
□ひろなex.(5)
■すかさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★★☆☆(2.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(2.5)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
…以前読みました『ご注文はうさぎですか?』アンソロジーにこちらの作者さまの姿がございましたので、このままいくと長らく放置しそうなところを少し優先して読んでみました(何)
内容としましては、探検をしない探検隊を結成したひろなさんこと中村広菜さんとその隊員たちのお話となります。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも相変わらずな皆さんの日常が描かれておりまして、良くも悪くも特筆すべきことはない、という印象を受けますでしょうか。
…既刊の感想で自分でも暴言だと認識できるほどはっきり暴言を吐いてしまっていて大丈夫なのかと心配になりますけれど…?(何)
終盤では長らく行方不明になっておりました広菜さんの父親が帰ってきたりと、多少の波乱が巻き起こります。
その父親は広菜さんの好きな冒険番組とも繋がりがあったご様子なのでございますけれど、まぁ深くは考えなくってもよろしいでしょう…また、本物の超能力を使える女の子も何気にいらしたりいたしましたり…?
最後も皆さんの日常はこれからも続く、という感じで終わっておりまして、日常もの4コマによくある、でも悪くはない終わりかたとなっていたのではないかな、と思われます。
はい、こちらの作品はこの巻で完結、最終巻となっておりました。
…最後の最後のお話を見ますと、やはりあの二人はああなった模様でございますけれど…?(何)
イラストは悪くございません。
百合的にはない、といってよいのでございますけれど、広菜さんと美緒さんの関係が悪くなかったり、ご友人にも悪くないご様子なお二人が見受けられたりいたしますので、このくらいにしておきましょう。
ということで、こちらはあとがきによりますと8年ほども連載されていたとのことで、これと同時に購入をしておりまして以前読んでおります『落花流水』が10年の連載といい、時の流れを感じて恐い(何)…それはともかく、この作品自体は普通のきらら系作品かな、という程度の印象にとどまるでしょうか。
また、同時にこちらも読みましたので…。

□△コンプレックス(2)
■鴨鳴アヒルさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★★★(4.5)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらも上の作品とともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましても上と同じもの…そういうこともあり、またこちらもこのままでは長らく放置されそうでございましたり、あるいは帯の煽り文句が似通っていた(上は「いつか中学生だったあなたに贈る(以下略)」、こちらは「かつて子どもだった全ての大人たちに捧ぐ(以下略)」こともあり同時に読んでみました。
内容としましては、夫婦を演じることになった二人の女の子とその周囲を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻でも円さんと鋼音さんのお二人や周囲の皆さんの日常を描いておりまして、特にそのお二人の関係は時がたつにつれて演技を越えたもの…つまり本当に好きあっている関係になっていきます。
その様な中、まずはその演技をすることになってしまった元凶となった人物のほうの関係に進展があり…つまりもうその様な演技はしなくても大丈夫になったのでございますけれど、その様なこととは関係なくお二人は今の生活を続けていきます。
そのまま穏やかで幸せな日常が続くかと思われたのでございますけれど、ある日鋼音さんの母親にお二人の関係が知られ、そして認めることはできない…と言われてしまいます。
これはある意味仕方のないこと、といえるのかもですけれど…でも、ただ認めないというのではなく、母親はある条件を課してそれをクリアできたら関係を認める、とおっしゃられました。
それはお二人が20歳になるまで離れ離れになって暮らし、それでも想いが変わらなかったら…というものでございまして、色々悩みはいたしますけれど、お二人はその条件をのみ、離れ離れで暮らすことになりました。
そうしてエピローグでは数年後が描かれていきますけれど…お二人は無事にその障害を乗り越えて一緒に暮らす様になっている姿が見られ、百合的に申し分のない終わりかたとなっておりました。
はい、こちらの作品もこの巻で完結、最終巻となっておりました…凛子さんの出番がエピローグでもずいぶん少なめでございましたのは仕方のないところなのでございましょうか(何)
イラストは悪くございません。
百合的には円さんと鋼音さんの関係が最終的にはこれ以上望めないほどのものになっておりますので、申し分ないでしょう。
ということで、こちらは何だか第1巻の印象があまりよくなかった感じがしたこともありむしろ『ひろな』よりも読む気がなかなか出なかった作品だったのでございますけれど、まずまず悪くない…百合的にいえばかなり高い作品だったのではないかな、と思います。
ゲームのほう、『FLOWERS』は第8章の続きから…ある日曜日、急遽アミティエ関係の面談が行われることになったのでございますけれど、先生は蘇芳さんとマユリさんの関係を知っている様子で、それを遠まわしに問題だとおっしゃりこのままではアミティエを解散しなければならない、なんておっしゃられます。
と、そのことについて、このときの雰囲気を見ると先生は蘇芳さんだけにこういうことを言ってお相手のマユリさん、あるいはもう一人のアミティエの立花さんには何も言わなかった様に感じられたのでございますけれど、結末を見るともしかするとマユリさんには話していたのかも…?
