
□犬神さんと猫山さん(3)
■くずしろさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなります百合姫コミックスとなります。
こちらは今期にショートアニメながらアニメが放送されている作品となります。
内容としましては、高校生の皆さんの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この作品は十二支に対応するキャラクターを全員出そうとしているご様子で、この巻でも新キャラさんが登場…生物部を廃部にしようとやってきた生徒会長さんと副会長さんがそうでございます。
生徒会長の虎生真梨さんはツンデレ美少女さん、副会長の龍崎乙姫さんはいわゆる王子さまタイプで女子生徒に人気があるかた…由来は名前で解るとおりで、その他お二人ともかなりの野球ファンでございまして、それぞれ名前についている球団の熱烈なファンなご様子でございます(タイガースとドラゴンズ?)
また、お二人は猫山さんの姉と知り合いのご様子ながら、この姉の珠喜さんというかたがなかなかとんでもないかたのご様子で…?
…あと、兎川さんなるちみっこツンデレなかわいい女の子も何気に登場しておりますけれど、ほとんど出番がなくってあとがきでも次の巻で紹介する、なんて書かれておりましたのでそういうことで…(何)
お話のほう、その様な新キャラも加えた中、相変わらずの皆さんの愉快な日常が繰り広げられていきます。
こちらの作品は『百合姫』において以前第2期を観ております様にすでにアニメ化もされた以前読んでおります『ゆるゆり』と以前読んでおります『きものなでしこ』とともに長期安定連載な作品だったのでございますけれど、『きもの』は完結してしまいましたのでこちらに期待…『ゆるゆり』に継ぐ『百合姫』からのアニメ化も、個人的にはこれより『きもの』がするのでは、と思っていたのでございますけれど…(何)
この巻では下の作品における弁官さんの立ち位置にいてまた十二支に対応しないキャラな秋さんに関するエピソードが多かった印象…彼女と犬神さんの出会いの回想などなかなか興味深いものでございました。
その様なこちらは今回もよい意味で相変わらずでございまして、おバカで楽しいもの…やっぱり個人的には杜松さんが色々大好きでございますけれど、生徒会長さんと兎川さんもそれぞれにとてもよいキャラで気になる…(牛若さんはかなり黒いキャラになってまいりました…?)
イラストは悪くございません。
百合的には、新キャラな会長さんと副会長さんは何だかんだおっしゃってやっぱりお付き合いされているご様子でかなり高めの印象を受けます?
ということで、こちらはアニメ化もしてこれからも期待したいところ…アニメのほうはショートアニメということもございますしDVDは購入したいところでございます。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□姫のためなら死ねる(4)
■くずしろさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★★☆(3.9)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『えんどる』『ともだちマグネット』と同じものとなります。
作者のかたは上の作品と同じかた…ということで同時に読んでみました。
内容としましては、平安時代を舞台にした4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でもこれまで同様に宮中の皆さんの賑々しいご様子が描かれてまいりますけれど、中盤でなかなか吹き飛んだ展開が発生…何と清少納言さんと紫式部さんの心と身体が入れ替わる、なんて事態が発生いたします。
この結果一番の騒乱の元となったのはお互いの胸の大きさの違い、というのは何と言うかこの作品らしいところではございますけれど、Cカップで小さい扱いされる世界って一体…理不尽を感じます(何)
その入れ替わりの呪いは彰子さまが陰陽師に行わせたのでございますけれど、その陰陽師は安倍の人なる覆面をしたおバカな女性…同じ苗字を持つ陰陽師の女性化と思われ?
その他、彰子さん関係でいえば彼女に新たな女房が仕えることになりましたけれど、その人…菅原孝標女なるかたは『源氏物語』の極度のマニアでございまして、ひいては作者である紫式部さんのことが大好きで、彼女に近づくために彼女が使える彰子さんの女房になったわけでございます。
その様な人物を、紫式部さん好きな彰子さんがなぜあえて採用したのかといえば、彼女に清少納言さんと同じにおい…つまりおバカで変態で暴走するかた、というものを感じ、お互いにつぶしあってくれれば幸い、と考えたからなのでございました。
今のところあまり出番はないご様子でございますけれど、果たしてどうなりますか…?
あとは冒頭では前巻の最後の通り清少納言さんが帰郷をなさり兄が登場したりもするのでございますけれど…?
イラストは悪くございません。
百合的には新キャラな菅原孝標女さんを含めやっぱり妙に高く感じられます?
ということで、こちらはよい意味で相変わらずといったもの…続きも見守ってまいりましょう。
ゲームのほう、『FLOWERS』は入学して1週間程度がたった頃のお話…主人公の蘇芳さんはまだアミティエのお二人とそれほど仲良くなれていないと感じてしまって少し思い悩んでしまわれます。
彼女のアミティエのお二人、マユリさんと立花さんはそれぞれにかなり社交性の高いかたで、クラスメイトの皆さんが集まりやすいかたがたでございますからよりそう感じられてしまうのでございました。
ですので蘇芳さんも何とか声をかけたりしようと思うのでございますけれど、なかなかうまくいかなくって…このあたりは見ていて(自分自身に姿が重なることもあり)ちょっとつらいかもしれません?
蘇芳さんは考え込むとまわりが見えなくなるところがあるみたいで、アミティエのことについて悩んでいるうちにクラスでは放課後前にホームルームが開かれ、委員会を決めておりました。
気づいたときにはもうほとんど決まっていて、しかも部活に所属していない人は何らかのものをしなければならないということで、危うく風紀委員にされそうになってしまいましたものの、立花さんの言葉もあり適役であると思われる図書委員になることができました。
図書委員になった蘇芳さんは天国な図書室にいるということもあり、普段よりも生き生きしている印象…アミティエのお二人とも普段よりも普通に話すことができております。
その様な中、マユリさんが『嵐が丘』に何か違和感を覚える反応を示していた気がしたりして…?
