
□超次元ゲイム ネプテューヌ 〜めがみつうしん〜(4)
■アイディアファクトリーさま・コンパイルハートさま(原作)/葉生田釆丸さま(漫画)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日いくつかのコミックとともに購入をいたしましたものとなりまして、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『閃乱カグラ』などのいくつかのコミカライズ版と同じものとなります。
こちらは元はゲームでございまして、またアニメ化もされた作品のコミカライズ版となりまして、これ以外にも以前読んでおります『はろーにゅーわーるど』というコミカライズ版も出ております。
内容としましては、異世界ゲイムギョウ界を守護する女神たちの日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をいたします。
この巻では、第3巻に出てまいりました古代女神なるかたがたの素性…彼女たちは記憶を失っておりましたので、それを調べるべくネプテューヌさんが彼女たちとともに過去へ向かうお話からはじまります。
過去でかつての彼女たちにお会いすることができまして、謎は解けたのでございますけれど、彼女たちは魔王の封印を維持するために眠りについていたみたいです?
その魔王について、どうも封印が解けたのではないのかという疑惑が浮上いたしまして、それと同じタイミングでレイさんという眼鏡な少女が現れます…終盤は彼女が絡むお話となってまいります。
ドジっ子な彼女が実は魔王なのではないか、とも思われ…終盤では彼女の内に眠る力を何とかするために女神の力を注ぎ込む、ということになりました。
けれど、それを行うと注ぎ込んだ側の女神は力を失いかねないということで皆さん逡巡するのでございますけれど、苦しんでいるレイさんを放っておけないということでネプテューヌさんがそれを行うことになりました。
結果的には大丈夫でした模様でございますけれど、その隙を突いて敵組織が攻撃を仕掛けてきましたり…どうもレイさんの確保もしようとしていたみたいでやはり彼女は特殊な存在っぽいのですけれど、それははっきりしないままに終わりました。
そうした騒動も一段落し、皆さんの楽しい日常はこれからも続く…ということでこちらは完結、最終巻となります。
結局レイさんの謎も解けず、また敵組織も普通に逃げてしまったりと、お話としては完結していない印象…ですのでちょっとすっきりしない終わりかたでございましょうか。
このあたりは、もしかしなくっても原作となるゲーム版などで完全に語られたりしていたりいたします?
イラストは悪くないのでございますけれど、既刊の評価はさすがに過大評価な印象を受けます。
百合的にはやっぱり何だかそこはかとなく感じられます…基本的に登場人物が女の子ばかりだからかもしれません?
ということでこちらはこれで最終巻でございまして、原作がゲームのコミカライズ版なためか、ちょっとはっきりしない終わりかた…真相を知るにはゲームをしましょう、ということなのかもしれません?
…あと、なかなかどうでもよろしいことながら、第3巻までは原作者名はコンパイルハートさまのみでしたのに、この巻のみはなぜかアイディアファクトリーさまという様にメーカーの名前が一つ増えておりました(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。

□超次元ゲイム ネプテューヌ 電撃コミックアンソロジー
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたものとなりまして、気になる作品ということで購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『いおの様ファナティクス』や『ぷちます!』などと同じもの…大判サイズな電撃コミックスでございます。
…タイトルから解ります様に、上の作品の関連作品ということで同時に読んでみました…この作品と同時にもう1冊同じ作品のアンソロジーを購入しておりますけれど、でもこの作品のコミカライズ版ももう1冊残っておりますのでそれはそちらと同時に読みますことにしてひとまず後回しということで…(何)
内容としましては、タイトルからも解ります様に上でコミカライズ版を読みました『ネプテューヌ』のアンソロジーとなります。
この作品はコミカライズ版の1つな『はろーにゅーわーるど』同様タイトルに小さく『THE ANIMATION』と書かれておりますことから、アニメ版を基にしたアンソロジーの様子でございます。
…といいましても、私はこの『ネプテューヌ』については原作となるゲームもアニメも手にしておらず、コミカライズ版でしか触れたことがないことから、差異が解らないわけでございますけれど(何)
参加していらっしゃる作家さまで私がコミックなどを持っていらっしゃるかたといたしましては、作品の掲載順に上で触れました『はろーにゅーわーるど』の御影獏さま、上の作品『めがみつうしん』漫画担当の葉生田釆丸さま、以前読んでおります『ハナレビの楽園』などの水本正さま、以前読んでおります『ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち』漫画担当のしのづかあつとさまがいらっしゃいました。
『ネプテューヌ』コミカライズ版2作品ともの担当者さまがいらっしゃるのはさすが、といったところでございましょうか。
お話のほうは、ということでその作品のアンソロジー…アンソロジーらしくおバカで楽しい雰囲気の作品がほぼ全てとなっております。
メインはもちろんネプテューヌさんでございますけれど、おバカな子でございますよね…その他、そのネプテューヌさんのことが大好きな妹さんなネプギアさんのお話なども結構目立っていた印象を受けます?
