2014年04月14日

いつか静かな海で

先日読みましたコミックの感想です。
限定版です?
□艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で(1)
■さいとー栄さま/田中謙介さま(原作)/C2機関さま(協力)
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、とっても大好きでお会いできない日々が続いてしまいましても陰ながらご無事で幸せな日々をお送りくださっておりますことを心から願っておりますあのかたがお好きなシリーズの作品ということもあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『のんのんびより』『こあくまメレンゲ』や『ささめきこと』『ひまわりさん』などと同じものとなります。
こちらは元はゲームとなり以前読んでおりますものなどコミカライズ版や以前読んでおりますものなどアンソロジーも出ており、その他アニメ化もする作品だといいます。

内容としましては、艦娘と呼ばれる存在なかたがたの戦いを描いたお話、となるでしょうか。
こちらの作品はいわゆるオムニバス形式、短編集の様なものとなっておりまして、1話ごとに主役となる艦娘さんが変わる、というもの…もっとも最後に収録されておりましたお話は前後編でございましたけれども。
そして今回の作品最大の特徴は、艦娘さんたちの戦う姿を結構しっかりと見ることができる、ということでございましょうか…いえ、過去に出ましたコミカライズ版やアンソロジーはいずれも皆さんの日常を中心としたものになっておりまして、そういう姿を見ることはほぼございませんでしたので、かえって新鮮…。
私は実際にこの作品のゲームはしておりませんのでより戦うシーンが新鮮に感じられて…航空機発艦シーンなどなかなか興味深くもあったりして?

では日常のお話は何もないのか、というとそうではなくって、穏やかな日常の中に戦いがあり、いつかずっとこの様な穏やかな日々がくる様に戦っていく、という姿を描いたものかな、と感じます。
ですので読んでいてなんだかしんみりくる…随所に史実の艦艇の(特に悲劇的な方向の)ネタを盛り込んでおりましたり、各話の最後のページがその艦娘さん、そして彼女たちの原型となった日本海軍艦艇の魂を引き継ぐ海上自衛艦の紹介になっているのが何ともまた、そういう気持ちにさせられます。
…確かあのかたにお教えいただけたか、あるいはどこかで読んだ設定では、艦娘さんのいる世界は近未来だった気がいたしますので海上自衛艦はかえって過去の存在になったりするのかもしれませんけれども…(何)

イラストはなかなかよろしいものでございます。
百合的にはいかがでございましょう、個人的に「なかったこと」にしているあの要素が全くかけらもなくって、そういう意味ではこのシリーズにしては珍しく全く何の心配もなく読めるということだけでも十分なものかもしれません。
ということで、こちらは色々な意味でよい作品でございましたかと感じられ、現状ではこのシリーズのコミックで一番よいものなのではないでしょうか…ちなみにこちらは限定版での購入となっておりまして、小冊子とコミック収納箱がついてまいりました。


また、同時にこちらも読みましたので…。
プレイ日記…?
□艦これプレイ漫画 艦々日和(1)
■水本正さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.6)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたもので、上の作品と同じ理由で購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていない…というより、これは特に何のレーベルもない様に見えます?
作者のかたは以前読みました『ハナレビの楽園』を描かれたかたとなります。
…上の作品と同じシリーズの作品、ということで同時に読んでみました。

内容としましては、『艦隊これくしょん』というゲームのプレイ漫画となります。
それはつまりどういうことなのかといいますと、そのゲームを進めている様子を漫画にして解りやすく説明、実況してくださっている一種のレポート、ということになるでしょうか。
作者のかたが自らこのゲームをプレイして、その様子をそのまま漫画的にして描いてくださっている、というわけでございます。
過去に私はそういう形式の作品を購入したことはない気がいたしますので、かなり新鮮な作品といえるかもしれません。

ですので主人公は提督になるわけでございますけれど、この作品の提督は小さなひよこ姿をしておりますし特におかしなことはいたしませんので、別に何も気にならないでしょうか。
そして上でも触れましたとおり実際にこのゲームをしたことのない私にとっては、この作品ではじめてこのゲームはどういうものなのか、ということについて実際に触れる機会となりましたので、そういう意味でもなかなか興味深いものでございました。
個人的に一番衝撃でしたのは、同じ艦娘を複数所有できてしまう、ということでございましたでしょうか…いえ、史実の艦艇というのはもちろん同じ名前のものは(同じ艦型なら)1隻しか存在しないものでございますから、このゲームでもそうなのかなとずっと普通に思っておりましたから…。
そういう意味で興味深い作品でございましたけれど、お話としましても皆さんが少しずつ成長していく姿や新たな仲間が増えていく様子など、普通に漫画として面白いものでしたかと思います。

イラストはなかなかよきものかと…『ハナレビ』の評価は少し過小評価の印象を受けます。
百合的にはいかがでございましょう、艦娘さんたちの関係がなかなか悪くない様に見えて…?
ということで、こちらはこちらでなかなか面白い…(やっぱりまだブラウザゲームとかそういうのにちょっと偏見があることもあったり現状RPG系以外のゲームにやる気が出てこないこともあり/何)実際にゲームに手を出す気にはなりませんけれど、引き続き見守ってみようかとは思います。


上でも触れましたあのかたもお好きなシリーズたち、『サモンナイト』は昨日も時間が取れませんでしたのでお休み…少しやる気が減衰してきてしまっている気もいたしますけれど、特に急ぐことはございませんし、できるときにしていきましょう。
一方の『その花』は引き続き『アトリエの恋人たち』のほう…もうすぐ春休みも終わりということで、色々なことがあったと思い返す璃紗さんでございますけれど、その様な璃紗さんに美夜さんが春休みの終わる前にもう一度どこかへ出かけないかと提案してまいります。
もちろん璃紗さんも喜んでそうすることにいたしまして、でもかつてのドラマCDでのお話からやっぱり遊園地はダメということで、少し遠くの町をお散歩することにいたしました。

当日、まずはショッピングを楽しみ、それから食べ歩きをすることにしたのでございますけれど、美夜さんは大食いだけではなくって早食いでもあり、璃紗さんはちょっと圧倒されてしまいます。
夕方、海の見える公園で夕焼けを見ようという話になりますけれど、その町には大きな観覧車もあり、璃紗さんはそこで見たいと言い出します…美夜さんは高いところは苦手でございますからもちろん拒絶いたしますけれど、残念そうにする璃紗さんを見てある条件付で乗ってあげることにいたしました。

条件というのは、観覧車に乗っている間ずっと璃紗さんが美夜さんを抱っこする、というもの…璃紗さん自身も嬉しいことでもあるので別に構わなかったのでございますけれど、やっぱり少し恥ずかしい…。
でもそれ以上に、いつもとは違う弱気な美夜さんを見ることができそれがとってもかわいくって、璃紗さんは気持ちを抑え切れず…?
その様に観覧車では璃紗さんが優位という非常に珍しいものが見られたのでございますけれど、でも観覧車を降りたらやっぱり立場はいつも通りに戻って…?

昨日はそこまででございまして、先日がやや長めでございましたのに較べるとやや短いお話となっていたでしょうか。
けれど、美夜さんの弱気な一面が見られたりして、やはり微笑ましくよろしいもの…引き続き見守ってまいりましょう。
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