2014年05月05日

宇宙一美しい友情あります。

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□こずみっしょん! CosmicMission(2)
■榛名まおさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『ぐーぱん!』などを描かれたかたとなります。

内容としましては、宇宙人の女の子とお友達になった女の子の日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも皆さんの日常が繰り広げられていきますけれど、序盤で新たな宇宙人な子が現れます。
天月未知琉さんというちみっこでかわいらしい女の子がそうでございまして、鈴子さんたちのクラスへ転入してまいりますけれど、当初は鈴子さんのことを敵視しておりました…それは臣美さんのことを取られたと感じていたからで、つまりはやきもちなわけでございます。
未知琉さんは臣美さんを追ってこの地球へやってきた、ということになっておりますけれど、終盤ではその裏に隠された真実が明らかになり…?

お話は、その様な新キャラを迎えて、でも変わらぬ楽しい日常が続いていく様子を描いております。
部長さんと副部長さんの過去のお話もございまして、これは結構あっさり流されたのでございますけれど、何気にこのお二人には大きな秘密が隠されたりしておりましたりして…?
その様なこの巻、終盤では大きな動きがあり…臣美さんが地球へやってきていたのは地球の調査をするためだったのでございますけれど、その任務を終えて帰ることになってしまいます。
そうした波乱要素があることからも解ります様にこの作品はこの巻で完結、最終巻でございまして…結末は王道的展開といえまして、そして鈴子さんと臣美さんの関係もよきものとして終わってくださる、よい終わりかたといえるのではないでしょうか。
…作者さまのあとがきではちょっと打ち切り気味の終わりかただったのかもですけれど、でも個人的にはこの作品、好きでございますよ?

イラストは悪くございません。
百合的には鈴子さんと臣美さんが、友情だとはいいながらもでもそれ以上にも見えるよろしいものでございましたかと思います。
ということで、新キャラさんな未知琉さんもとてもかわいらしく、もう少し長く読んでみたかった作品でございますけれど、これで完結ということでさみしい…でも、終わりかた自体はよろしいものでしたかと思います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
『アトリエといろ』は…?
□コドクの中のワタシ(2)
■華々つぼみさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.6)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.7)

こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上の作品と同じもの…そういうこと、また両者ともに不思議な存在がクラスメイトにいる学園もの、ということで同時に読んでみました。
作者のかたは以前読んでおります『放課後アトリエといろ』を描かれたかたとなります。

内容としましては、かなり個性的なクラスメイトたちと日常を送ることになった女の子を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり上で触れました『アトリエといろ』と同時に読んでおります第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも特殊なクラスメイトと普通の女の子な真由さんの日常が描かれておりますけれど、その様な個性的な面々に新たな仲間が加わることになりました。
それが先生ながら小学生な小柴萌さん(ここで本名が判明…)の助手的存在になっているアンドロイドのP-800…真由さんによってあんこと名づけられたかたでございます。
クールな雰囲気をかもし出したかたながら、かなりの幼女好き…彼女は誰が作ったかは解らないながらずっと眠っており、それを小柴先生が起動させたことから彼女のことをマスターとして慕っているのでございますけれど、これは小柴先生が幼女だからかも…?

お話のほうは、その様な新キャラさんも迎え、相変わらずの賑々しい日常が繰り広げられるさまが描かれております。
一応季節を巡ったお話になっておりまして、けれどその進みはかなりのんびりでございまして、この第2巻でも夏まで…のんびり楽しめるということでそれでよろしいことでございます。
様々なことがあって、概ね楽しくおバカなお話なのでございますけれど、瑞歩さんと女の子の交流のお話やミィちゃんと動物園のお話はちょっと泣かされてしまいましたかも…よいお話でございました。
そして相変わらずリズさんがとてもよいキャラクターで大好き…優さんは少し黒すぎますけれど…(何)

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には真由さんとぐれ子さん及び麗華さんの関係がなかなかでございまして、ぐれ子さんの星は大変なことになった模様です?(何)
ということで、こちらはキャラクターの皆さんがなかなか魅力的でよろしい作品…ところで、同じ作者さまの『アトリエといろ』は続刊が出なくなってしまいましたけれど、まだ終わっておりません、よね…?


