2014年05月26日

こもりクインテット!

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□こもりクインテット!(1)
■杉井光さま(原作)/Tivさま(作画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、何となくよさそうに感じられましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『はろーにゅーわーるど』や下の作品あたりと同じものとなります。

内容としましては、ロックバンドを結成した高校生の女の子たちの活動を描くお話となります。
物語の舞台は響ヶ丘高校という、音楽科もあって音楽が盛んな様子の高校…主人公の相原チカさんは明るく元気な女の子で、そしてドラムをしておりまして高校に入ったらロックバンドをしようと思っておりました。
この学校はかつて彼女の母親も通っており、そして母親もロックバンドを組んで半ば伝説級になっていらしたそうで、チカさんも同じ部活に入ろうと思ってこの学校を選んだのでございますけれども、その母親たちが伝説級の名を残したためにその後の部員がプレッシャーに耐えられなくなってその部は廃部になっていたのでございました…。
途方に暮れてしまったチカさんにバンドの誘いの言葉をかけてくださった女の子がいたのでございますけれど、そのバンドはちょっと特殊でございまして…?

チカさんが誘われましたのは、弦楽四重奏団を組む女の子たちのところ…いうまでもなくクラシックな楽器を奏でるかたがたなのでございますけれど、彼女たちはその楽器のままにバンドをしようと考えているらしく、でもドラマーは必要かなということでチカさんを誘われたのでございました。
もちろんチカさんは当初かなり戸惑われ、一度は遠慮をするのでございますけれど、最終的には参加させていただくことになりました。
ちなみに作品のタイトルはそのバンドの名前から…四重奏団のときにはブレーメン四重奏団という名前を使っておりまして、その『ブレーメンの音楽隊』の逸話を元にこの名前にしたわけでございますけれど、命名者以外はまだ認めてはいない模様です?

一緒にバンドを組むことになった、その四重奏団のかたがた、まずチカさんに声をかけてきたチェロ担当の江ノ島典子さんは明るく元気でちょっとおバカな感じも受けるかたになるでしょうか。
部長になるヴィオラ担当の上原すみれさんは長い黒髪のしっかりされたかた…相当しっかりしたかたでございまして、またお家は少々貧乏だといいます?
ヴァイオリン担当の伊集院珠緒さんはいかにもツンデレお嬢さまという趣のあるかたで実際お嬢さまなのでございますけれど、母親はロックが嫌いな模様…ただその割には妙に詳しく、過去に何かあった雰囲気があり…?
同じくヴァイオリンな奥村こよりさんはちみっこで大人しくかわいらしい、ロバの様な獣耳があり動物と様子な不思議な女の子…音楽の実力は相当あるご様子でございます。

お話のほうは、その様な皆さんがバンドを組んで活動をされていくお話、でございます。
バンドものなお話、というとこれまでにも少なからず目にしてまいりましたけれど、その中でもこちらはやや異色の部類に属するのではないかなと思われ…クラシックな楽器を用いたままでドラムだけ加えてバンドをされる、というのでございますから。
そのあたりのギャップが面白く、また登場人物も皆さんそれぞれにかなりよろしい感じで、楽しい作品でございます。
ただ、そうした異色な活動をしていくと途中で少し違和感も生じてくるわけでございまして、この巻の終盤ではそれが原因で少し波乱が起こりますことに…それは解決しないままでこの巻は終わりでございまして、これは続きを見守りましょう。
…その他、巻末にはタイトルの由来にもなっております『ブレーメンの音楽隊』の簡単なあらすじ漫画が載っていたりいたします?

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょうか、登場人物は皆さん女の子のみになりますのでそのあたりは安心して読めそうでございます?
ということで、こちらは色々となかなか面白い作品でございまして、引き続き見守ってまいりましょう。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アンソロジーです
□艦隊これくしょん -艦これ- 電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編(3)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『はろーにゅーわーるど』と同じものとなります。
こちらは元はゲームとなり以前読んでおりますものや以前読んでおりますものなどコミカライズ版が出ていたりし、またアニメ化もする作品だといいます。
…上の作品と同じコミックスということで同時に読んでみました。

内容としましては、『艦隊これくしょん』のアンソロジーとなります。
と、説明がやはり以前読んでおります第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っているかたといたしましては…何とどなたもおられませんでした。

お話のほうは、ということでそういうことでございます(何)
こちらの作品は個人的に「なかったこと」にしている要素がかなり多くって悲しくなりましたかも…いえ、「なかったこと」にしておりますからこれ以上は触れませんけれど…。
ただ、こちらの作品は特色として史実の解説をしているお話が多い、という印象…史実の艦艇や航空機のスペックを解りやすく紹介しているお話がいくつかございまして、そちらの知識を先に持っていた私の様な人はともかくこの作品から史実にアプローチしようというかたにはよろしいかもしれません?
あと、このシリーズは1周年らしく、その記念というわけか表紙イラストは全員が載っているご様子で、またそのカバーイラストを描かれた坂崎フレディさまのお話『鎮守府体育祭』にも極力たくさんのかたがたを出そうとしている雰囲気を見られましたかもしれません?

イラストはやはりアンソロジーでございますので玉石混淆かとは思いますけれど、悪くはございません。
百合的にもやはり作品によって、といったところ…上の作品よりは少なめでしたかもですけれど、でも作品によっては高めでございます。
ということで、こちらは史実を解説したお話が目立ったりと、他のアンソロジーとは違った楽しみかたがある印象です?


とっても大好きで長くお会いできない日々が続いてしまいますけれども陰ながらご無事と幸せを日々願っておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は引き続き『白雪の騎士』から麻衣さんと玲緒さんのお話の続き…といいましても今回はエピローグでございます。
玲緒さんはすっかり麻衣さんの弟や妹と仲良くなっておりまして、もう玲緒さんも家族の一員に見えて麻衣さんはそれがとっても幸せ…いずれ玲緒さんと結婚したときのことを考えてしまうのでございました。

これで次は残された最後の1カップリングのルートをすることになりまして、今週末に届く予定なこの『白雪の騎士』の番外編的なゲームに間に合いそうです?
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