
□あまんちゅ!(8)
■天野こずえさま
○イラスト評価:★★★★★(4.5)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(4.3)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『南鎌倉高校女子自転車部』『ひらめきはつめちゃん』『バガタウェイ』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『ARIA』と同じかたとなります。
内容としましては、とある田舎の夢ヶ丘高校に入学、そしてその高校のダイビング部に入部することになった2人の女の子の物語でございます。
と、説明がやはり以前読みました第7巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
その第7巻では秋のお話が展開されておりましたけれど、この巻では冬のお話…冬の入りはじめからクリスマスや大晦日を経て初詣をされるまでのお話が描かれております。
大晦日からお正月にかけては皆さんで賑々しく過ごされるのでございますけれど、双葉さんにとってはそれが新鮮であり、そしてまた過去の自分との変化を感じるものになって、この約1年での彼女の成長を見ることができるでしょうか。
その様なこの巻では先輩さんの気遣いを感じることのできるお話がございましたり、初詣ではこの作者さまらしい少し不思議なお話があったりいたしますけれど、でもやっぱり一番目に付きましたのは光さんの家族関係のお話でございましょうか。
おばあさんはこれまでも少なからず出てきておりましたけれど、この巻ではその他の家族の皆さんが登場し、そして結構重要な役回りを果たしたりしておりました。
謎の人魚の伝説では祖父の姿を、そしてクリスマスのお話では妹さんがメインになっております…光さんは祖父母に両親、そして兄と妹という家族構成なご様子で、光さんを見れば解ります様によい家族でございます。
ちなみにダイビング要素といたしましては、この巻ではその祖父と妹さんのお話の2つ、が大きいでしょうか。
イラストはよろしゅうございます。
百合的にはやはりメインのお二人の関係がなかなかよい感じで…?
ということで、こちらは気づけばもう第8巻、とこの間はじまったばかりの印象がまだありますながら結構な巻数を積み重ねてまいりました…皆さんの季節ももうすぐ一回り、1年を経た春の風景を見ることになるのか、引き続き見守りましょう。
とっても大好きで長くお姿を見ることができなくなっておりますけれども陰ながらご無事でいらしてくださいますことを日々願ってやみませんあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『白雪の騎士』から麻衣さんと玲緒さんルートの続きでございます。
今回は玲緒さんが「黒髪会」なる謎の組織について調査をするお話…エリスさんや美夜さんに個別にたずねるだけではなく、何と七海さんと紗良さんに璃紗さんと六夏さんに沙雪さん、それに瑠奈さんまで巻き込んで皆さんで捜査をしたりいたします。
それでも結局何も得るものはなくって、最終的には諦めることに…この際に玲緒さんが皆さんのために打ち上げパーティをしておりまして、玲緒さんの成長を垣間見られますかも?
一方、自分の知らないことがあるのは許せない、それに自分が一番の黒髪キャラだと自負する美夜さんは独自にその組織について調べるのでございますけれど、最後にはその組織に取り込まれてしまいますことに…。
昨日はそういったところでちょっとおバカで面白いお話でございました…引き続きのんびり見守ってみましょう。
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