イラストはアンソロジーでございますので玉石混淆ではございますけれど、悪いものではございません。
百合的にはお話によりますけれど、この作品は登場人物が皆さん女の子でございますのでそのあたりは安心…お話によっては感じられるものもございます。
ということで、こちらはなかなか悪くないアンソロジーでございましたかと思います。
…私はこの手のアンソロジーはあまり購入しないことにしておりますけれど、この作品は上で触れました様に登場人物が皆さん女の子ばかりですので安心、ということで購入をしたのでございました…いえ、いくら原作の百合要素が高くても、例えば以前しております『Fate/EXTRA CCC』の様に主人公が男女選択式でしたりメインキャラに男性キャラがいたりすると、アンソロジーもそれに応じたものになってしまいますから手が出ないわけで…。
とっても大好きでご無事な日々をお送りくださっておりますことを日々陰ながらお祈りしておりますあのかたもお好きなシリーズな『その花』は『はなひらっ!』の続き…放課後を迎え、今日は皆さんで佳織さんのお家でお泊りをすることになりました。
佳織さんのお家へ行く前に、街のほうでのんびりしていくことに…およーふくを見たり、ゲームセンターで遊んでいったりいたします。
それからは小春さんが夕食を作る、ということになりまして皆さんでスーパーへお買い物へ行かれるのでございました。
この際に小春さんはよいお嫁さんになれる、というお話が出てまいりまして、真琴さんは小春さんの、佳織さんはあまねさんのお嫁さん姿を妄想して悶えることに…。
と、昨日はそこまででございましたけれど、ここにきてずっと頭から抜けていたためにちょっと衝撃的に思えた事実が判明…。
いえ、この『はなひらっ!』という作品はこちらのサークル【ふぐり屋】さまの紹介ページによりますと同じ学校が舞台ないわゆる「赤文字系」な『その花』シリーズとは別の世界観のお話、となっておりましたので時系列が大幅に違う年代の違うお話か何か、かと考えていたのでございますけれど、昨日の皆さんのお買い物の際の会話で町でリリ・プラチナムを見た、なんて台詞がございまして…。
それはもちろんエリスさんのことでございまして、つまり皆さんはエリスさんがいる時期の生徒、ということになり…つまりは「赤文字系」の皆さんと同年代、ということになるわけでございます。
そうなっても特に問題はないのでございますけれど、ただ一つ個人的に問題と思えることがあり…その皆さんと同年代かつ高等部な生徒になるとすると、少なくとも小春さんと真琴さんがベストカップルに選ばれていないのはおかしい、ということでございます。
このお二人は六夏さんと沙雪さんの様な感じで周囲に見られているとしか思えず、そしてかなり素敵なお二人でございますから間違いなく選ばれると思うのでございますけれど…?(佳織さんとあまねさんについては…あまねさんがそういうタイプではない印象?)
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