ゲームのほう、『FLOWERS』は第7章の続きから…沙沙貴姉妹とともに譲葉さんの件についてマユリさんにかけられた疑いを解くために動きます。
どうして彼女が疑われたのか、その情報について整理をいたしますけれど、譲葉さんの後頭部に殴られた痕があったこと、そして彼女が気を失う前に呟いた言葉が原因でした模様…もっとも、それは誰かの名前ではなくって場所を示すものでしたのでございますけれど…。

そうした中、マユリさんが蘇芳さんと立花さんを夜の聖堂に呼び出してきて、聖母役を降りる、とおっしゃられました。
今の疑われている状況もあり、それに立花さんにこれ以上恨まれるのは嫌だ、ということ…ここでマユリさんは自分の立花さんへ対する気持ち、つまり以前蘇芳さんに話して実は立花さんも陰で聞いていて蘇芳さんとお付き合いするために利用した過去のことを話されます。
それを話して少し自虐的になってしまわれるマユリさんへ、蘇芳さんは自分の過去を話すことで彼女を元気付けようと…いえ、少し意味合いは異なりますけれど、自分を諦めてもらいたくないことを話します。
蘇芳さんの過去を聞いてマユリさんは自分を取り戻しますけれど、立花さんのほうは蘇芳さんに対し引いてしまわれた模様…。

それと同時に、譲葉さんの件についてアミティエで協力して真犯人を探そう、ということになりました。
ただ、その方法が授業をサボって譲葉さんのお部屋を探索する、というもので真面目な立花さんにとってはちょっときつい方法だったのでございますけれど、何とか付き合ってくださいました…この際にえりかさんが譲葉さんのお部屋の鍵を用意してくださったりしたのでございますけれど、どうしてえりかさんはその様なことができましたのか、今回はこれまでで一番簡単でした謎解きよりもそちらのほうが不思議になってしまいます。

譲葉さんのお部屋で得られた情報などを元に、放課後のお茶会でバスキア先生を交えて謎解きをしますことに…人見知りで上がり性の蘇芳さんが皆さんの前でその様なことをされるわけで、緊張してしまいますけれどでもアミティエのためでございますから何とか頑張れます。
今回の謎解きについては、この作品には基本的に人を殴り倒す様な悪人はいない、そして彼女の靴についていた土のことを思えばおのずと答えは見えるもので、選択肢自体はこれまでで一番簡単で明快なものだったかと思います(さすがにダリアの品種までは実際に聞かないと難しいですけれど)
無事にマユリさんへの疑いも解けまして、めでたしめでたしでございます。

ここからマユリさん視点のお話になりまして、その帰り道に蘇芳さんと立花さんが交際の破棄をしている会話を耳にいたします…立花さんは蘇芳さんの隠していたことが耐えられなかった模様でございます…。
それを聞いたマユリさんは嬉しさのほうが勝ってしまい、それがなぜなのかと考えた結果…?
そして、これまで過去の恋の身代わりの様な目で見ていた立花さんへ対する気持ちも一区切りつけることができた模様でございました。

昨日はここまで、第7章の終わりまででございましたけれど、再び3人の関係が元に戻りつつある雰囲気…この作品は春の物語で、その春ももう終わりを迎えようとしておりますけれど果たして結末は近いのか、今の状態ですとどちらのルートに入っているのかを含めまだはっきりとは見えてきませんけれど、引き続き見守ってまいりましょう。


一方の、とっても大好きで日々陰ながらご無事とお元気な日々をお送りくださっておりますことを願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『白雪の騎士』の続き…意を決した六夏さんは、優菜さまに委員会の教室の鍵を借りて、委員会終了後皆さんが帰られた後に沙雪さんとそこに残って…?
ここで一線を越えることになったお二人でございますけれど、その日の帰り道はとっても幸せな気持ちで、翌日になってもその気持ちは消えることはなかったのでございました。

けれど、ここで沙雪さんは少し不安な思いがよぎることに…夏休み、六夏さんの告白を一度断った際に出てきたあの理由によるものでございました。
その様な沙雪さんの前に偶然現れた美夜さんがかなり親身になって相談に乗ってくださって…あの美夜さんが、と思うと玲緒さんの成長を見守った麻衣さんの様な気持ちにもなってしまいます?

それはひとまず置いておかれることになりまして、放課後に六夏さんは璃紗さんと美夜さんに呼び出されまして、先日のことを聞かれてしまいます。
その様なことを話すのはもちろん恥ずかしいですから何とか誤魔化そうといたしますけれど、美夜さんの迫力の前には敵わず、全てを話すことに…すると、その話をひそかに聞いていた沙雪さんを含めた他の皆さんが入ってきて、皆さんでお二人を祝福してくださいます。
ますます恥ずかしくなってしまう六夏さんではございましたけれど、でも祝福されたことは素直に嬉しく感じるのでございました。

昨日はここまででございましたけれど、ここから先はやはり沙雪さんのお家の問題が出てくるはずで、引き続き見守りましょう。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/95395279
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック