりした飛行機で通学していたのでございます。
その様な石神女子高校、生徒会は戦闘機など放棄して周囲の高校と話し合いで何とかしていこうとしているのでございますけれど、現実問題として攻撃されていることもあり、石上新撰組という有志による護衛が行われたりしておりました。
メンバーは飛燕のお蛍と呼ばれる古嵐蛍さんと零戦のみやびこと甘粕みやびさんのお二人…マキさんは蛍さんに頼まれて護衛に加わることになるのでございますけれど…?
ちなみに、かつてこの学校には紫電改のマキ、と呼ばれるマキさんと同名かつ同じ戦闘機(もとはその人の機体でした模様…)を駆る相当な有名人がいたみたいでございますけれど…?
…そしてそのマキさんが乗ることになった紫電改はなぜかしゃべることができ、でもその声はマキさんにしか認識できないみたいで…?
お話のほうは、その様な通学のための空を守るために戦うことになった女の子のお話…。
かなり吹き飛んだ設定の作品となっておりますけれど、まずはそこは気にしないでおくことにいたしますと、まずまず面白いお話…帯に『ガールズ&パンツァー』の声優さまなコメントがあった様にあの作品の様な兵器と女の子な組み合わせなお話をしたいと思われるお話なのでございますけれど、こちらは競技ではございませんから幾分物騒でしたりして…?
戦闘機の描写などはなかなかしっかりしている印象を受けますけれど、お話のほうはまだまだこれから、といったところ…引き続き見守ってみましょう。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、しゃべる紫電改がややあれな性格をしているものの、それを気にしなければ女の子ばかりでございますからそのあたりは安心です?
ということで、こちらはなかなか吹き飛んだ設定のお話となっておりますけれど、悪いものではないかと思われ…まずは続きを見守りましょう。
…ちなみに紫電改とは日本海軍で使われていた戦闘機…何やら引っかかる響きかと思いましたら、以前のいちごさんの集会で触れております作品に登場するカイ・シデンというかたのお名前が非常に似ており、もしかしてこれから取りました?
とっても大好きでお会いできない日々が長く続いてしまっても陰ながらご無事な日々をお送りくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は『5』のほうで新たに仲間になりましたルエリィさんのレベル上げを行うことにいたします。
その中で新たに出現したクエスト…出撃キャラのHPが25%の状態ではじまりなおかつMPを消費する攻撃ができない、というちょっと厳しい条件ながら経験値は少ない、でもクリアするとパーティ能力が得られるミッションを終えましたら、管理官さんとの会話イベントが発生いたしました。
ここではまたマザーなるかたのことが聞けまして、そのかたは狂界戦争時には島にいらした避難民たちの保護を行ったりしていらしたそうながら、同時に戦後に行われた漫才大会に出場されたらしかったりと伝説の鍋奉行の一人になっていたりと、主人公のアルカさんの調べた記録によるとちょっとつかみどころがない…でも管理官さんによるとそれも人間の感情を積極的に研究するための一環だといい、やはりこのあたり以前しております『3』のクノンさんと同一人物、だということが読み取れます。
その他、新たなミッションから新たな釣りのえさを得られたり、釣りのポイントからは新たな竿を得られたりもして釣りのほうもなかなか順調…そちらもしつつ、レベル上げもしてまいりましょう。
一方の『その花』は引き続き『ミカエルの乙女たち』から雫さんとエリスさんルートの続き…卒業をされたお二人がミカ女の短大へ進学されたところからでございます。
先の卒業パーティで泣いてしまったという玲緒さんが泣いて損をしたと言ってエリスさんと喧嘩をしたりしておりましたけれど、短大はミカ女のすぐそばにあり、こようと思えばいつでもこれる距離だったわけでございます…麻衣さんと玲緒さんルートでの雫さんはそのことがあり卒業パーティの提案を遠慮していらしたわけでございますけれど、今回はそれを失念していらしたご様子でございます。
でも、皆さんとまたお会いできるのは素直に嬉しく、また時間のあるときにはイベント実行委員のお手伝いをしにいく約束をされるのでございました。
二人きりになり、もう制服を着ることはないのですね、と少ししんみりとしたりしてしまいます。
でも、エリスさんの短大を卒業したら次は結婚、という言葉にあたふたしてしまわれたりもして…でも、お互いの想いは同じでございますし、その場で誓いの意味も含め口づけをされるのでございました。
これで雫さんとエリスさんルートも無事終了、ハッピーエンドでございます。
途中かなりハードな展開があったり、あるいは二度もメインたるお二人以外の視点に移ったりと色々大変なルートでございまして、特に卒業式を目前にして長く離れ離れになる展開はなかなかつらく、これならお二人は他のカップリングのルート…特に麻衣さんと玲緒さんルートの展開で進んだほうが幸せなのでは、なんて感じたりもして…?
それはともかくといたしましてもやはりお二人とも素敵なかたで大好き…何だかエリスさんの外見が以前観ております『ストパニ』の静馬さまに似ていらっしゃるだけでなく、雫さんも色々と以前観ております『ラブライブ!』の海未さんに似ていらっしゃる印象を受けましたけれど、でも長い黒髪のかたってそういう雫さんや海未さんみたいな性格のかたが多かったりします、かも?(何)
これで以前しております『ミカエルの乙女』たちも全ルートを終了…引き続き次のゲームへ進みたいところながら、でもその次のゲームとの間にはドラマCDが2つほどあったりいたしますので、まずはそちらを聴いてまいりましょう。
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