この学校では体育の授業は全てクラシックバレエになっていて、しかも毎日1回はその授業が組み込まれているとのことで、個人的にはそれはかなり苦痛としか思えない…。
身体が硬い蘇芳さんもそう感じていらっしゃるご様子ながら、問題は他のところにもあるご様子で…?
そうして日々は過ぎ、4月10日のこと…思ったよりも日数がたっていない印象を受けましたけれど、ふとした会話から沙沙貴姉妹、つまり苺さんと林檎さんのお誕生日が4月13日だということを知ります。
ですのでクラスとしてお誕生日会を開こう、ということになってその話し合いをするのでございますけれど、その中でマユリさんとの会話の流れで図書館の本が紛失している、という問題が上がってまいります。
これは結局蘇芳さんが自分で何とかする、ということで落ち着いたのでございますけれど…?
その後またバレエの授業風景になっていきますけれど、何と先生が試験を行う、なんておっしゃいます。
準備運動など基礎ができているか程度を見るものだといいますけれど、そもそもまだバレエに慣れていない蘇芳さんは憂鬱…。
でも、その様な気持ちになったのは彼女だけではなく、マユリさんも意外なことにバレエは苦手らしく、一緒に練習しないかと誘われます。
それはとても嬉しいことではございましてもちろん快諾いたしますけれど、ただその際に立花さんの話題を出したときのマユリさんの反応に少しやきもち的なことを感じたみたい…?
ともあれ二人で練習、という約束ができて浮かれる蘇芳さんではございましたけれど、翌朝のこと…苺さんに呼ばれて慌ててお部屋を後にしようとする蘇芳さん、誤って立花さんのベッドにある本を倒してしまいます。
けれど、そこにあった本というのが、先に出てきた図書室で紛失している本でございまして、これは一体…と、昨日はこの際に現れる選択肢のところまででございました。
何やら少し不穏な気配が漂っておりますけれど、果たしてどうなりますか、引き続き見守ってまいりましょう…そして選択肢に関しては全て直感、蘇芳さんが選びそうなものを選んでいるつもりですけれど、果たしてどういう結末になりますか…?
一方の、とっても大好きでお会いできない日々が長く続いてしまいましても日々ひそやかにご無事でいらしてくださっておりますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』はドラマCDも聴きましたので、次のゲームへ進みます。
昨日からはじめましたのは以前しております『白雪の騎士』…はじめてクリアをしたのがつい3ヶ月くらい前のことでしたりいたしますけれど、よいものは何度してもよいものでございますからよろしいでしょう。
お話は、皆さんそれぞれに1学年進級をされた6月から…以前しております『ミカエルの乙女たち』の主人公でございました璃紗さん視点で物語ははじまります。
璃紗さんと美夜さんの関係は相変わらずなのでございますけれど、その様な日々の中、璃紗さんは1年生の皆さんが1年生のベストカップルを選ぼうとしている、という話を耳にします。
さっそく美夜さんに話しますけれど彼女はもちろん璃紗さん以外のことには興味のないごようすでございましたので、1年生会改め2年生会の七海さんに話すと、彼女の知っているいくつかのことをお教えいただけたりしたのでございました。
それによりますとすでに白雪姫と白雪の騎士と呼ばれる関係なお二人がベストカップルの有力候補になっているそうで…?
1年生のベストカップル、あれよあれよという間に選挙企画も通って実際に投票も行われ、そして当初の予想通りそのお二人が選ばれました。
そのお二人をイベント実行委員会に迎え入れるかどうかという話し合いがもたれまして、もちろん皆さん賛成…かと思いきや、玲緒さんのみ反対にまわってしまいます。
楓さんの説得で一応消極的賛成にまわってくださいましたけれど、玲緒さんが反対したのはただ単に人見知りだからではなくって、卒業後もときどききてくださる雫さんとエリスさんの居場所がなくならないかと心配されたからで…その様な気持ちを知れば、もちろん麻衣さんはぎゅっとされるしかないわけでございます。
そうして新ベストカップルに選ばれましたお二人がイベント実行委員会へやってまいります。
美夜さんはまったく興味なさげでございましたけれど、そうは言っていられない事態に…そのお二人のうちの六夏さんが、璃紗さんに対して親しげな態度を取るとともに抱きついてしまったのでございます。
璃紗さんもどういうことか事情が解らずおろおろしておりましたけれど、それ以上に美夜さんはショックを受けてしまい…?
昨日はここまでで、まずはお話の導入部なわけでございますけれど、この時点では璃紗さんは六夏さんのことを完全に忘れてしまっているという…以前しております『アトリエの恋人たち』での回想で出てまいりました、幼き頃に唯一仲の良かった隣に住んでいた子、というのはてっきり六夏さんかと思いましたのに…(いえ、その頃と今とでは六夏さんは苗字が変わっているとのことでございますので、解らなくても仕方ない…?)
百合なゲームを2作同時に進めることになりましたけれど、これまでも『その花』と『サモンナイト』を同時に進めておりましたし大丈夫、どちらものんびり進めましょう…『サモンナイト』は少なくとも『FLOWERS』が終わるまではお休み、でしょうか(『その花』リプレイは『白雪の騎士』が終わってもドラマCDに『はなひらっ!』にいわゆる青文字系とまだまだ先は長いですから…)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】