学院の七不思議である真実の女神が関わる返還の儀式も滞りなく終わり、でもマユリさんが消えることはその後数日ございませんでしたので結局噂は噂で済ませられるものかと思い安堵すべきところではございましたけれど、蘇芳さんは先生の言葉があり気が気でない…。
次の日曜日にはマユリさんとピクニックの予定があり、その際に話を切り出そうと思っていらしたのでございますけれど、その日曜日…目を覚ますと、マユリさんも立花さんも姿を消しておりました。
不安になり学園中を探し回った末に元々の待ち合わせ場所へ行ってもやはり誰の姿もなく、でもマユリさんが書いたと思われる相合傘の落書きを見て少し気持ちが落ち着く…と、その様な蘇芳さんの前に先生と立花さんが現れ、かなりショックなことを通達してまいりました。
…結果的に、学園七不思議のその件に関しては正しかった、ということになってしまったわけで…。
これでエンディングとなるのでございますけれど、これはかなり後味が悪くってバッドエンドなのかな、と感じ…でも、エンディング後に開示されましたギャラリーモードで確認できるエンディングリストを見る限り、どうやらこれが正規のマユリさんルートの結末っぽい…。
少なからずショックなのでございますけれど、本当にこれが本当にマユリさんルートの定められたただ一つの結末なのか、信じられない…というより信じたくない気持ちが大きいですし、これはもう1周、選択肢をもう少し気をつけて選んだ上で見極めたい気がいたします(選択肢については百合ゲージの色が私の感じたとおりでしたら見極め可能でございますし)
その他、エンディングに達したということでゲーム起動時の映像が少なからず変化をしたりもいたしまして…?
一方の、とっても大好きで長くお会いできない日々が長く続いてしまいましても陰ながらご無事でいらしてくださいますことを願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は『白雪の騎士』のほう、六夏さんと沙雪さんルートを終えましたので、例によって初登場されたゲームが発売した順なカップリングなルートを見ていくことにいたします。
ですのでまずは七海さんと優菜さまルート…2学期になり、七海さんは優菜さまの跡を継いで環境整備委員の委員長になるべく、優菜さまから色々教えていただいたりしておりました。
その甲斐もあり、他の環境整備委員のかたかたも頼られる存在になることができました。
これで七海さんも安泰、かと思われたのでございますけれど、沙雪さんの存在に七海さんは危機感を覚えてしまいます。
環境整備委員になった沙雪さんはとても優秀で、それに容姿端麗ということもあり次期環境整備委員は沙雪さんになるのでは、という噂も流れてしまい、七海さんはそれをとても気にしてしまいます。
その結果ちょっと頑張りすぎてしまい、でも優菜さまはその様な七海さんの気持ちも見抜いていらっしゃいまして…?
ある日の休日には優菜さまのお部屋でお二人勉強をされて…ふと、七海さんは優菜さまがもう間もない間に卒業をされることを思い浮かべてさみしくなってしまいます。
その様な彼女に、優菜さまは卒業しても一緒にいることを伝えるとともに、今のこの時間を大切にしようともおっしゃって…。
昨日はここまででございまして、七海さんの沙雪さんへ対する危機感は優菜さまのお言葉もあり終息した様にも見えますながら、でもまだもう少し尾を引いたはずで…?
ひそかに六夏さんもやきもきしている姿を見られましたけれど、どうなりますか…引き続き見守りましょう。
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